【5万円以下炊飯器】高級機レベルの旨いご飯が、この値段で味わえるの!?【MONOQLO 2024年ベストバイ】

『MONOQLO』2024年ベストバイを発表

2024年も『MONOQLO』は、最新のものからちょっと変わったユニークなものまで、家電やガジェット、ビジネス用具、グルメやインテリアなどなど、ありとあらゆるモノを専門家と徹底検証してきました。

そこで1年を振り返り、2024年に『MONOQLO』がテストしたものから、特におすすめの製品を『MONOQLO』2024年ベストバイとして厳選しました！

【『MONOQLO』2024年ベストバイ】の記事一覧はこちら

今回は、数ある製品の中から「年間MVP20」に選ばれた、5万円台なのに10万円台クラスの炊飯器のご飯が炊ける、タイガー魔法瓶「IHジャー炊飯器炊きたて JPW-X100」です。

タイガー魔法瓶「IHジャー炊飯器炊きたて JPW-X100」

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5万円台なのに10万円の高級機に迫るモッチモチな炊き上がり!

タイガー魔法瓶「IHジャー炊飯器炊きたて JPW-X100」が、「5万円以下炊飯器」部門で『MONOQLO』2024年ベストバイを獲得！

「おいしいごはんが食べたい」は、 お米が大好きな日本人なら誰もが願うところ。そして、メーカーもそれに応えるべく、毎年のように「よりおいしいごはん」が炊ける新製品を投入しています。

特に新型コロナの流行以来、内食を楽しむ人が増えたこともあり、高級炊飯器の売れ行きが好調をキープ。本誌でも毎年、各社の高級炊飯器の最新モデルを追ってきました。

しかし、確かに高級炊飯器で炊いたごはんはおいしいのですが、さすがに10万円という価格は高すぎるという意見があるのもごもっとも。

そこで、2024年は価格をぐっと下げて「5万円以下」の炊飯器に目を向けてみたところ、以前よりもごはんがおいしく炊けるようになっていることに気付いたのです！

理由として考えられるのは、高級炊飯器で蓄積した技術やノウハウが、下の価格帯の製品にもフィードバックされた可能性。そのため、全体に炊飯器のレベルが上っているのでしょう。

テストには令和6年産のコシヒカリ（無洗米）を使用。事前の浸水なしで炊くという厳しい条件でしたが、本製品はそれを感じさせない最高の炊き上がり。「通常炊飯」モードでは、噛むとモチモチとして弾力のある食感を楽しめました。でんぷんが糊化していて、旨みと甘みも広がります。

「これが3万円台の炊飯器で炊いたごはんとは信じられない」と、テスターは一同に驚愕。特に、モッチリ食感が好みなら相性は抜群でしょう。

加えて、「冷凍ご飯」「保温」も 味に厳しい識者が満点評価。「早炊き」はわずかに満点におよびませんでしたが、総合的なおいしさの評価は13製品のなかでダントツに高かったです。

使い勝手も優秀で、使用後に洗うべきパーツは内釜と内ぶたのふたつだけ。ともに突起が少なく、ササッと洗えます。また、蒸気キャップがないため洗う必要がなく、内ぶたが食洗機対応なのも見逃せないポイント。毎日のお手入れもとてもラクです。

大きな液晶画面には各種設定項目が一覧表示されるため、操作しやすさも上位に！ 炊いたごはんがおいしく、使い勝手がよくて、3万円台。まさに非の打ち所がない一台です！

幅

26cm(約)

奥行

35.4cm(約)

高さ

20cm(約)

重量

3.9kg(約)

定格消費電力

1225W

加熱方式

IH

炊飯容量

5.5合

型番

JPW-X100(HD)

『MONOQLO』2024年ベストバイMVPに選ばれた理由とは?

操作性やお手入れしやすさがトップクラス!

【お手入れしやすさ】フラットで洗いやすい

洗うパーツは内釜と内蓋の2つだけ。

どちらもフラットな形状で洗いやすく、釜の重さが727gと重すぎないのも高評価です。

【操作のしやすさ】一覧性が高く設定しやすい

液晶画面は大きめで、ボタンも適度な力できちんと反応します。

MONOQLO編集部 副編集長

山田和樹 のコメント

大きくて見やすい液晶画面。設定項目が一覧でわかるので、操作するときに迷いにくいです。

【炊飯速度】炊きあがりは比較的早め

通常炊飯が約1時間かかった製品もあるなか、本製品は約50分とかなり早め。それでいて、抜群に美味しく炊けるところが優秀です。

ひと口食べればわかる炊きたてのおいしさ!

比較検証した13製品で、ごはんの美味しさがダントツのトップでした！

五ツ星お米マイスター

片山真一 氏 のコメント

粒の見た目がよくて時間が経ってもおいしく食べられます。

科学する料理研究家

さわけん 氏 のコメント

冷凍や保温してももっちり食感が残っていて美味しいです。

【通常炊飯】お米が持つ甘さを存分に引き出している

味の傾向

五ツ星お米マイスター

片山真一 氏 のコメント

少し軟らかめですがお米の旨みや甘みは濃厚でした。

昔ながらの炊飯方法を可能な限り再現!

▼通常炊飯時の温度変化

最初はお米が吸水しやすい30℃前後をキープ。一気に沸騰させてでんぷんを糊化して旨みや甘みを引き出します。

沸騰後はしっかり蒸らしてふっくら食感を生みます。

濃い味のおかずにも負けない極ウマご飯

通常炊飯の温度変化を見てみると、しっかりと吸水してから高火力で沸騰させて、蒸らしの時間もしっかりキープする理想的な曲線を描いています。

実際に食べてみても、しっかりと糊化しているため、旨みや甘みがたっぷり。少し軟らかめの炊きあがりですが、モチモチとした食感が特徴。

ご飯の味がしっかりしているので、西京漬けなどの味の濃いおかずと相性◎です。

【早炊き】もっちりした食感で旨みも感じられた!

▼早炊き時の温度変化

通常炊飯よりもふっくら感は控えめですが、粒感のある炊きあがりです。芯までしっかり炊けており、もっちりした食感で旨みや甘みも感じられました。

吸水時間が短いので浸水するのがおすすめです。

【冷凍ご飯】レンチンしたご飯も炊きたてに近い味

レンチンしたことによる乾燥やベチャつき、変色などもなく、炊きたての再現性が高いです。

ご飯のよい香りや旨みも感じられ、もっちりで甘みもありました。表面の色つやも良好です。

【保温ご飯】ツヤは抜けていたが食感や旨みは残った

表面のツヤ感はやや薄れましたが、長時間保温しても粒感やモチモチ食感は損なわれませんでした。

炊きたてほどではありませんが、旨みもあっておいしく食べられます。

【炊飯速度】炊きあがりは比較的早め

• 通常炊飯:50分23秒
• 早炊き:28分43秒

早炊きは30分を下回り、通常炊飯も約50分で、どちらも早めな炊飯速度。美味しさを考えると十分な実力です。

【機能の豊富さ】炊き分けは非搭載です

▼食感炊き分け

• なし

▼銘柄炊き分け

• なし

▼注目の機能

• 冷凍ご飯
• 麦めしメニュー
• 調理メニュー
• 少量炊き
• 少量高速 など

食感と銘柄の炊き分け機能は非搭載で、保温モードも1種類とシンプル。通常炊飯がおいしいだけに、欲を言えば欲しかった機能です。とはいえ、冷凍ご飯や麦めし、調理などのモードは多彩です。

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以上、『MONOQLO』2024年ベストバイで「年間MVP20」に選ばれた、タイガー魔法瓶「IHジャー炊飯器炊きたて JPW-X100」の紹介でした。

通常炊飯のもっちりとした食感とうまみはエントリー機とは思えない味わい。もっちり派におすすめの一台です。

引き続き、『MONOQLO』が自信を持って選んだベストバイ製品をご紹介していきますので、サンロクマルをチェックしてくださいね。

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