癒やしの部屋を作るモノ&ワザって?
家で過ごす時間が長くなってから、モノが増えたり、家にいる人が増えてストレスが溜まったり、仕事をする場所が必要になったり。私たちはさまざまな環境の変化への対応に迫られました。
今ようやく落ち着いて家を見回したときに、「もっとリラックスして過ごせるようにしたいな」とか、「ここをもっとスッキリ片付けたいな」とか、ふと思うことありませんか?
そこで、雑誌『MONOQLO』が、自宅をもっと住み良くするための「片付く」「くつろげる」「呼べる」の3つのポイントに着目して、癒やしの部屋を作るモノやワザを紹介します。
今回はトイレなどのスペースがない場所におすすめな小物を置ける収納棚、「ウォールシェルフ」を人気の3製品で比較しました。
トイレを広々と清潔に見せる方法は?
水回りは、できるだけ掃除の手間を減らす工夫が快適さキープのポイントです。洗面所やトイレがいつもキレイに片付いていれば、朝のお出かけ前も、夜のおやすみ前も気持ちよく過ごせますよね。
また、トイレは基本的に狭い場所なので、できるだけ床に物を置かないようにして、すっきりとした印象に見せることも大切です。
例えばトイレブラシをできるだけ目立ちにくいものにする、床に置いていた物はシンプルな壁付けの棚に載せるようにするだけでも、印象はガラッと変わります。
それらをふまえて、完成したのがこちら。
ポイント:ウォールシェルフに小物は置く
床に物があるとそれだけで狭苦しい印象になってしまいます。できるだけ床から物を排除しましょう。そこでおすすめなのが、場所をとらずに設置できる「ウォールシェルフ」。
それでは人気の3製品を比較した結果、高評価となったおすすめ順に紹介します。
「ウォールシェルフ」のおすすめ1位は?
無印良品「壁に付けられる家具棚」
無印良品
壁に付けられる家具棚
実勢価格:2468円
サイズ:W44×D12×H10cm
▼テスト結果
総合評価 | 取り付けやすさ | 本体背面のつくり |
A+ | ◎ | ○ |
A+評価でベストバイを獲得したのは、無印良品「壁に付けられる家具棚」です。
石膏ボードの壁に取り付け可能な定番シェルフは競合品も多いですが、こちらは取り付けやすさがダントツ。また、奥行き12cmでトイレットペーパーもラクに置けるサイズなのでおすすめです。
比較したほかの2製品に比べて板が厚くて重い、値段が高いなど欠点もありますが、取り付けやすさを考えれば、断然おすすめ。ちょっとした小物を置くのに最適です。
取り付けやすさ
フックの取り付けはとっても簡単。ヘッドの大きなピンをフックに直接刺して壁に固定します。
付属の工具でサクッと簡単に刺せるので、男性の大きな手でも問題なし。
ピンを抜く時もラクチン。付け直す際の手間もかかりません。
本体背面のつくり
フックを掛ける部分はプラスチック製でやや脆弱な印象も。ネジも2本と少なめでした。
ニトリ「L型ウォールシェルフ」
ニトリ
L型ウォールシェルフ
実勢価格:1490円
▼テスト結果
総合評価 | 取り付けやすさ | 本体背面のつくり |
A | △ | ◎ |
ニトリ「L型ウォールシェルフ」はA評価です。
板同士が一番強固に接着されていて、耐久性に細かい配慮が見られます。板が薄く、見た目がスタイリッシュなのもグッド。ただし取り付けには難ありです。
取り付けやすさ
フックを固定するための極小の留め具にピンを3本も刺す必要があり、ちょっと大変。
本体背面のつくり
鉄製でネジは4本。ネジ位置をずらすことで、棚にかかる重さを分散しています。
ドウシシャ「ウォールシェルフ L型W30」
ドウシシャ
ウォールシェルフ
L型W30
実勢価格:1782円
▼テスト結果
総合評価 | 取り付けやすさ | 本体背面のつくり |
C | △ | ○ |
ドウシシャ「ウォールシェルフ L型W30」はC評価です。
取り付けにくさに加えて、3製品中で一番小さく収納力控えめ。塗装の仕上がりも上の2製品に比べてやや粗さが目立ちました。
取り付けやすさ
ニトリと同型。ピンの頭も極小なので、ピンを抜く必要があるときはさらに面倒そうです。
本体背面のつくり
鉄製でネジは4本ですが、直線に並んでいるので万一の際に割れやすいです。
以上、トイレを広々&清潔に見せるおすすめアイテムとして、ウォールシェルフ3製品の比較検証でした。ベストバイは無印良品「壁に付けられる家具棚」。取り付けやすく、ちょっとした小物を置きやすいのでおすすめです!
トイレに物を置きたいけど、スッキリさせたい人は参考にしてみてくださいね。
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