しっかり落とせてノンストレスなクレンジングは?
毎日使うクレンジングは、しっかり落ちるのはもちろん、使っていて気持ちがいいものが理想ですよね。
SNSで話題の1本や人気製品のリニューアルなど、注目の新作アイテムもたくさん登場していて、その実力も気になるところです。
そこで、雑誌『LDK the Beauty』(エルビュー)編集部が、2023年の新作・定番クレンジング57製品の「洗浄力」「成分」「使用感」をプロと比較してジャッジしました。
今回はそのなかから、おすすめのクレンジングミルクを中心に2製品をご紹介します。
クレンジングの選び方と比較方法は?
今回のテストでは、しっかり落としてノンストレスで使えるクレンジングを探して、以下の3項目を厳しくチェックしました。
テスト1:洗浄力
クレンジングの要は洗浄力。そこで、あえて落としにくいリキッドファンデを使い洗浄力の高さをテスト。
今回は、3種のテストでさらに厳しくチェック。人の肌を想定した人工皮革、毛穴まで再現した肌模型、さらに実際の人肌も使って洗浄力を徹底検証しました。
人工皮革で一斉チェック
リキッドファンデを塗り、同じ時間置いて乾かしてから、製品を一定量ずつ塗布します。
指先でくるくるなじませて洗浄し、キメの奥まで落ちたものを高評価としました。
モニターコメントの気になる製品はさらに人肌でも
モニターのコメントで気になるものがあったものや、洗浄方法が2種類あるものは人肌でもチェックしました。
テスト2:成分
洗浄成分などの成分は、肌へのやさしさで判定。化粧品のプロが、メーカー公式の成分表を基に全製品の全成分を分析しました。
テスト3:使用感
女性モニターが実際に使って厳しくチェック。20~50代の女性モニターさんに製品名を伏せて配布し、メイクへのなじみやすさやヌルつきなど実際に使った感想をアンケート。
チェック項目は主に3ポイント。なじませる際の摩擦感の有無、洗い流しやすさ、出しやすさを中心に判定しました。なお、香りは好みがあるため参考意見としています。
雑誌『LDK the Beauty』編集部では、容器の使いやすさも細かくチュックし、ストレスなく使えるものを高得点としました。
それでは、2023年の新作&定番57製品の実力をテストした中から、クレンジングミルク2製品を発表します。
※総合評価はテスト1「洗浄力」を重視して決定しています。「W洗顔不要」アイコンはメーカー表示にあるものにつけています。過去号掲載製品は今回の基準に合わせ再評価している場合があります。
クレンジングミルクのおすすめは?
チャントアチャーム「クレンジングミルク」
チャントアチャーム
クレンジングミルク
実勢価格:3080円
内容量:130ml
W洗顔不要
▼テスト結果
- 洗浄力:3点/5点
- 成分 :4.5点/5点
- 使用感:4点/5点
- 評価 :B
B評価だったのが、チャントアチャーム「クレンジングミルク」。
顔全体になじませると、ミルクがオイルに変わり汚れを「つかんで」落とすという新感覚のクレンジング。
W洗顔なしでもベタつかず肌ストレスフリーな使い心地。爽やかにハーブが香り、気分もリフレッシュします。
肌あたりがやわらかく、強めにこすっても摩擦ダメージを防いでくれるのが特徴。なめらかで洗い上がりしっとりです。
スキンケアをしたみたいにしっとりしました。
ドゥーオーガニック「クレンジングミルク」
ドゥーオーガニック
クレンジングミルク
実勢価格:3960円
内容量:120ml
W洗顔不要
▼テスト結果
- 洗浄力:3点/5点
- 成分 :5点/5点
- 使用感:3.5点/5点
- 評価 :B
ドゥーオーガニック「クレンジングミルク」も同じくB評価でした。
オーガニック原料と植物由来の肌にやさしい洗浄成分を採用した自然派のクレンジングです。
高密着でメイクを包み込んで落とします。とろみが強いため液垂れを防ぐ反面、「肌が引っ張られる」と、使用感は賛否両論。
洗浄力は穏やかなので、ポイントメイクには別途リムーバーを使うのがおすすめです。薄いメイクの日ならアリです。
こっくりした重ための質感です。
まとめ:肌にやさしいクレンジングミルクがおすすめ
以上、クレンジング57製品比較より、クレンジングミルク2製品のご紹介でした。
チャントアチャームもドゥーオーガニックにも成分評価が優秀。しかもW洗顔不要なので、ストレスフリーで使えますね。ぜひ選ぶときの参考にしてみてください。
クレンジングの売れ筋ランキングもチェック!
クレンジングのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
摩擦や洗い残しなども厳しくチェックしました。