マグボトルって どれを買えばいいの?

冷たい飲み物でも温かい飲み物でも、美味しさをキープしてくれるマグボトル。既に無くてはならないものになっている人も多いのではないでしょうか。

ですが、様々なメーカーから出ているため、「どれを買えばいいのかわからない……」と悩む人も多いハズ。そこで、今回はマグボトル12製品をいろいろな視点から比較検証してみました。今回は「保温・冷温性」編です。


[テスト方法]

以下のように保温性と保冷性の能力を検証しました。

保温性テスト……熱湯を注いだ各製品を雪山に埋め、4時間後の温度の変化を計測

マグボトルってどれを買えばいいの? イメージ

保冷性テスト……冷水を注いだ各製品を熱湯に浮かべ、4時間後の温度の変化を計測

マグボトルってどれを買えばいいの? イメージ2

それでは、凍えるような寒さに耐えながら行ったテストで、12製品中好成績だった2製品と下位だった2製品をメインにご紹介します!

過酷な環境でも 安心だった2製品!

まずは、高評価だった2製品をご紹介しましょう。

タイガー:ステンレスミニボトル〈サハラマグ〉 MMZ-A501 0.5L

タイガー
ステンレスミニボトル〈サハラマグ〉
MMZ-A501 0.5L
実勢価格:2336円

[テスト結果]
保冷:+8.2℃
保温:-20.2℃

象印:ステンレスマグ「TUFF」 SM-SD48 0.48L

象印
ステンレスマグ「TUFF」
SM-SD48 0.48L
実勢価格:2280円

[テスト結果]
保冷:+8.8℃
保温:-19.8℃


気温-6℃の雪山でも、飲み物の温かさをしっかりキープした両製品。保温・保冷ともに、4時間経っても見事に温度をキープし、全12製品中ほぼ互角でトップの成績でした!

体感温度も、最下位と比べると違いは歴然、堂々のトップでした。

あっという間に 温度が下がった2製品

続いて、比較した中で評価があまり良くなかった、下位の2製品をご紹介します。

ニトリ:ステンレスコンパクトボトル 480

ニトリ
ステンレスコンパクトボトル 480
実勢価格:999円

[テスト結果]
保冷:+15.5℃
保温:-26.2℃


雪山での保温性テストで、1時間後には温度が10℃も下がってしまい、4時間後には熱湯がぬるま湯になってしまった本製品。保冷性も最下位で残念。

和平フレイズ:フォルテック・パーク サースティ マグボトル FPR-6362 600ml

和平フレイズ
フォルテック・パーク サースティ
マグボトル FPR-6362 600ml
実勢価格:927円

[テスト結果]
保冷:+13.5℃
保温:-30.7℃


こちらは保温性が最下位に。安くて大容量はうれしいけど、温度を保てないと意味がありません。保冷性も今ひとつでした。


また、そのほかのマグボトルの結果を含めた、全ての結果はご覧のとおりです!

[金~銅]
なお、金は優秀、銀は金には及びませんが優秀、銅は「このレベルまでなら買っても大丈夫」といった評価です。

あっという間に温度が下がった2製品 イメージ

[並~失格]
並は、優秀とは言いづらいですが、そこまで悪くもない製品です。また、失格はちょっとオススメしづらい製品です。

あっという間に温度が下がった2製品 イメージ2

※価格は編集部が購入した当時のものです。

[参考テスト]気になる 水漏れもチェック!

保温・保冷性以外で気になることといえば、水漏れたりしないかということ。そこで、こちらも検証してみました。

[参考テスト]気になる水漏れもチェック! イメージ

方法は各製品を100回激しく振ってみるというもの。

その結果、どの製品も漏れの心配はありませんでした。ただし、これはしっかりと蓋を締めた状態の場合です。ロックなどをきちんとしないと漏れの危険性があるのでご注意ください。


いかがでしたか? いつでも飲み頃が飲めるのはマグボトルにとって重要な要素です。ご購入の際はぜひ、参考にしてください。