パソコン薄型軽量!! ゲーミングノートの中でも異色のモデル!

今回紹介する「ROG Flow X13 GV301QH」はASUSのゲーミングブランド「ROG」シリーズのひとつ。ASUSがイノベーション(新機軸)モデルに位置づけるほどで、モバイルPC並みの重量やコンバーチブル2in1機構を持たせた異色のゲーミングPCです。

パソコン変形・合体! 男子の夢が詰まったスーパーゲーミングノートPC!!

ROG Flow X13 GV301QH
GV301QH-R7G1650S120
実勢価格:14万9800円


CPU:Ryzen 7 5800HS(2.8GHz)
GPU:GeForce GTX 1650 Max-Q(4GB GDDR6)
メモリ:16GB(LPDDR4X-4266)
ストレージ:512GB(SSD:PCI Express 3.0 x2接続)
ディスプレイ:13.4型(1920×1200)・光沢・タッチ対応
サイズ・質量:W299×D222.7×H15.8mm・約1.35kg
バッテリー駆動時間:13.7時間

本機に触れてまず最初に驚くのが重量です。2.5kg前後が当たり前のゲーミングPCにおいて、本機はその約半分の1.35kg。これはモバイルPCに匹敵する軽さで、気軽に持ち歩けるゲーミングPCという新境地を開拓しています。また、ゲーミングPCでは他に類を見ないコンバーチブル2in1の変形機構を備えます。

「ゲーミングにコンバーチブル2in1が必要か?」という意見もあるかもしれませんが、ゲームのジャンルによってはタッチ液晶による操作が快適に機能しました。また、タブレットモードで縦画面ゲームを表示、テントモードで複数のプレイヤーと遊ぶなど、むしろビジネスノートの2in1以上に活躍の場が多かったです。

パソコン変形機構を備えながらコスパが高い1台

性能面を見ると、CPUにノートPC用としては最高クラスの「Ryzen 7 5800HS」を搭載。メモリは16GBSSDは512GBと余裕の容量を搭載しており、コストパフォーマンスは非常に高いです。

GPUは価格相応のGeForce GTX 1650 Max-Qですが、本機は別売りのGPUモジュールを用意することでRTX 3070かRTX 3080への性能アップが可能です。拡張や増設が可能なデスクトップPCと違い、ノートPCは買ったままの性能で使い続けるのがあたりまえですが、本機はこの点においても既存のゲーミングPCの枠に収まりません。

パソコン重量:ゲーミングPCとは思えない超軽量!

ゲーミングPCで1.35kgは、まさに規格外。当然、片手で持てます。

パソコンキーボード:打鍵感があり配列に無理がない

キーボードはゲーミング仕様でNキーロールオーバー(複数キーの同時押し認識)に対応。バックライトを備えていますが、白色LEDのみでRGB発光はできません。13.4型のコンパクトな筐体ですが、キー配列やピッチ(間隔)に無理はなく、長時間の文字入力をしてもストレスは感じにくくなっています。

パソコン変形機構:コンバーチブル2in1はゲームでこそ活きる!

テントモードは友人と対戦ゲームをするのに適しているだけではなく、底面が接地しなくなることで排熱が良好になります。タブレットモードは縦画面表示が可能になるので、タッチ操作対応の利点と合わせてAndroidエミュレーターを使ったスマホゲームのプレイにも適しています

ちなみに、2021年末にリリースが予定されているWindows 11は、エミュレーターを使わなくてもAndroidアプリが動作するので、もしOSの導入ができれば本機の活躍の幅はさらに広がるかもしれません。

パソコンインターフェース:13.4型としては及第点だが……

インターフェースは右側面にUSB3.2 Gen2のType-AとCを1基づつ。なお、電源ボタンは指紋認証を兼ねています。左側面には最大8Kまで出力可能なHDMI端子とマイク・ヘッドホンのコンボジャックが1基。

そして、本機の目玉機能であるGPUモジュールを接続する「ROG XG Mobile」インターフェースを備えます。ちなみにROG XG MobileはUSB3.2 Gen2 Type-CとPCIe 3.0 x8コネクタがセットになっており、GPUモジュールを使わないときは、USB3.2 Gen2 Type-Cのみを使用することも可能です。

パソコンROG Flow X13の可能性を広げるハイエンドGPUモジュール!

ASUS
ROG XG Mobile GC31
GC31S-026
実勢価格:18万8800円

GPU:GeForce RTX 3080 Laptop GPU(16GB GDDR6)
サイズ・質量:W208×D155×H29.6mm・1kg

パソコンROG Flow X13シリーズのグラフィック性能を超ブースト!

「ROG XG Mobile GC31 GC31S-026」はノートPC用のGPUとしては最高性能のGeForce RTX 3080 Laptop GPUを搭載したROG Flow X13シリーズ専用のGPUモジュールです。

グラフィックボードを拡張できないパソコン用に、Thunderboltで接続するGPUボックスがありますが、本機はそれとは違い専用インタフェースを使うことでGPUの性能を引き出すことに成功しています。ちなみにベンチマークソフト「3DMARK」で測定したところ、ROG Flow X13のみ(GTX 1650 Max-Q)のときと比べて約4倍のスコアが出ました。

また、本機を接続することで有線LANやUSB端子など複数のインターフェースが追加され、デスクトップパソコン並みの拡張性になります。唯一、高額なのが欠点ですが、GeForce RTX 3070を搭載したバージョン(14万9800円)もありますので、用途に応じて選択しましょう。

パソコンGPU:独自のコントロールセンターでカユイ設定に手が届く

本機は起動中のROG Flow X13に接続すれば20秒弱ほどで使用可能になります。なお、GPUチェックソフト「GPU-Z」で確認したところ、搭載GPUがGTX 1650 Max-Qから RTX 3080 Laptop GPUに切り替わっていました。

パソコンインタフェース:GPU性能に加えて拡張性も爆増する!

本機は有線LAN、 DisplayPort出力、HDMI出力、SDカードリーダー、USB3.2 Gen2 Type-A×4基を備えており、GPU性能だけでなく拡張性も大きく向上します。

以上、ASUSのゲーミングノートPC「ROG Flow X13 GV301QH GV301QH-R7G1650S120」とGPUモジュール「ROG XG Mobile GC31 GC31S-026」のレビューでした。ゲーミングPCの未来を2段飛ばしで先取りした革新的な1台なので、興味がある方はぜひ触れてほしいです。