今こそ替え時!ラクちんキッチンツールを検証します
計量カップやおろしがね、ピーラーなどなど、お家に必ずある定番のキッチンツール。地味な存在で、昔からずっと買い替えていないというお宅も多いのではないでしょうか。
でもじつは、キッチンツールも着実に進化。ラクで使いやすく改良されています。使いにくさを感じているなら、今こそ替え時かもしれません。
今回は数あるキッチンツールの中から、SNSで話題の製品や注目の新商品を200点ピックアップ。類似品と比較・検証しました。ストレスなし、ラク~に調理できるツボを押さえた優秀アイテムだけを紹介します!
固めてゴミ箱にポイできる!優秀油固め剤5選
油を固めて処理の手間を格段に省いてくれるのが「油固め剤」です。
揚げ物を作ると、後処理に困るのが「大量の油」。キッチンペーパーや新聞紙を牛乳パックに入れて油を流し入れて……というのは手間がかかります。
油固め剤で揚げ油を固めてしまえば油の処理もラクチンです。しかも時短にもなりますよ!
油固め剤を選ぶ重要ポイントは、しっかり固まること。
油固め剤のラクつぼ
油固め剤を投入後、油の温度が40℃以下になると固まりはじめます。
1時間ほど経つとはがせる固さになって燃えるゴミになります。ちゃんと固まるかどうかはもちろん、1包あたりの価格も重要です。
そこで今回は、油固め剤5点をピックアップし、料理家と編集部で検証しました。それでは評価の高かった順に紹介します!
ジョンソン「固めるテンプル」
ジョンソン
固めるテンプル
実勢価格:365円
内容量:10包入り
▼1包あたり
36.5円
今回最も評価が高かったのは、ジョンソン「固めるテンプル」。『LDK』2020年12月号の油処理部門でもベストバイに輝いている名品です。
「本家本元だけあって使いやすい!」と検証でも評判でした。他社製品に比べて塊に透明感があり、はがした時にはがれ残りがないかチェックしやすいのも魅力です。
しっかり固まるので、スポーンと取れちゃいました! 約1時間で燃えるゴミになり、とっても簡単です。
トップバリュ「油固め剤」
トップバリュ
油固め剤
実勢価格:148円
内容量:5包入り
▼1包あたり
29.6円
トップバリュ「油固め剤」は粒子が細かいため、油にすぐ溶けてくれます。塊の固さ、はがしやすさもバッチリです! ジョンソンの「固めるテンプル」並みのはがしやすさでした。
ダイソー「天ぷら油凝固剤」
ダイソー
天ぷら油凝固剤
実勢価格:110円
内容量:5包入り
※リンクはまとめ買いのページです
▼1包あたり
22円
ダイソー「天ぷら油凝固剤」の粒子は粗め。でも、油の温度が高いなら溶け残る心配はありません。これでも十分! ただ、ニオイが気になりました。
カインズ「天ぷら油処理用油固め剤」
カインズ
天ぷら油処理用油固め剤
実勢価格:248円
内容量:10包入り
▼1包あたり
24.8円
カインズ「天ぷら油処理用油固め剤」は、よく固まるのではがしやすいです。オレンジの香りはそんなにしませんでした。
マツモトキヨシ「天然植物性油固め剤」
マツモトキヨシ
天然植物性油固め剤
実勢価格:217円
内容量:10包入り
▼1包あたり
21.7円
マツモトキヨシ「天然植物性油固め剤」は、今回検証した5製品の中で最安値。価格面は良いけれど、他製品と比較して塊がやわらかく、捨てる際に手が汚れた点が残念でした。
逆に面倒になることも!油の適切な処理方法は?
油固め剤はとても便利なアイテムですが、使用方法を守らないで使うと余計な手間がかかってしまう可能性が……。以下のルールを守りましょう。
1.冷めた油には使わない。既定の温度に温める。
2.投入した後は粒子がなくなるまで混ぜ続ける。
3.ココナッツオイル・エゴマ油を固める時は2包以上入れる。
しっかり固まる前にはがしたり、油固め剤を溶かす油の温度が低かったりすると、塊がボロボロになってしまいます。焦ることなく使用方法を守るのが大切です。
以上、油固め剤5製品比較のご紹介でした。今回ベストのジョンソン「固めるテンプル」は固まり具合もはがしやすさもバツグン。油の処理が驚くほど時短できるおすすめアイテムです。揚げ油の処理に悩んでいる人はぜひご検討ください!
▼使いやすいオイルポットは?