美肌のためにも睡眠を見直そう!
「キレイなお肌をつくるには、スキンケアも大切だけど、まずはしっかり睡眠をとることが重要」といわれています。快眠ブームを裏付けるように、枕やアイマスクなどの快眠グッズも豊富に発売されています。
夜10時にベッドに入って、7時間以上睡眠をとるのが理想的など、理想の睡眠について雑誌やネットでもよく取り上げられていますが、実際はどうでしょう?
日付が変わる前にベッドに入れなかったり、なかなか寝付けなかったり、夜中に何度も起きてしまったりと、人によって様々な睡眠問題があります。
テストする美容誌『LDK the Beauty』でも読者アンケートを行ったところ、今の睡眠に満足している人はたったの20%しかいませんでした。
Q. 今の睡眠状況を教えてください
眠りの浅さや寝つきの悪さに悩んでいる人が、なんと7割以上という結果になりました。
Q. よく眠れない原因はなんだと思いますか?
なにかと不安やストレスを抱えがちな現代社会では、安心して睡眠をとれている人はごくわずかでした。
そこで今回は、「快眠の基本」と、よく眠れない原因第1位の「ストレスの撃退方法」についてご紹介します。
「睡眠時間=スキンケア」という考え
まずは、「快眠の基本」をご紹介します。
快眠と美容には深い関係があり、よく眠れていると感じている人のほうが、眠れていないと感じる人よりも、あらゆる肌トラブルが少ないという調査結果もあるほどです。また、睡眠不足になると脂質や糖質の高い食べ物への欲求が強くなるため、太りやすくもなるんですって。
肌細胞の新陳代謝を促してくれる成長ホルモンが集中して分泌されるのが、眠入りばなの深い睡眠が発生する最初の約3時間と言われています。この3時間のあいだに目が覚めてしまうと、成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。
よく眠れている場合とよく眠れていない場合を比べてみると、さまざまな肌トラブルを発生させないためには、よく眠ることが大切なのだということがわかります。
「快眠の基本」として、睡眠が美容にどんな影響を与えているのかをご紹介しました。「急にライフサイクルを変えるのは無理!」という人も、少しでも早く寝るように意識してみてくださいね。
続いては、快眠の大敵「ストレスの撃退方法」をご紹介します。
快眠の敵:ストレスを撃退する5つの方法
仕事や恋愛などの悩み、先行きの見えない不安などの心理的なストレスも眠りを妨げる大きな原因だといわれています。まずは、快眠の基本となる「リラックスして眠気を誘う方法」を紹介します。
テク1:就寝1時間~1時間半前までにぬるめのお風呂に入る
お風呂に入って上がった体温は、約1時間かけて徐々に下がっていきます。この体温が下がるときに眠気が発生するので、逆算してお風呂に入りましょう。
また、シャワーだけですましがちの人も多いですが、なるべくなら湯船につかるのが正解です。
テク2:読書や塗り絵をして思考ループを脱する
先行きの見えない心配事など、ずっと考えてしまうと眠りにくくなってしまいます。読書や塗り絵編み物など、光の刺激を受けない趣味を夜行う習慣をつけることで改善可能です。旅行本などの楽しいものがオススメです。
テク3:瞑想にはストレス緩和効果アリ
瞑想は科学的に研究されており、ストレスを緩和する効果があることが報告されています。とくに集中力が上がり、脳の疲労も減るとされるマインドフルネス瞑想が○です。
テク4:アロマの力で不安感を解消
眠る前に芳香浴を楽しむのもいいアイディアです。例えばラベンダーには不安感を解消して、眠りやすくしてくれる効果があることがわかっています。
ロクシタン(L'OCCITANE)
プロヴァンスアロマ
ピローミスト(リラクシング)
実勢価格:3960円
容量:100ml
テク5:寝る前に目元と足首を温める
目元や四肢を温めることで、内臓の温度が下がって眠気をもよおすことがわかっています。そこで、眠る前のホットアイマスクとレッグウォーマーを試してみてください。これらは、布団に入る前に外しましょう。
以上、「快眠の基本」と睡眠を邪魔する「ストレスの撃退方法」をご紹介しました。
ちなみに、「美肌をつくる快眠グッズアリナシジャジ!」特集を掲載した『LDK tne Beauty』10月号はこちらで読むことができます。
『LDK tne Beauty』10月号
『LDK tne Beauty』
10月号
ぜひ、記事を参考にしてみてください!
睡眠時に出る成長ホルモンは、天然の美容液と言われています