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※情報は『MONOQLO』2020年9月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
お家時間を楽しく快適化してくれるのはどれ?
感染症拡大の影響もあり、お家の中で過ごす時間が増えました。インドアでできる趣味の幅を広げている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回ご紹介するのは、周囲への迷惑を心配せずに練習することができる「サイレントギター」です。普通のギターとどう違うのか、本当に静かなのか、「静音性」「操作性」「初心者向け」の3項目を音楽のプロと一緒に検証してみました。
めちゃくちゃ静かでアンプも不要! ヤマハ「SLG200N CRB」
ヤマハ
SLG200N CRB
実勢価格:6万7320円
サイズ:W356mm×D87mm×H970mm
重量:2.1kg
ナイロン弦
▼評価
静音性:◎
操作性:◎
初心者向け:○
ヤマハ「SLG200N CRB」は、昔やっていたギターをもう一度始めるのにおすすめの、音が出にくいアコースティックギター(エレアコ)「サイレントギター」です
本体にイヤホンなどを直接さし、そこでサウンドを楽しむことができます。本体が骨組みのみで、騒音も少ないのがポイント。周囲への迷惑なしに、自分だけの世界に陶酔しましょう!
サイズがほど良く、チューナーが内蔵されているのもうれしいところ。ヘッドホンをさせば、そこはもう自分だけのスタジオに!
分解して運べ、一般的なアコギに比べてコンパクトに持ち運び&収納ができます。
初心者でもアリですが基本的なコードを覚えているとより楽しめるでしょう。
ポイント:普通のアコギよりかなり静か! 騒音漏れの心配なし
▼SLG200N CRB
騒音レベル値:56.0db(A)
本体から3m離れた地点で騒音を計測してみました。スチール弦のアコギと比べてとっても静かです。
▼一般的なアコギ
騒音レベル値:64.0db(A)
一般的なアコギはブワーッと広がるような音質で、マンションなどで弾くには少し音が大きいかもしれません。
ポイント:音作りは自由自在
簡単な音作りも可能。テキトーに設定を変えコードを鳴らしているだけでも夢中になれますよ!
ポイント:宅録もカンタンにできる
オーディオケーブル直挿しでiPadなどに接続ができます。他のギターと比べ用意する機材がほぼなく楽&経済的なんです。
ちなみに今回比較したアコギ(スチール弦)も参考までにご紹介します。
初心者向けの格安アコギ AKLOT「ソリッドウッド製のギター」
AKLOT
ソリッドウッド製のギター
学生・初心者入門セット
実勢価格:1万2777円
サイズ:W390mm×D103mm×H1050mm
重量:1.9kg(本体のみ)
▼評価
静音性:△
操作性:○
初心者向け:○
AKLOT「ソリッドウッド製のギター 学生・初心者入門セット」は、サイレントギターではなく初心者向けのアコギ。ヤマハ「SLG200N CRB」と比べると、スチール弦なので振動しやすくその分音も大きくなります。
ただ、見た目の割に軽くて操作性はよいので、特別な機能はなくてもまずギターを始めてみたい人にはいいでしょう。ただサイズが大きいので小柄な人だと慣れが必要かもしれません。
以上、おうち時間が楽しくなる「サイレントギター」のご紹介でした。ヤマハの「SLG200N CRB」はギター経験があるならより楽しめる機能が満載です! もう一度ギターをはじめたいという方、ぜひチェックしてみてくださいね。
クラシカルやジャズ向けのサウンドです