最新ブルーレイディスクの 選び方とおすすめ製品をご紹介!
アーカイブやパッケージとして残りにくいテレビ番組のなかにも、長く保存しておきたいものはいくつもあります。
しかし、レコーダー内蔵のハードディスクや外付けのハードディスクでは、データの容量や書き換えなどがあり、長期間の保存には向きません。
そんな時に便利なのがブルーレイディスクに保存する方法です。
ディスク自体の性能も向上し、「30年以上もつ」ともいわれるようになりました。しかし、そんなブルーレイディスクにも、メーカーによって品質やコスパに差があるんです。
場合によってはレコーダーがディスクを読み込めないこともあり、ディスク選びは重要です。
そこで、今回は、最新のブルーレイディスク選びのポイントとおすすめ商品をご紹介します。
まずはブルーレイの利点をご紹介していきます。
ブルーレイディスクを使うメリット・デメリットとは?
ブルーレイディスクを購入するときに、DVDと購入するのを迷うという方も多いのではないでしょうか。そこで、ブルーレイディスクを使うことのメリットとデメリットをご紹介します。
[メリット]4K画質の高画質で映画も記録できる大容量
ブルーレイディスクのメリットは、容量も大きいので、高画質の映像を記録できることにあります。4K画質対応の映画を記録できるので、映画好きな人にはたまらないのではないでしょうか。もちろん長時間の録画も可能です。
[デメリット]DVDと比較して1枚当たりの価格が高い
ブルーレイディスクのデメリットは、DVDよりも価格が高いことです。高画質、大容量なので、1枚当たりの価格が高いのは当然かもしれません。ただし、値段は以前に比べて下がっています。
画質や長さによっては、データ容量の関係で選択肢はブルーレイしかなくなります。
次に、ブルーレイディスクの選び方を解説します。
ブルーレイディスクの選び方・初級編
最新のブルーレイディスクの選び方を確認していきましょう。また、どの項目を優先させて選ぶかも考えてみてください。
価格で選ぶ
ブルーレイディスクでも、低価格で手に入るものもあります。ものによってはDVDと変わらないくらいの価格で手に入る製品もあるので、こだわらないという人は低価格のものを選ぶのもおすすめです。
メーカーで選ぶ
大手メーカーのブルーレイディスクは高画質のものが多いので、どの製品を選んでも画質に間違いはないでしょう。ただ、録画をする機器とブルーレイディスクの相性も存在します。
一般的には、録画機器のメーカーと同じメーカーのブルーレイディスクは相性が良いと言えるので、同メーカーがメディアを販売している場合はメーカーで選んでもいいでしょう。
日本製で選ぶ
品質が気になるという方は、品質には定評があう日本製のブルーレイディスクを選ぶことがおすすめです。パッケージで「日本製」をキーワードとして推していることも多いので、迷ったら日本製を選びましょう。
映像を保存するなら「録画用」を選択
一般的に販売されている、いわゆる空ディスクには、「録画用」と「データ用」があります。
録画用には「私的録画補償金」というものが価格に含まれており、そのぶん割高にはなりますが、データ用のディスクではテレビの録画データを保存できないものもあるので、録画用であることを確認しましょう。
ここまでは、ブルーレイディスクの選び方初級編。次に、ブルーレイディスクの本当に賢い選び方・上級編を見ていきましょう。
ブルーレイディスクの選び方・上級編
ひとくちにブルーレイディスクといっても、店頭にはさまざまな製品があるし、パッケージには記載された情報が多かったりで、どれを選べばいいかは意外にわかりにくいものです。
そんな時は、ディスクのタイプや容量、使いみちなどいくつかのポイントで製品を絞り込むのがおすすめです。
ディスクを絞り込むのに重要なポイントは、
・ディスクのタイプ
・記録層の数(容量)
・ディスクの用途
以上の3つになります。
このポイントがどのようなもので、どう選ぶべきかをかを知っておくだけで、目的に合ったブルーレイディスクを選びやすくなります。
ブルーレイディスクには2タイプあります
ブルーレイディスクには、1度だけ書き込みが可能な「BD-R」と、何度も書き込める「BD-RE」という2つのタイプがあります。
・BD-Rの特徴
書き込み回数が一度だけであるため、BD-RWに比べると価格が安めです。また、上書きされる心配がないため、大切な映像やデータを長期間保存したい場合にはこちらが向いています。
・BD-REの特徴
日常的なデータのバックアップや、保存が短期間でもいい映像の保存に向いています。大量に録画したテレビ番組の一時保存にはこちらの方が繰り返し録画できるため、メリットが大きいです。
BD-REは書き込みや消去を何度でも行える分、書き込みにかかる時間が長くなります。
また、製品によっても対応している書き込み速度が異なり、高い倍率に対応したディスクほど高速で書き込みを行えます。
ただし、レコーダーが対応している書き込み速度も機種によってまちまちです。当然ながら、レコーダーの書き込み速度以上のスピードで書き込むことはできません。
対応している書き込み倍速は、製品パッケージに記載されているので、製品を選ぶ際によく確認しましょう。
記録層の数でディスクの容量が決まります
ブルーレイディスクは、「記録層」と呼ばれる薄い層が貼り付けてあり、この記録層の数によって容量が決まります。
1層あたりの容量は25GBであり、現在は
・1層=25GB 1枚あたり40~120円ほど
・2層=50GB 1枚あたり180~400円ほど
・3層=100GB 1枚あたり600~1500円ほど
・4層=128GB 1枚あたり750~1300円ほど
以上の4種類が販売されています。
また、2層は「-DL」、3、4層は「-XL」という記載になっているので、保存するデータの容量に応じて最適なものを選びましょう。
この「-XL」という規格は2010年に登場した新しいもので、記録層が「-DL」の最大2倍という大容量です。もちろんこちらも書き込み専用の「-R」と、繰り返し使える「-RE」があります。
ただし注意したいのは、一部のレコーダーや再生機器に、「-XL」に対応していないものがあるということです。大容量のディスクに保存する場合は、レコーダーや再生機器が「-XL」に対応しているかどうかをしっかり確認しましょう。
以上のポイントに注目することで、目的にふさわしいディスクを選ぶことができます。
ただし、ディスクそのものの品質や性能は異なります。
ここからはBD-Rの主要3製品について、品質やコスパをもとにした格付けを紹介します。
50円を切る安さで安定性抜群 大量保存なら「三菱」一択!
1枚あたり50円以下という高コスパながら、エラーの検出はありませんでした。安定性とコスパを両立しているため、大量保存向けのディスクといえます。
三菱ケミカルメディア
Verbatim 1回録画用 BD-R VBR130RP50V4
実勢価格:708円(10枚)、1180円(20枚)、2253円(50枚)
容量:25GB
原産:台湾
倍速:1-6倍速
評価はこちらです
1枚あたりの価格:71円(10枚)、59円(20枚)、45円(50枚)
エラー回数:0/5
1枚50円を切る価格ながらエラーなしという安定性の高さは、超がつくお買い得品といえます。日常的にディスクに保存するなら、これを常備しておくのがおすすめです。
盤面はこちらです
やや高めながら品質との バランスがいい良品ソニー
1枚あたり101円と割高な印象を受けますが、製品の安定性が高く、品質は良好です。「安すぎると不安」と感じる人にはおすすめです。
ソニー
1回録画用 BD-R 25GB 10BNR1VJPS6
実勢価格:1273円(10枚)、2365円(20枚)、3770円(50枚)
容量:25GB
原産:台湾
倍速:1-6倍速
評価はこちらです
1枚あたりの価格:127円(10枚)、118円(20枚)、75円(50枚)
エラー回数:1/5
盤面はこちらです
安定の日本製ですが 価格も高めのパナソニック
エラーの検出がなく、ディスクの認識もスムーズで、さすがパナソニックの国産品という品質ですが、お値段は高めです。
パナソニック
BD-R 25GB 1回録画用 日本製 LM-BR25MP10
実勢価格:889円(5枚)、1340円(10枚)、2524円(20枚)
容量:25GB
原産:国産
倍速:1-6倍速
評価はこちらです
1枚あたりの価格:178円(5枚)、134円(10枚)、126円(20枚)
エラー回数:0/5
国産製品ならではの品質の高さを誇ります。
盤面はこちらです