老けない肌のために今始めよう
どんなにいいスキンケア用品をそろえても、基本ができていなければ無駄になりかねません
たとえば、日頃の丁寧なUVケア、 うるおい補給、そして肌に刺激を与えない洗顔やメイク習慣などは、基本中の基本です。
ここを怠ると、一気にシワやたるみが進んでしまう可能性も……。一歩進んだ老けない肌をつくるためのテクニックを試す前に、まずは基本を押さえて素肌を整えるところからスタートしてみましょう。
今回はシワ・たるみといった老け肌の原因にもなる「姿勢」や「表情」、ほうれい線についてご紹介します。何気ないその姿勢がシワ・たるみを生んでいるかも!? ぜひチェックしてみてくださいね。
無表情のスマホいじりがシワ&たるみを生む
電車の中でよく見かける「猫背のうつむき姿勢&無表情」。いつの間にか、やってしまっていること、ありませんか。実はこの姿勢でスマホをいじるのって、老け肌を引き起こすNG習慣なんですって。
前に屈むことで首にシワが寄るだけでなく、口元がだらんとゆるんでフェスラインのたるみにもつながってしまいます
知らないうちにシワをつくっているかも……。今すぐ見直しましょう!
ほうれい線はシワケアでは薄くならない!
ほうれい線はシワではなくたるみって、ご存知でしたか。
ほうれい線は紫外線や加齢で肌のハリを司る真皮のコラーゲンやエラスチンが損傷し、重力に抗えなくなり生じるもの。いわばたるみのサインの1つで、シワ対策では解決できません。
ほうれい線はたるみから発生。真皮が劣化して肌のハリが低下。また加齢で顔の肉や骨密度が減り、皮膚が余ってくることもたるみに影響します。
「え」の口を意識するとほうれい線に効果あり
前歯が見えるように口を「え」の形にキープすると、上唇を持ち上げる筋肉が鍛えられほうれい線が刻まれにくくなります。
逆にこの筋肉を使わずにいると、鼻の下が伸び、小鼻から口角の距離が離れてほうれい線が長~く! さらに上唇の輪郭がぼやけて唇がぺったり薄くなり、ますます老け見えすることになってしまいます。
表情筋の中でほうれい線に深く関わるのが、鼻の脇から上唇を持ち上げる「上唇鼻翼挙筋」と「上唇挙筋」。意識しないと衰えやすいから、普段から鍛えておきましょう。
毎日意識していると、ほうれい線を防げるだけでなく口元をふっくら若々しくキープすることができますよ。
噛む回数「7・7・7」でゆがみジワを防ぐ!
歯の片側で噛むクセがあると顔がゆがみ、シワが偏って入る恐れがあります。改善には左右7回ずつ、さらに噛みにくい側で7回噛むのを習慣にするのが効果的です。
▼毎日の食事で噛みグセ矯正
(1)左右どちらかの歯で7回噛む
(2)次に反対側の歯で7回噛む
(3)噛みにくい側でもう7回
「7・7・7」の咀しゃくを毎日の食事で意識するだけで噛みグセが改善され、顔のゆがみ予防になります。自分の噛みにくい側を探ることで、ゆがみのセルフチェックにもなりますよ。
以上、シワ・たるみといった老け肌の原因にもなる「姿勢」や「表情」についてご紹介しました。毎日の何気ない姿勢や表情を見直して、美肌を目指しましょう!
ちなみに、「完全版 老けない肌のつくり方」特集を掲載している『LDK the Beauty 8月号』はこちらで読むことができます。
『LDK the Beauty』2020年8月号
『LDK the Beauty』
2020年8月号
ぜひ、記事を参考にしてみてください。