ペット 【NG①】ドライだけ? ウェットだけ?フードの偏食はダメです

【正解】どっちもあげるのが理想的
双方にメリット・デメリットがあるので「どちらが良い」と決めつけることはできません。ドライフードのメリットは、劣化しにくく、開封してからも長期間保存ができ、フード皿に置いたあとも傷みにくい性質です。その反面、水分が少なく、嗜好性が低い弱点があります。一方、ウェットフードはドライフードとほぼ逆の性質です。

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ドライフード
メリット:ドライフードの粒は硬いためウェットよりも歯に付着しにくく、歯石になりにくいと言えます。また、封を切っても日持ちするものが多いのも特徴です。

デメリット:ネコはもともと肉食動物なので、ウエットフードを好みます。また水分をあまり摂らないので、ドライばかりだとオシッコ回数が減り、泌尿器系の病気が心配です。

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ウェットフード
メリット:ウェットフードは、肉や魚を主原料にするのが一般的で、風味が良く、食が進みます。水分も多く、排尿回数が増えて、尿石症などにかかりにくくなります。

デメリット:やわらかい食べ物はどうしても歯に付きやすく、歯石ができやすくなります。またほとんどのウェットフードは、1食分の食べきりタイプで、割高になります。

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数は少ないものの、キャットフードのなかには半生タイプの「セミモイスト」もあります。セミモイストは水分が30%前後あり、適度な歯ごたえを楽しめるのが特徴です。

ペット 【NG②】ネコといえば魚でしょ? いやいや基本は肉食です

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【正解】ネコは肉食動物なので肉が正しい
雑食性の強い犬とくらべ、ネコは肉食性が強い生物で、動物性高タンパクが必要となります。ライオンやトラなどの猛獣と同じネコ科なので、肉食系なのも納得ですね。もともとネコは、魚を常食する動物ではありません。

ペット 【NG③】お食事中はタッチ厳禁ネコによってはストレスです

【正解】食事中は見守るだけに
夢中でごはんを食べている愛猫を目にすると、頭や体をなでたくなるもの。しかし、ネコはもともと野性動物。食事を邪魔されるのは死活問題で、野性の強い子の場合、とっさに引っかいてしまうことも。食事中は見守りましょう。

ペット 【NG④】キャットフードは「一般食」を常食にするのはダメ

【正解】キャットフードの役割を把握しましょう
キャットフードは、ネコに必要な栄養素を満たしている「総合栄養食」と、それ以外の「一般食(副食と記載されることも)」に大別されます。一般食だけ与えていると、ネコの健康を損なう可能性があるため、購入前に確認しましょう。

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「一般食」「副食」と記載されているものは、主食にはできません。総合栄養食も与える必要があります。

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「総合栄養食」と記載されているものは、ネコに必要な栄養素を満たしているので、主食にできます。

ペット 【NG⑤】キャットフード選びは適当では健康に影響あり

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【正解】 成猫用なら「メディファス」
下部尿路の膀胱や尿道の健康維持を目的としたフード。原材料に出どころのはっきりしないミール類を使用しているのは減点ですが、問題性が指摘されている添加物は使用していません。10gあたり6.6円と価格も手ごろ。

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ペット 【NG⑥】フードの量は好きなだけ食べさせると元に戻せません

【NG⑥】フードの量は好きなだけ食べさせると元に戻せません イメージ

【正解】一定体重をキープできるように調整
ネコはカロリー消費量が多い運動をさせられないため、一度太ると適正体重に戻すのは大変。愛猫に適した給与量を知るには、定期的に体重を量ってあげましょう。

ペット 【NG⑦】同じフードをずっと与え続けるのはリスクあり

【正解】複数のフードをを与えたほうが良い
人間の食べ物同様、ペットフードもまれにリコールが行われます。たとえば2007年には、特定のフードを食べた犬ネコが相次いで腎不全を発症し、製造会社が該当商品をリコールしました。万が一フードに問題があった場合、日頃から複数のフードを与えていれば、被害を抑えることができます。

ペット 正しい食事の与え方を理解してネコと楽しく暮らそう

たかが食事とあなどってはいけません。一歩間違えるとネコの健康を害してしまう場合もあります。上記で紹介したことを守って、ネコの健やかな成長を見守ってあげましょう。