<外部サイトでご覧の方へ>
見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。
※本記事は、『LDK the Beauty』2019年7月号の情報を再編集したものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
アイシャドウをアップデートしてマンネリメイクを打破しよう!
アイメイク、どうしていますか? 結局いつも同じようなメイクで、マンネリになってしまっていませんか。ついつい慣れた方法を続けたくなりますが、ちゃんと新しい知識を取り入れないと、古臭いメイクになってしまいます。
そこで、『LDK the Beauty』編集部がメイクのプロに今どきのアイシャドウについて聞きしました。アイシャドウ事情を知って、老け見えメイクから脱却しちゃいましょう!
茶色グラデはくすんで見える!1色ラメシャドウで垢抜け目元に
アイメイクの定番といえば、ブラウン系シャドウのグラデーション塗りです。メイクを覚えたての頃から、ずっと同じグラデーションで塗ってきた人も多いのではないでしょうか?
けれど、大人の目元に茶色のグラデーションを塗ると、沈んだ暗い顔に見えてしまうんです。
グラデーションを作るときはまぶたの真ん中に中間色を塗りますが、目を開いたときも見えるこの部分の色が濃いと、影のある古いメイクに見えてしまいます。それに、茶色のグラデーションはまぶたのくすみを際立たせる危険性も!
今のアイメイクに重要なのは、明るい色とラメ感です。単色のラメシャドウを塗るだけで、抜け感のある洗練された目元になります。1色塗るだけでいいので、時短になるのも嬉しいポイントです。
単色のラメシャドウといっても数えきれないくらいあるし、どれを塗れば今どきの垢抜けた目元になれるか分かりませんよね。そこで、LDK the Beauty編集部とメイクのプロが、今っぽい1色ラメシャドウのベストを探し出しました!
今回テストしたのはコチラ。人気の高いラメシャドウ12製品。
●ケイト 002
●ケイト 011
●リンメル 002
●インテグレート BE281
●コフレドール BE?19
●無印良品 ゴールド
●エスプリーク BE314
●エクセル SS0
●ヴィセ アヴァン 009
●メディア BE01
●マジョマジョ BR784
●マジョマジョ BE286
「仕上がり」と「崩れにくさ」の2項目を検証しました。
[TEST1 :仕上がりシャドー]
モニターが自分でアイシャドウを塗り、プロが仕上がりをチェックしました。
[TEST2 :崩れにくさ]
崩れにくさは、アイシャドウを塗った人工皮革の上から、重りを乗せてこする方法で検証しました。
厳正なテストの結果、1色ラメシャドウのベストに輝いたのはコチラです!
微細ラメと絶妙な色が上品
大人が毎日使いできるのはケイト
ケイト
ザ アイカラー
カラー:011
実勢価格:715円
大人の目元にピッタリのラメシャドウは、ケイトでした! 絶妙な色味と細かなラメのバランスが良く、ひと塗りするだけで洗練された目元になれる優秀シャドウです。
ほんのりとにじむような赤みが、今どきのさりげなく華やかな目元に仕上げてくれます。今っぽい色味とラメ感なので、これなら老けて見えるメイクになりません。
細かなラメで自然なツヤが出ます。ギラついた印象にならないので、オン・オフ問わず毎日使うのにピッタリです。しっとりとした粉質で粉がしっかり密着します。仕上がりだけでなく、崩れにくさも高評価でした!
ここからは、12製品の仕上がりテスト結果を比較します。
[TEST1:仕上がりテスト]
ケイトは白すぎないオレンジベージュに微細なパールが溶け込んで、上品な仕上がりに。さりげない色味とラメで垢抜けた目元になりますよ!
一方エスプリークは、大きなラメがまぶたに密着せず、白く浮いて悪目立ちしてしまいました。発色も弱く、粉っぽい質感です。
コフレドールはパール感が繊細で、ケイトよりもキラキラとした感じが強いです。白目までうるんでいるかのように見せてくれます。伸ばしやすいテクスチャーも良いです。
オレンジベージュ系の色とするすると伸びる質感はよかったのですが、ラメ感がやや物足りません。パールが細かすぎてあまり目立たず、二重に溜まってしまうのも惜しいです。
そのほか8製品の仕上がりテストの結果は、このようになりました。
メディアは◎評価、無印やエクセル、リンメルは〇評価でした。△評価となった4製品は、ラメや発色が強すぎるものが多かったです。
[TEST2:崩れにくさ]
エクセルはクリームなのにさらっとした質感で、しっかりと肌に密着します。こすっても色みもラメも落ちませんでした。
エクセルの他、ヴィセアヴァンとリンメルも崩れにくさの評価は「花丸」で、擦ってもほとんど落ちませんでした。やっぱり密着力の高い練りタイプのシャドウは、崩れに強いようです。
メディアはこすると粉が固まりでついてしまい、崩れた部分が見てわかるほど、すっかり落ちてしまいました。
ベストバイの色違いケイト002や無印良品、インテグレートも△評価でした。インテグレートは練り系のシャドウですが、こすれに弱かったです。
ベストバイに選ばれたケイトは、こすれば全体的に色は薄くなりましたが、ムラやヨレはできませんでした。パウダーではケイトが1番で、崩れにくい練りシャドウにも引けを取らない崩れにくさです!
マジョリカマジョルカBR784は、強い圧力が加わった部分の色がやや落ち、少し粉落ちも見られました。同じくマジョリカマジョルカのBE286とコフレドール、エスプリークも○の評価でした。
仕上がり・目の形で選ぶなら
コフレとマジョマジョ!
総合的なベストはケイト011に決まりましたが、仕上がりの好みや目の形で選ぶなら、この2つがオススメです。
コフレドール
アイカラー
カラー:BE-19
実勢価格:1080円
上品なラメが好きな人なら、コフレドールがオススメです! キラキラ感が強いのに上品な輝き方で、大人も気負わずつけられます。
ベストのケイト011より輝きが強く華やかですが、主張しすぎないところが優秀です。まばたきするとチラチラとラメが輝きますよ。
マジョリカ マジョルカ
シャドーカスタマイズ
カラー:BR784
購入価格:485円
一重・奥二重さんには、控えめなラメ感のマジョリカマジョルカBR784がオススメです。濃いめのくすみブラウンで、はれぼったく見えない絶妙な色みがポイントです。
二重につけると少し濃いですが、一重や奥二重には引き締まった印象がつくれます。濃い色でできた自然な影で立体感が出せ、やりすぎ感なく目力をアップできますよ。
同じマジョマジョでもBE286は白っぽいピンクベージュ。一重や奥二重さんが使えばのっぺりと腫れぼったく見えてしまうので避けましょう。
ラメシャドウは
ポンポン塗りが正解!
アイシャドウは、左右に粉を広げるワイパー塗りが定番です。けれど、ラメシャドウはこすって塗り広げると粉が飛び散ってしまいます。
ラメをしっかり密着させるためには、指で叩くようにポンポンと塗りましょう。
[1:まぶたのキワに2点置く]
まず、アイシャドウの粉を少しだけ指に取り、まぶたのキワ2箇所に置きます。キワから粉を広げていくことで、自然なグラデーションがつくれます。粉が多すぎると落ちてしまうので、少量ずつのせましょう。
[2:軽くポンポン塗り広げる]
目のキワに置いた粉を、ポンポンと指で叩くようなイメージで、まぶた全体に広げていきます。こすらずに軽く叩くように塗り広げると、ラメシャドウがまぶたにしっかり定着して、キレイに仕上がりますよ。
トレンドのカラーシャドウでマンネリの茶色から脱却
ついつい定番のブラウンを選んでしまいがちなアイシャドウですが、最近は赤茶や黄色などのカラーシャドウも人気があります。これまで「LDK the Beauty」でもいくつか高評価のカラーシャドウを紹介してきましたが、その中から特にオススメの肌なじみが良い4製品を紹介します!
リンメル
ロイヤルヴィンテージアイズ
カラー:014
実勢価格:1650円
カラーシャドウ初心者さんにオススメなのがコチラ。ブラウンよりのテラコッタカラーは、どんな人でも使いやすいカラーです。
こっくりとした深いテラコッタカラーは、肌の色を問わずに使えます。
深みのある大人っぽい色で、ブラウンより軽く仕上がります。発色が良く、パレットの色をそのままのせられますよ。
ETVOS
ミネラルクラッシィシャドー
カラー:ビタミンソルベ
実勢価格:8980円
今一番旬なイエローを始め、今年らしい色が全部そろっているのがETVOSです。
イエローは一見使いにくそうに見えますが、絶妙なくすみ色で肌から浮きません。オレンジと合わせて使うと、さらにトレンド感が増しますよ!
下まぶたに黄色を入れるのがオススメです。
メディア
ブライトアップ アイシャドウ
カラー:BU-01
実勢価格:838円
いつもとニュアンスを変えたいなら、アイシーに輝くメディアのBU-01がオススメです。
極薄のブルー+繊細なラメで透明感のあるカラーです。
塗るとうす~くブルーに色づきます。ハードルが高く感じるブルーは、あえて発色が薄めのものを選ぶことで使いやすくなりますよ。
エレガンス
レヨン ジュレアイズ
カラー:05
実勢価格:3900円
使いこなすのが難しそうなグリーンも、ほんのりと発色するエレガンスなら使いやすいです。崩れに強いのも嬉しいポイント。
キラキラしたラメが上品です。
発色はかすかで、視線を動かすとグリーンのラメが輝きます。グリーンやブルーなどの寒色系はまぶたのくすみを飛ばす効果もあるんですよ。
アイシャドウはロングセラーより発色もラメも進化した新作が推し!
長い間支持を得ているロングセラー商品には、定番の安心感がありますよね。でも、ずーっと変わらず同じものを買い続けるのはもったいない!
ルナソルのスキンモデリングアイズ、略してスキモデは長らく人気を保ち続けているロングセラー商品ですが、同じルナソルなら新作のジェミネイトアイズNの方が発色もラメも進化しているんです。実際に、旧作と新作を使い比べてみました。
[新作]
ルナソル
ジェミネイトアイズN
カラー:01
実勢価格:5500円
2018年にリニューアルされた「ジェミネイトアイズN」は、オレンジブラウンの色味と大きなゴールドラメで、今のトレンドを押さえたカラーです。真ん中に配置されたラメは、アクセントに使えますよ。
キラキラと存在感の強いラメですが、粒が均一なので下品にならず高級感のある仕上がりです。発色も粉質もかなり良く、ラメにピッタリと合う絶妙な色みです。
[旧作]
ルナソル
スキンモデリングアイズ
カラー:01
実勢価格:5500円
数々のベスコスを受賞した、通称「スキモデ」。
パッと見はブラウンベージュのグラデーションがまぶたに溶け込んでいてキレイですが、よく見るとラメの大きさが不揃いです。ラメの輝きは目立ちますが発色が悪く、見たままの色は出にくいです。
それぞれの色みとラメの出方を比べてみましょう。
色みの比較
新作は、中間色もひと塗りしっかり発色して、見たままの色が出ました。
スキモデは粉質はいいのですが、発色が弱く中間色が薄いです。
ラメの比較
新作ジェミネイトアイズの、ラメの粒が細かいです。
旧作のスキモデは、全体的にみると細かいですが、粒が大きく粗いものも混ざっています。
10年以上もベストセラーをキープし続けるスキモデは、これまで数々のベスコスを受賞し、今もその人気は衰えていません。けれど、新作と比べてみるとラメや発色で引けをとる部分もあります。次にアイシャドウを買うなら、ロングセラー品より新作を試してみてはいかがでしょうか?
目は顔の中で最も大事なパーツ。アイシャドウを少し変えるだけで、劇的に印象は変わります。今までアイシャドウを変えてこなかった方は、ぜひ新しいメイクに挑戦してみてくださいね!
アイシャドウもアップデートすることが重要です!