お湯とコーヒーを入れたら4分放置して押し込む
金属製のフィルターを押し込んでコーヒーを注ぐ「フレンチプレス」。実際には、コーヒーを入れたボトルにお湯を注いで、しばらく放置するため、ハンドドリップよりも手軽で簡単です。
日本では紅茶でこれを行うのが流行した経緯もあり、一般的には紅茶に対して行うというイメージが強いですが、じつはコーヒー用に作られたものが元になっているんです。
特徴は何といっても淹れるのが簡単であること。粉末状のコーヒーとお湯が混ざり合っている状態のものを、フィルターゆっくり押し込むだけで簡単にできてしまいます。今回はそんなフレンチプレスを中心に、3製品の比較してみました。
お手頃価格ながら大容量な「コーヒープレス フープ」
RIVERS
コーヒープレス フープ
実勢価格:4320円
4000円以下と手頃ながら、一度にたっぷり4杯も作れるのが「コーヒープレス フープ」です。
口当たりはサラリとしています。
2種類が交互になって織られたフィルター。
太めのグリップで安定感がありました。
フィルター掃除が楽々で粉っぽさが少ない「CafeSolo 0.6L」
eva solo
CafeSolo 0.6L
購入価格:2万2000円
デンマーク発のかき混ぜ製法が採用されている大容量の製品が、独特な形状が特徴的な「CafeSolo 0.6L」です。
粉に熱湯を注いで、付属のスティックで10秒ほどかき混ぜて作ります。かき混ぜることでにごりが出ますが、えぐみはなく、コーヒーの酸味をうまく抽出している印象でした。時間が経過すると味が濃くなりすぎるので、早めに注ぐのがおすすめです。
ほかの製品にくらべてやや割高ですが、味を追求するならこちらも候補に入れてみては?
スティックでかき混ぜるため多少にごりますが、さらっとした口溶けでえぐみはありません。素材の味がダイレクトに伝わってきます。
金属フィルターは1種類の織り方で、袋状になっています。プレスせずかき混ぜるので、フィルター面は独特な形状になっています。
付属のカバーがネック部分まで覆うので、しっかり持って注ぐことができます。注ぎ口はしずくが垂れない優秀なデザインです。
熱さを気にせず注げるフルカバーの「コーヒープレス コア」
RIVERS
コーヒープレス コア
購入価格:2730円
熱湯を注ぐフレンチプレスは、本体が熱くなりやすいのが弱点ですが、フルカバーの「コア」なら熱さを気にせず使えます。
口当たりはサラリとしていましたが、粉っぽさもややありました。
網目は細かめ。フレンチプレス特有の濁りが生じます。
メッシュのフルカバーなので、指が本体に触れても平気。メッシュからうっすら中が見えますが、残量がわかりづらいという難点も。
いかがでしたか? ドリップ式に慣れていると入れ方そのものが新鮮なプレス式。ほかにもいろいろな商品が登場しているので、また近日中にテストしたいと思います。乞うご期待!
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