※情報は『LDK the Beauty』の過去記事を再編集したものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
忘れないでボディケア! 美肌づくりのコツ
顔や首、デコルテのケアは毎日しっかりやるけれど、ボディケアのほうはついつい適当に。日によっては眠いとサボっちゃう、なんてことありませんか。
でも、ボディケアはとっても大切。特にお風呂上がりの乾燥は要注意です。カサカサお肌の放置は、たるみや黒ずみの原因になってしうことがあるんですって。
そこで、効果的な夜のボディケアをご紹介します!
お風呂あがりの目安時間はベッドに入る30分~1時間前に
美肌づくりのポイントは、眠っているあいだに出る「成長ホルモン」。成長ホルモンは良質な深い睡眠をとると出やすくなるのだとか。
質の良い睡眠を目指すなら、体の内部の体温を下げることがポイント。ただし、手足の熱が先に下がってしまうと、逆に体内の温度が下がりづらくなるので、入浴後は早めにベッドに入るのがいいんですって。
手足の冷えを防げ、深部体温が下がりやすくなって睡眠の質が向上し、美肌作りの基礎ができます!
血行を良くして美肌づくり! お風呂には炭酸ガス系入浴剤を
アース製薬
温泡ONPO とろり炭酸湯 ぜいたくひのき浴
実勢価格:429円
普段はあまり入浴剤を使わない、という方もいるかもしれませんが、お風呂に入浴剤は入れたほうがいいです。
血行を良くし、体を温めてくれる炭酸ガス系の入浴剤を実験してみたところ、保温力・保湿力で高い実績を叩き出したのが、テレビCMでもおなじみの「温泡」でした。
保温力の実験では、入浴直後に39.94度、入浴30分後には28.5度。保湿力の実験では、入浴直後の数値が31.5、入浴30分後では26.2と、温泡は高い保温力と保湿力を示しています。お風呂上りに冷えづらく、乾燥しづらい入浴剤は、美肌づくりにピッタリ。
低湿度の季節はボディクリーム必須!
乾燥肌ではない人でも、湿度の低い季節は肌がカサカサしがちで、保湿ケアは必須。
特にお風呂あがりには水分が肌から逃げやすく、さらに乾燥してしまうので、ボディクリームをしっかり塗りたいところです。寝る前のボディクリームで肌の潤いを保てば、翌朝の違いが実感できます。
お風呂上りに何もしないと水分が蒸発します。
ボディクリームの種類の違いは水と油の配合バランスで決まる
ボディクリームには、ローションやミルク、クリームやバターなど、種類が色々あります。その呼び名の違いは、主に水分と油分の割合の違いによるもの。
ボディクリームを作っているブランドやメーカーによって配合基準や呼び名が違うので、ミルクのようにこってりしているのに商品名が「ローション」になっているものもあります。
各ボディクリームの水分と油分のざっくりとした割合を市販の商品で見ていきましょう。下に行くにしたがって、水分が少なく、油分が多くなり、肌の上で伸びにくくなります。
水や化粧水のようなテクスチャなのがこちらの「ローション」。水分量が多く、油分は少なめで伸びがよく、サラサラとした使い心地です。
乳液のような、少しこってりしているのがこちらの「ミルク」。ローションよりも油分が多く、ローションでは潤いが足りない、という人はミルクを使うといい感じに。逆に、ミルクでニキビができてしまった、なんて場合は、ローションに切り替えてみましょう。
ミルクよりも油分が多く、水分が少ないのがこちらの「クリーム」。乾燥が強い人におすすめです。
こちらは油分がかなり多く、ほとんど固形状の「バター」。濃厚な使用感が好きな人にもおすすめです。
自分の肌質や肌の状態に合わせて、ボディクリームを使い分けてみてくださいね。
ところで、クリーム系より、オイル派の人もいますよね。水分の入らないオイルとでは効果に違いがあるってご存知でした?
オイルには保湿力なし! クリームとオイルのダブル使いで
保湿力を期待して、ボディケアにオイルを使っている人もいるかもしれませんが、オイルは基本的に、体の中の水分を外に逃がさないように蓋をするもの。
ボディクリームのように、肌に潤い成分を補充して保湿はしてくれないんです。
オイルを使うなら、ボディクリームを塗った後、その保湿成分を肌から逃がさないよう蓋をするのが正解。
ボディクリームとオイルのダブル使いで美肌を目指してくださいね。
「まずはミルク」でお風呂あがりの乾燥を防ぐ!
お風呂あがりに、あれこれやりつつゆっくりボディケアをしていると、せっかく温まった体が冷えてしまいます。体の外側が冷えると、体の内部の熱が下がりづらくなって、質の高い睡眠が取れなくなり、成長ホルモンの活性化もイマイチな状態に。
また、お風呂あがりは皮膚内部の水分が蒸発し乾燥しやすくなっているので、保温と保湿、両方のためにも、手早く塗れるミルクでササっとケアをしましょう。
温かい浴室の中で手早く体の水分を拭き取り、その場でミルク保湿するのもおすすめです。
クリームでの本格的なボディケアは寝る前にベッドルームで
お風呂あがりに手早く塗ったミルクだけでは、まだまだ万全とはいえません。乾燥の強い部分や、肘や膝、かかとなど角質の厚いところには、クリームやバターでさらに保湿をするとベストです。
ボディケアが終わったらすぐ眠りに入れるよう、ベッドルームでマッサージをしながらしっかり保湿しましょう。
クリームやバターは手の平の上で温めると伸びも良くなり、体に塗ったときのあのヒヤッとした冷たさも軽くなりますよ。
寝る前に5分間の簡単マッサージで血行をよくする
夜のあいだに良質の睡眠をしっかり取れるかどうかは、美容的にとても重要です。
お風呂あがりに体を冷やしながら長時間マッサージや、眠る前なのに脳を興奮させてしまうような激しいストレッチをするのは、美肌づくりに逆効果。
布団に入る直前の数分間でできる簡単なマッサージやストレッチなら、血行がよくなり、リラックス効果もあるのでとてもおすすめです。
ここではすぐにできるマッサージ&ストレッチをご紹介します。
●足の裏の保湿でクリームを塗るときは、少し前かがみになって、体重を掛けながらツボを押すと効果的。押しながら気持ちいい場所を探して、足と体の疲れを癒しましょう。
●寝る前にベッドの上で体を左右にねじるだけの簡単なストレッチも、血行が良くなり体の保温効果が高まります。
●隣り合っている足の指を軽く持ち、前後・左右にねじるだけの簡単なマッサージでも、体のこわばりがほぐれ、リラックス効果が得られます。
以上、入浴後の夜のボディケアのポイントや、ボディクリームの使い方などをご紹介しました。
お風呂あがりの保温と保湿が眠りの質を高め、肌の乾燥を防ぐことが美肌をつくる秘訣です。全身の肌の美しさを保つためにも、ぜひ試してくださいね。
睡眠は一番身近な美容なんです。