コスメの合成成分が
肌に悪いのは昔のハナシ

以前は合成成分に不純物が含まれていることもあったので、なんとなく肌に悪いイメージがあるかもしれません。ただ、現在では安全なものが使われているので、肌が弱い人でなければ安心して使ってOKです。

[主な合成成分]
・界面活性剤
・紫外線吸収剤
・防腐剤
・鉱物油
・タール色素 など

紫外線吸収剤のリスクより
紫外線を浴びる方が恐ろしい

紫外線吸収剤は、人によっては肌に刺激になる場合もあるため、なるべく少ない方が◎。ただし、紫外線を直接浴びることの方がリスクが高いので、無理に「紫外線吸収剤フリー」のコスメを選ぶ必要はありません。

リンゴも酸化するとシワシワになるように、紫外線に当たると、皮膚のなかで活性酸素が発生して、皮膚が老化する原因になります。

コスメに使用される界面活性剤は
非イオン系だから刺激が弱い

界面活性剤は大きく4種類に分けられます。柔軟剤などに使われる「陽イオン系」は、殺菌消毒作用があって肌への刺激も強め。食器用洗剤などに含まれる「陰イオン系」も、弱いですが肌刺激はあります。

一方、ベビーソープやコスメなどに使われる「両性イオン系」と「非イオン系」は、肌刺激がほぼなく安全に使えるのです。

【陽イオン系】柔軟剤など

界面活性剤のなかでも刺激が強め。洗っても皮膚に残ってしまう場合があります。

【陰イオン系】食器用洗剤など

石けんなどに含まれていて、肌への刺激は比較的弱いです。

【両性イオン系】ベビーソープなど

皮膚や肌に対する刺激が弱く、泡立ちをよくしてくれる効果もあります。

【非イオン系】ファンデーションなど

コスメに使われる界面活性剤。皮膚に対する刺激はほぼありません。

避けられがちなシリコーンは
使用感をよくする役割が

コスメに使われるのは「シリコン」ではなく「シリコーン」です。シリコーンはシリコンを化学反応させたもので、肌にとって安全性が高く、コスメの使用感や仕上がりをよくしてくれる効果があります。

ただし、ファンデーションに使用されるシリコーンは水や油を弾くため、クレンジングで落としにくいというデメリットが。強力なクレンジングが必要になることもあります。

篠崎功 氏
ハリウッド大学院大学 客員教授
篠崎功 氏 のコメント

落とすときにある程度のクレンジング力が必要です。

天然成分に比べて悪いイメージを持たれがちな合成成分ですが、コスメに入っているものは安全性が高いものばかり。肌が弱くない人は、あまり気にせず使用して大丈夫です。

もっとナチュラルコスメについて知りたいという方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。