ナチュラルに上を向くセパレートまつ毛が作りたいっ!
流行のセパレートまつ毛は、毛先の1本1本が自然に上を向いて、キレイな扇形をしています。あの憧れのセパレートまつ毛を作りたいけど、どうやっても毛先がバラついたり、マスカラのダマがついちゃう……というお悩みを持つ人も多いはず。
そこで今回は、プロのヘアメイクさんに、美しいセパレートまつ毛の作り方を教わりました。使うマスカラは、いつものものでOK。
マスカラがダマにならない方法や、まつ毛に落ちたシャドウの処理方法もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
それではまずは、美しいセパレートまつ毛の作り方からご覧ください。
美しい扇形セパレートまつ毛はホットビューラーで作れる!
まずは、美しい扇形のセパレートまつ毛を作る方法です。
セパレートまつ毛を作るのに、ビューラーやマスカラを駆使して日夜悪戦苦闘している人も多いと思いますが、実はホットビューラーがあれば、誰でも美しいセパレートまつ毛が作れちゃうんです!
今回使ったホットビューラーは、パナソニックのまつげくるん回転コームです。
パナソニック
まつげくるん回転コーム
実勢価格:1982円
ホットビューラーでカールを作ると、まつ毛についた微量な水分が熱で蒸発し、1本1本がほぐれて形がつけやすくなります。ホットビューラーの熱で、まつ毛の水分が蒸発するのが重要なんです。ちょうど、洗った髪の毛を乾かすとサラサラになるのと同じ原理ですね。
ホットビューラーでカールしたまつ毛がこちらです。
まつ毛がキレイに放射状に開いています。一方、一般的な手動のビューラーでビューラーでカールしたまつ毛は……。
まつ毛は上を向いていますが、いろいろな方向を向いている上、まつ毛の束ができてしまっています。なるほど、水分がポイントだったんですね。
ちなみにホットビューラーは単3形乾電池1本で使えるので、旅行先にも持っていけますよ! 美しいセパレートまつ毛の作り方がわかったところで、次はマスカラのダマを作らない方法です。
マスカラを均等につけるにはフチを利用するのが正解です
マスカラをつけるとき、ダマができてしまうとガッカリですよね。でも、この方法ならダマを作らず、液体を毛先までキレイに行き渡らせることができます。その方法とは、マスカラのブラシに液体を均等につけること。そうすることで、まつ毛をとかしたときキレイにマスカラが乗ります。
液体をブラシに均等につけるには、まずはたっぷりと液体を取り、ボトルのフチでしっかりとしごくのがポイントです。
マスカラのボトルのフチでしごくと、ブラシに液が均等につくんです。
それでは、実際に軽くしごいたブラシと、そうでないブラシを比べてみましょう。まずは、フチでしごいたブラシです。
マスカラを使う前にブラシをフチでしごくと、ブラシの1本1本が独立し、ブラシにつく液体がちょうど良い分量になります。
続いて、フチでしごいていないブラシは……?
マスカラを使う前に、ボトルでブラシをしごかずにそのままつけようとすると、ブラシの毛先にダマがついている状態です。そのまま使えばダマがまつ毛に移り、ダマのあるまつ毛に仕上がってしまいます。
ダマを作りにくくするには、「フチで軽くしごく」のが重要でした!
最後は、まつ毛に落ちてしまったアイシャドウを処理する方法をご紹介します。
シャドウで粉っぽくなったまつ毛はアイライナーの出番!
せっかく作った美しいまつ毛に、アイシャドウの粉が落ちてしまった場合、どうしていますか? ティッシュでシャドウだけ取るのは難しいし、マスカラで取ろうとするとダマができちゃったり、余計な液体を上乗せすることになりかねません。
そんな時に活躍するのが、リキッドアイライナーです! リキッドアイライナーなら毛先が筆なので、マスカラよりも簡単にチョイっと消すことができますよ。
リキッドアイライナーをちょんちょんと重ね塗りするだけで、まつ毛が重くならずにキレイにシャドウを消せます。
以上、美しいセパレートまつ毛の作り方と、アイブロウのダマ防止テク、まつ毛に落ちたシャドウの消し方をご紹介しました。プロだからこそのちょっとしたテクニックですが、仕上がりは雲泥の差! 今日からさっそく使ってみてください。