【LDK公式】小型加湿器のおすすめランキング8選。ニトリ、フランフランなど人気製品を比較【2024年】

小型加湿器とは？

小型加湿器とは、デスクの上や車内の中、寝室のベッドサイドなどで使いやすいコンパクトタイプの加湿器のこと。

場所移動、持ち運びもラクなので、乾燥が気になるさまざまなシーン、さまざまな場所で使いやすいです。

Q.加湿器を選ぶときに加湿力以外で重視することは？

お手入れのしやすさが1位

1位はお手入れのしやすさ、2位は価格、3位は静音性、4位は利便性、5位はタンクの容量といった結果でした。

後回しにしがちなお手入れが簡単にできるものがいい、という声がダントツ。手が届きやすい価格や静音性を重要視する人も多い結果に。

Q.どんなときに乾燥が気になる？

シーンがさまざまだからミニタイプが便利

乾燥が気になるシーンはさまざま。それぞれの部屋に加湿器を置けないので移動させやすいミニ加湿器があると便利です。

LDKがタンク容量1000ml以下の小型加湿器をテスト

冬に欠かせない乾燥対策。部屋全体を加湿できる大容量タイプのほか、デスクの上や車内などでも使いやすいコンパクトな加湿器も種類が豊富になってきています。

バラエティショップなどでも手軽に購入できますが、実際の性能は使ってみないとわかりませんよね。

そこで雑誌『LDK』が、タンク容量501〜1000mlで加湿時間が長いものが多い小型サイズの人気商品を徹底比較！

寝室でのリラックスタイムや子供部屋など、乾燥が気になったときにうるおいを与えてくれるおすすめを探しました。

加湿器の選び方は？

加湿器には多くの種類があって、ネット通販でも手軽に購入できるのが魅力です。

でも、クチコミやレビューを見ても違いがわからず、どんな商品が自分に合うか見極めるのが難しいですよね。

ここでは、自分に合った加湿器の選び方のポイントについて解説します。

選び方1：加湿方式をチェック

超音波式

超音波式加湿器は、超音波でミストを発生させてミストにファンで風を当てて放出する方法。

安価な製品が多いのはメリットですが、雑菌が繁殖しやすいのはデメリットです。

整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター

くろだあきこ 氏 のコメント

超音波式の加湿器はデザインが豊富でした！

超音波式は給水芯がついているものも

ミニサイズの加湿器には給水芯が付いているタイプのものもあります。

この芯がタンクの水を吸い込んで水蒸気として噴出させているので、最初に使用するときはこの芯を水で濡らしてから本体に装着しましょう。

暮らしのおすすめベストバイ

LDK のコメント

給水芯が濡れていないとスチームが出ないことも。使用前に濡らすとスムーズです。(編集・赤川)

給水芯を濡れたまま放置すると雑菌が繁殖する原因に。使わないときはしっかり乾燥させ、定期的に給水芯の交換を行いましょう。

スチーム式

スチーム式加湿器は、水をヒーターで加熱し、その水蒸気に風を当てて放出する方法。

短時間でパワフルに加湿して室温も上げるのがメリットですが、電気代が高くなりやすいのはデメリットです。

ハイブリッド式

水を含ませたフィルターにヒーターとファンで作った温風を当てる方法。 

スピーディーに加湿できるのがメリットですが、本体の価格が高めなのはデメリットです。

気化式

水を含ませたフィルターにファンで風を当てる方法。

ヒーターレスなので消費電力が小さいのはメリットですが、モーター音などが大きめなのはデメリットです。

自然気化式もある！

自然気化式は、陶器やペーパーに水を含ませて自然気化して加湿。電気を全く使わず安価ですが、加湿に時間がかかりパワーもかなり弱めです。

選び方2：部屋の広さで選ぶ

部屋の広さにあった、加湿性能を持つ製品を選ぶこともポイントです。

加湿性能と適用面積、使用場所の例

• 加湿性能200ml/h未満：狭い空間で使用。デスクの上、車内などのパーソナル空間
• 加湿性能200～250ml/h：木造和室３～４畳、プレハブ洋室6～7畳、狭いワンルームなど
• 加湿性能300～500ml/h：木造和室５～8.5畳、プレハブ洋室８～14畳、寝室、書斎など

今回試した製品は全て加湿性能が200ml/h未満なので、パーソナル空間を加湿する目的で使用するのにオススメです。

選び方３：タンク容量で選ぶ

タンクの容量が小さいと小まめな給水が必要です。大きいと頻度は減りますが、本体のサイズも大きくなります。

また、タンクの容量によって連続で加湿できる時間も変わります。例えば寝室で使用したい場合は、睡眠中は加湿してくれるように、6時間以上は使用できる製品を選びましょう。

暮らしのおすすめベストバイ

LDK のコメント

製品に書かれている1時間あたりの加湿能力をタンクの容量で割ると、だいたいの連続使用可能時間がわかります。(編集・赤川)

加湿器とアロマディフューザーの違いを知っておく

加湿器とアロマディフューザーは違いがあります。買うときには注意しましょう。

加湿器：空間を加湿する

湿度を高めるために水蒸気を多く放出

空間に水を多く放出して湿度を高めるのが特徴です。部屋の広さによってはサイズも大きくなります。

アロマ対応の加湿器もある

アロマを使えるモデルも増えていますが、ディフューザーと比べると香りが薄れてしまうことがほとんどです。

アロマディフューザー：香りを拡散させる

加湿性能は期待できない

エッセンシャルオイルを水に垂らして使用する超音波式のものでも、加湿機能はほとんどないことが多いです。

コンパクトなサイズのものが多い

水タンクが必要ないものもあるので小さいサイズですみます。

小型加湿器の人気商品をテスト

今回は、タンク容量501〜1000mlの小型サイズの加湿器の人気商品をピックアップ。さらに小さい卓上タイプより少し容量が多いものになります。

テストでは、次の4項目を検証しました。詳細は次のとおりです。

テスト1：加湿力

一定の温湿度にした空間で加湿器を最強モードで運転。高さ15cmと50cm地点の湿度上昇量とタンクからの吐出水量を測定しました。

テスト2：使いやすさ

操作性

直感的に操作できるかどうかをチェックしました。

給水のしやすさ

水タンクへの給水のしやすさや、ボタンの操作性、直感的に操作しやすいかなどを複数名で実際に使ってチェックしました。

テスト3：お手入れ

洗いやすさ

タンクの隅まで洗えるかどうかをチェックしました。

パーツの数

お手入れが必要なパーツの数を比較して少ないほど高評価に。水タンクも外して洗いやすいかをお手入れのしやすさとして確認しました。

テスト4：デザイン

製品のデザイン性と倒れにくいかといった機能が備わっているかなどを総合的に判断しました。

参考テスト：静音性もチェック！

加湿強モードで稼働時の音量を専門機器で測定すると、ほとんどが騒音が気にならない程度の50dB以下。しかしモーター音などが気になる製品もありました。

以上を比較検証した結果は、評価の高かった小型加湿器のおすすめ商品からランキングで発表します。それではどうぞ！

※総合評価は「加湿力」を重視して評価しています。各テスト項目が同じ評価でも点数が異なる場合があります