あの美容法はホント? 専門家に取材&徹底検証
「同じスキンケア製品は使い続けない方がいい」「ダイエットといえば断食」など、雑誌やSNS、テレビなど巷に溢れるいろいろな美容法。いつまでもキレイでいたい、毎日気持ちよく過ごしたいと願う人なら、あれもこれも気になりますよね。
でもなかには、「コレ本当に効果あるの?」、「逆効果じゃないの?」と疑問に思うものもあるのではないでしょうか。そこで、「スキンケア」、「ボディケア」、「ヘアケア」にまつわる、巷のさまざまな美容法をピックアップし、専門家に取材、ウソか本当か大検証しました!
今回は、「スキンケア」編から、シミ・シワのケアにまつわるウワサをチェックしていきます。
日焼け止め前に保湿するとシミになりにくい?
A. そうでもない! 保湿だけではなく抗酸化成分に注目
保湿不足で炎症を起こすとシミになりやすくはなりますが、対策をするなら抗酸化成分のビタミンCやEの入った化粧水や美容液を塗りましょう。飲む日焼け止めも抗酸化剤なので、日焼けによる肌ダメージを減らすことができます。
また抗酸化成分は食事で摂るのもオススメです。
ビタミンCはパプリカやじゃがいも、ビタミンEはブロッコリーなどに含まれます。
トマトのリコピンも抗酸化作用でおなじみです。
レモンって朝食で食べちゃダメなの?
A. コレはホント! 紫外線を吸収しやすくなります
レモンには抗酸化成分が入ってますが、紫外線を吸収しやすくするソラレンも含まれています。柑橘類を朝食で食べるのは避けて、食べてしまった際には、日焼け対策を念入りにしましょう。
日に当たらないと肌って衰えるの?
A. 一部はホント! 日光をまったく浴びないのもよくない
肌には害でしかない紫外線ですが、日光をまったく浴びないとビタミンDが不足し、骨粗しょう症、糖尿病や動脈硬化、免疫力低下などの「老けリスク」で肌にも影響があります。
スマホの持ち方がシワ・たるみの腹因に?
A. コレはホント! 下向きで凝視するのはNG!
下向きでスマホの画面を凝視していると、重力で頬がたるんできて、ほうれい線などが目立つ顔に。なるべくスマホを上げて、目線を上にするのが正解です。
日焼け止めは外出の30分前が効果大なの?
一部はホント! マメな塗り直しがいちばん
日焼け止めは、一般的には塗った直後の状態から汗や皮脂、手で触れたりして徐々に効果が落ちていきます。なかにはSPF50表記でも長時間もたないものもあります。
反対に一部、乾くと崩れにくくなる製品もあります。使用方法はパッケージ等で確認しましょう。
美容液なのに美容成分が入っていないことってあるの?
A. コレはホント! 美容液の明確な規定がないため、可能性はあります
美容液というと肌にいいものがたっぷり入っているイメージですが、実は、美容液の定義は明確には決まっていないんだとか。このため、美容成分が入っていない美容液も存在することは可能なんです。
美容液の基本は保湿力UPを期待するものです。美容成分などプラスαの効果を求める場合は、成分表示をチェックしましょう。
以上、「スキンケア」編から、シミ&シワに関するウワサをチェックしました。
ちなみに、「美容のウソホントぜ~んぶ暴きます!」特集を掲載した『LDK tne Beauty』11月号はこちらで読むことができます。
『LDK the Beauty』2020年11月号
『LDK the Beauty』
2020年11月号
ぜひ、参考にしてみてください。