最強のAIボイスレコーダーはどれ?
ボイスレコーダーにAIを搭載した最近話題のAIボイスレコーダー。

会議などの録音データを簡単にテキスト化してくれるので、面倒な文字起こしや議事録作成も瞬時に解決! もしかすると、AIの恩恵を最も受けているジャンルかもしれません。
そんな頼れるAIボイスレコーダーですが、口コミだけでは、どれを選べば良いのか迷いますよね?
そこで今回は、AIボイスレコーダーの注目ブランド「PLAUD(プラウド)」と「iFLYTEK(アイフライテック)」から人気3製品を選抜。文字起こしや要約の精度、使い勝手などを比較しました。
早速ですが、1位と2位はPLAUD!上半期ベストバイも受賞
文字起こし精度は最強!電話通話にも対応の「PLAUD NOTE」
※プライムデー期間(7月8日〜7月14日)なら公式サイトとAmazonで最大20%OFF!

PLAUD
PLAUD NOTE
実勢価格:2万7500円
携帯性も抜群!会話を常にメモしたいなら「PLAUD NotePin」
※プライムデー期間(7月8日〜7月14日)なら公式サイトとAmazonで最大20%OFF!

PLAUD
PLAUD NotePin
実勢価格:2万7500円
結果先出しですが、段違いの文字起こし・要約の精度が評価され、PLAUDの2製品が上位を独占! 第1位は「PLAUD NOTE」、第2位は「PLAUD Note Pin」が受賞しました!
さらに上半期ベストバイ2025も同2製品が獲得!

しかも、プライムデーの期間中(7月8日〜7月14日)なら、メーカー公式サイトとAmazonで最大20%OFFで買えるんです!
ということで、注目すべき本製品の魅力はランキングでたっぷりお伝えするとして、まずは今回のテスト方法をご説明します!
AIボイスレコーダーの比較方法は?
今回は4つのテスト項目で、次のAIボイスレコーダー人気3製品を比較しました。
- PLAUD「PLAUD NOTE」
- PLAUD「PLAUD NotePin」
- iFLYTEK「AIライティングレコーダ VOLTER SR302 Pro」
今回の検証のキモとなるAIついては、「PLAUD」の2製品では最新のGPT-4oとClaud 3.5の2つのAIモデルを選択可能。iFLYTEK「AIライティングレコーダ VOITER SR302 Pro」は独自開発のAIを採用しています。
搭載AIで文字起しの精度がどれだけ変わるかも見ものですね!
テスト1:マイク性能
対面取材や会議などを想定し、周囲の雑音が多い「喫茶店(近距離)」および、記者会見の場面を想定した「5メートル以上話者と距離を隔した場所」の2つのシチュエーションで録音。それぞれの録音の音質からマイク性能を採点しました。
テスト2:文字起こしの精度
マイク性能を確認する際に録音した音声を、実際にそれぞれ文字起こしを行い、誤字・脱字の少なさで評価をしました。
テスト3:使い勝手
要約や付加機能は、実際に使用し性能を確認し加点。その他、操作性、持ち運びや充電のしやすさなどを実使用で評価しました。
テスト4:バッテリー持ち
スペックに基づく、最大録音時間とフル充電までにかかる時間を確認。実際にスペックと差がないか確認しました。
AIボイスレコーダーのおすすめは?
【1位】PLAUD「PLAUD NOTE」
※プライムデー期間(7月8日〜7月14日)なら公式サイトとAmazonで最大20%OFF!
- PLAUDPLAUD NOTE
- 最安価格: ¥27,500〜
- マイク性能
- 文字起こしの精度
- 使い勝手
- バッテリー持ち
- おすすめポイント
-
- 通話を録音できる
- 付属ケース使用でスマホに装着可
- がっかりポイント
-
- 充電しにくい
- 幅
- 54.1mm
- 奥行
- 2.99mm
- 高さ
- 85.6mm
- 重量
- 29.5g
- マイク構成
- MEMS✕2+通話録音用の振動伝導マイク
- 録音時間
- 30時間(連続録音)
- バッテリー容量
- 400mAh
- 充電時間
- 2時間
- ストレージ
- 64GB
- スマホへの転送
- Bluetooth、Wi-Fi、ケーブル
- 録音モード
- 通話録音、通常録音
- 多言語対応
- 112言語対応
- 専用アプリ
- PLAUD
- 言語モデル
- Claude 4、GPT-5、o3-mini、Gemini 2.5 Proなど(選択可能)
- リアルタイム文字起こし
- 非対応
- 無料プラン
- 文字起こし月300分、保存容量無制限
- テンプレート・AI要約(無料プラン)
- 15種類以上のテンプレート、AI要約、マインドマップ
- 有料プラン
- 600分(1500円)、3000分(8000円)、6000分(1万3000円)、年間プロプラン(1万6800円)、年間無制限プラン(4万円)
- セキュリティ
- HIPPA、SOC2Type 2(編集部の評価後にGDPR、EN18031にも対応)
【マイク性能】
取材や会議想定の「近距離」と「5メートル離した場所」2カ所で録音しました。上部にマイクを2つ内蔵しています。

▼近距離(喫茶店でテーブルに向かい合って録音)のマイク性能は?
周囲の会話や騒音による干渉はありませんが、録音対象の正面の女性の声がやや小さい印象。とはいえ、聞き直すには十分な音量で、ノイズがかかっている印象もなくクリアな音声です。ちなみに、同社の「PLAUD NotePin」と大きな差はありませんでした。
▼長距離(製品と話者の距離を5メートル以上離して録音)のマイク性能は?
離れた場所での録音結果を文字起こししたところ、誤字・脱字が少なくそのまま読み解けるレベルでした。こちらも、同社「PLAUD NotePin」の結果と変わらずでした。
【文字起こしの精度】
文字起こしの精度は「PLAUD NOTE」が最強!

隣の席で人が話している喫茶店で、上の文章を編集部3人で回し読みして録音しました。
結果は?

ほぼ正確に文字起こしできています。精度は同社の「PLAUD NotePin」以上でした。
再文字起こしで精度が上がることも確認しました。
Claud 3.5だとやや精度が落ちます。
※PLAUDではGPT-4oを使用しています。
【ここがベスト!】電話通話の録音
電話通話の録音の文字起こしもお手のもの
付属のケースを使って、スマホの裏に本体を装着できます。また付属のマグネットリングを使えば、MagSafe非対応のスマホにも装着可能。

スマホに装着すれば通話も録音できます。
通話を録音するモードを試したところ、通常モードと変わらず録音できました。

文字起こし精度は変わらず◎。要約の精度も変わらず優秀です。

切り替えスイッチでオレンジ色が出ると「通話録音モード」です。
【使い勝手】
録音音声はアプリに自動連携! 連携速度や充電ケーブルは今後に期待

ボタンを押すだけで録音が開始でき、音声の転送はアプリを開くだけです。
なお、録音時間は月間300分までは無料で、1200分までは月額1980円、無制限は月額5000円かかります(検証時)。

録音時間が長いほど転送に時間がかかります。Wi-Fi経由で転送する高速転送モードを使用すれば、多少速度がアップしました。

充電・転送ケーブルがそれぞれ独自端子のため、充電がしにくいです。加えて替えのコードも正規品は値段が高いのがネックかもしれません。
【2位】PLAUD「PLAUD NotePin」
※プライムデー期間(7月8日〜7月14日)なら公式サイトとAmazonで最大20%OFF!
- PLAUDPLAUD NotePin
- 最安価格: ¥27,500〜
- マイク性能
- 文字起こしの精度
- 使い勝手
- バッテリー持ち
- おすすめポイント
-
- 常に身に着けやすい
- サイズが小さい
- がっかりポイント
-
- 充電がしにくい
- 幅
- 21mm
- 奥行
- 11mm
- 高さ
- 51mm
- 重量
- 16.6g
【マイク性能】
マイクは2つ内蔵しています。

▼長距離(製品と話者の距離を5メートル以上離して録音)のマイク性能は?
ノイズキャンセリングが働いている印象を受けませんが、周囲の音は会話に干渉しません。
正面に女性2名に座ってもらって録音しましたが、二人の女性の声がやや小さい印象。ただ、再度聞き直すには十分な音量ではあります。
長距離(製品と話者の距離を5メートル以上離して録音)のマイク性能は?
静かな環境で録音するには申し分ないですが、騒々しいと周囲の環境が干渉して、再度音声を聞き直すのは難しそうです。
【文字起こしの精度】
「PLAUD NOTE」に次いで、優秀な文字起こし精度!

「PLAUD NOTE」と同様に、隣の席で人が話している喫茶店で、上の文章を編集部3人で回し読みして録音しました。
結果は?

きちんと製品名などが変換できないことがあるにせよ、ほとんどの会話が正確に起こせています。
※PLAUDではGPT-4oを使用しています。
【ここがベスト!】持ち運び
本体を身に着ければ常に会話を録音できる

首にかけたり。

腕に付けたり。

服に留めて日頃から活用!
付属品のネックストラップやリストバンドを使えば、常に装着できます。取材だけでなく日頃の会話も録音しやすくなるなど、ボイスレコーダーの新たな使い方を提案してくれています。
※会話の録音は事前許可を得て行いしましょう。
【要約機能】「PLAUD」2製品の機能面はほぼ一緒の評価
長時間の録音でもトピックごとに分けて今後するべきことまで要約してくれる

長時間録音の要約もお手のものです。

今後のスケジュールも提案してくれます。
「PLAUD NotePin」、「PLAUD Note」ともに、文字起こしはもちろんですが要約の精度の高さには驚きです。
要約の精度確認のため、5時間以上におよぶ取材録音を実施したところ、項目を分けて箇条書きで要点をまとめてくれました。そのおかげで、すぐに取材を振り返ることができました。
また、録音した内容から次に実行すべきことを提案してくれるため、取材や会議の議事録をこのまま提出できるレベルです。
ここまで高精度なら、日頃の何気ない会話も録音して、仕事や制作のヒントを得られそうです。
【3位】iFLYTEK「AIライティングレコーダ VOITER SR302 Pro」
- iFLYTEKAIライティングレコーダ VOITER SR302 Pro
- 最安価格: ¥34,800〜
- マイク性能
- 文字起こしの精度
- 使い勝手
- バッテリー持ち
- おすすめポイント
-
- 遠い距離の録音ができる
- 情報漏洩リスクが少ない
- がっかりポイント
-
- 文字起こしの精度がイマイチ
- 幅
- 46mm
- 奥行
- 15mm
- 高さ
- 117.5mm
- 重量
- 99.6g
- 型番
- SR302PRO
【マイク性能】
マイクを6つ搭載し聞き逃しゼロ。録音品質のよさが光る

指向性マイク2つに無指向性マイクを4つ内蔵しています。
▼近距離(喫茶店でテーブルに向かい合って録音)のマイク性能は?
自動調整モードでは周囲の音を検知し、音をキャンセルする働きをしているのを感じます。しかし、AIによるノイズキャンセリングが録音で聞きたい声にも干渉し、聞こえにくくなることも。
インタビューモードのほうが周囲の音をより低減しますが、ときどき隣の客の声を誤認して大きく調整してしまう場合もありました。
▼長距離(製品と話者の距離を5メートル以上離して録音)のマイク性能は?
想像以上に声を拾い、音質もクリア。遠くの声を聞き直すなら間違いなく優秀といえます。
【文字起こしの精度】
誤字がかなり多い印象の「iFLYTEK」

「PLAUD」2製品と同様に、隣の席で人が話している喫茶店で、上の文章を編集部3人で回し読みして録音しました。
結果は?

1メートル以内の対面に適しているインタビューモードで録音。誤字がかなり多い印象です。
【ここはマイナス】
マイク性能は優秀だけど、AI搭載の利点を感じられず……

アップデートで実装された、他の機器で録音した音声データをレコーダーに読み込ませ文字起こしをする機能も試しましたが、精度は変わらずイマイチでした。
マイク性能は優秀ですが、AIの利点は感じられないため、予備の録音機器としての使用がよさそうです。
まとめ:「PLAUD」の2製品は文字起こし精度・要約の精度が段違い
AIボイスレコーダーの3製品ランキングでは、「PLAUD NOTE」が1位、「PLAUD NotePin」が2位を獲得し、格の違いを実証しました。
文字起こし精度は最強!電話通話にも対応の「PLAUD NOTE」
※プライムデー期間(7月8日〜7月14日)なら公式サイトとAmazonで最大20%OFF!

PLAUD
PLAUD NOTE
実勢価格:2万7500円
携帯性も抜群!会話を常にメモしたいなら「PLAUD NotePin」
※プライムデー期間(7月8日〜7月14日)なら公式サイトとAmazonで最大20%OFF!

PLAUD
PLAUD NotePin
実勢価格:2万7500円
また、それだけでなく、雑誌『家電批評』が2025年上半期の優秀家電にだけ贈る上半期ベストバイを同2製品で受賞するなど、家電としてのクオリティの高さも見せつける結果となりました。

今回、「PLAUD」2製品と「iFLYTEK」の製品を比較しましたが、AIを活用した機能面で大きな差がつきました。文字起こしの精度はもちろん、特に便利だったのが要約機能。正直、ここまで性能がいいと思っていませんでした。
ちなみに、このAIボイスレコーダー3製品ランキングが掲載された『家電批評』2025年4月号にまつわる全ての取材は「PLAUD NOTE」を使用して、要約を活用。取材後の振り返りが格段に速くなり、仕事の効率アップを実感しました。
「PLAUD NOTE」と「PLAUD NotePin」の性能差は充電の待ち時間以外にほとんどないのですが、通話を録音したい人は「PLAUD NOTE」、常日頃から身につけて活用したい人は「PLAUD NotePin」がよさそうです。
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操作がシンプルな分、バッテリー残量などはスマホからしか確認できません。