LCCの増加によって 格安0泊弾丸チケットが登場!

「弾丸スペシャル」は、LCCのピーチ・アビエーションが期間限定で打ち出している格安弾丸チケットです。行き先は台湾と韓国で、平日限定で時間帯も大阪―韓国以外は深夜便と制限はありますが、とにかく安いと旅行好きの間では人気を博しています。

検証時は、台湾往復で7000円でしたが、現在は7600円になっています。

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ピーチ・アビエーション
弾丸スペシャル
実質運賃:7600円~(往復)
実施路線:
東京(羽田)― 台北(桃園)7600円
東京(羽田)― ソウル(仁川)9500円
大阪(関西)― ソウル(仁川)9000円


当初は2016年10月までのキャンペーンでしたが、大好評につき度重なる期間延長を続けており、2017年9月現在では、2018年2月上旬までの延長が決まっています。

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嘘みたいな値段ですが、もちろんきちんと買うことができます。現在の価格はこちらとなっています。(公式ホームページより)

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宿泊なし&日帰り限定ですが、コスパ最強の運賃です。路線によって対象日は異なりますが、サラリーマンでも有給1日で利用できます。

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価格は文句なしの弾丸スペシャルですが、唯一の欠点は時間帯です。例えば、羽田―台湾便はチェックインを考えると、深夜3時すぎに空港につかなければなりません。帰りも深夜1時前に戻ってくることになります。

コスパは最強ですが体力は必要!? 羽田発・日帰り台湾を覆面調査

人気のこの弾丸チケットですが、実際のところはどうなのでしょうか? こんな短時間で本当に楽しめるのでしょうか? そこで、今回は平日の羽田―台湾便を利用して、実際に調査してみたいと思います。フライト時間等は検証時のものとなります。実際に搭乗される方は、公式サイト等をお確かめください。

出発当日、早速戸惑ったのが早朝4時ごろに羽田空港に行かなければならない点です。都心からの場合、成田でなく羽田発という利点はあるものの、ほぼ6時発ということは空港には最遅でも4時半にはいなければならないことになります。結局、羽田空港近くの平和島にある「天然温泉平和島」を利用しました。

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平和島温泉
Flightプラン
利用料金:2800円

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「天然温泉平和島」には、深夜送迎付きのプランがありました。気持ちはよかったのですが……このフライト時間は、気軽に利用するにはなかなか難しい時間帯といえます。
 

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台北の桃園空港には9時前に到着です。ここからバスに揺られ、台北市内に向かいます。
 

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空港から約1時間、台北市内に着いた時にはちょうど朝食時でした。

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まずは腹ごしらえということで、台湾の激ウマ朝食を楽しみました。豆漿(豆乳)と肉巻きおにぎりは超絶うまかったです!
 

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台北市内から地下鉄で1時間ほど移動して、台湾のベニスといわれる「淡水」に到着。食べ歩きしつつ、のんびり観光を楽しみました。

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台湾の人気パワースポットのひとつ、龍山寺でおみくじも引きました。

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「千と千尋の神隠し」の舞台に激似と人気の「九フン」も、台北市街から約1時間ほどです。余裕で観光できちゃいます。
 

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最後に龍山寺近くの華西街観光夜市で、食べ歩きを楽しんだ後、再びバスで空港へ移動してフライトです。

現地滞在は約12時間ですが、移動を考えると実質使える時間は9時間ほどです。とはいえ、あれもこれもと欲張らなければ。1日で十分観光を楽しめました。
 

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帰りは羽田空港に深夜1時頃に到着です。一部バスで都心には戻れますが、もちろん電車はもうありません。

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翌日仕事があることを考えると、カプセルホテルに宿泊するのが得策です。結局、空港内のカプセルホテルに宿泊しました。

ファーストキャビン羽田
利用料金:5000円(ビジネスクラスキャビン)

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利用料金はかかってしまいましたが、大浴場もありました。弾丸ツアーで一日中動き回り、疲れ切った身体をかなり休めることができました。

行ってみてわかった! 日帰りアジアを楽しむポイント

実際に弾丸スペシャルを体験してきましたが、これで7000円はかなりお得です。諸税込みでも1万円ちょっとです。ただ、今回はスーパー銭湯やカプセルホテルを利用しましたので、総額は2万2000円となりました。

今回、実際に行ってみて日帰りアジアを楽しむポイントがいくつか分かったので、ここで紹介しておきましょう。
 

滞在時間は約12時間なので、あれもこれもと欲張らずに目的を絞って行くのがオススメです。

行ってみてわかった!日帰りアジアを楽しむポイント イメージ

グルメ目的なのか……

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それとも観光目的なのか……

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買い物という目的も考えられます。いずれにしても、7000円なので「また来ればいいや」の精神が大事です。
 

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空港で夜を越せば安くつきますが、行きは早朝、帰りは深夜となれば普通に疲れます。次の日に仕事があるならば、ホテルをおすすめします。

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グーグルマップがあれば、日帰り台湾をより楽しめます。

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また、台湾版スイカである「EasyCard」があれば、より快適です

なお、チャージは日本のように券売機でできますが、カード自体は窓口で購入する必要があります。ただ、駅の窓口で「EasyCard」と告げるだけなので、ぜひチャレンジしてみてください。

以上、まさかの7000円で海外へ行ける、ピーチ・アビエーションの「弾丸スペシャル」。いかがでしたでしょうか?

結論としては、日帰りでも台湾は十分満喫できました。また、初めて海外という人も「(イヤでも)夜には日本に帰れる」という安心感もあります。

出発、到着時刻の問題がクリアできるのであれば、ぜひ体験してみてください。なお、往復のフライト時間や価格等は、時期により変更となることもあるのでご注意ください。


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