iPhone 16シリーズを徹底比較！
Appleから新しく登場したiPhone 16シリーズには、「iPhone 16 Pro Max」「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Plus」「iPhone 16」の4つのモデルがラインアップされています。
機種ごとにどんな違いがあるの？ 従来モデルと何が変わったの？ 気になりますよね？
そこで、雑誌『家電批評』編集部がiPhone 16シリーズを徹底比較。どんな人におすすめなのかを紹介します。
iPhone16は大幅に性能が強化！
2024年も新型iPhoneが登場しましたが、2024年の注目はiPhone 16シリーズ。
これまで新機能はまずProシリーズにのみ搭載され、翌年に標準モデルに採用となりました。
しかし、2024年の「カメラコントロール」は最初から全モデルに搭載。2023年のアクションボタンも採用され、チップもA16からA18にひとつ飛びで進化。
Proのみだったマクロ撮影や空間写真・空間ビデオの撮影にも対応しています。
バッテリーも長持ちになり、45W充電も可能で、よりProシリーズに近づいたモデルになっています。
まずは、Apple「iPhone 16 」とApple「iPhone 16 Plus」が前モデルから変わった点を紹介します。
Apple「iPhone 16」
- AppleiPhone 16
- 実勢価格: ¥124,800〜
タイムセールは毎日開催中！Amazonで見る¥124,800〜
アイテム毎日更新中！楽天市場で見る¥132,000〜
モデル・価格
- 128GB：¥124800(検証時)～
- 256GB：¥139800(検証時)～
- 512GB：¥169800(検証時)～
Apple「iPhone 16 Plus」
- AppleiPhone 16 Plus
- 実勢価格: ¥146,279〜
モデル・価格
- 128GB：¥139800(検証時)～
- 256GB：¥154800(検証時)～
- 512GB：¥184800(検証時)～
カメラも強化されてアクションボタンも搭載
変更点1：A16 BionicからA18にジャンプ！ iPhone 15から30％もパワーアップ
2023年のA16 Bionicから、A18に一足飛びに強化。ベンチマークアプリ「3DMARK」のストレステストでも、iPhone 15の約1.6倍のスコア。
iPhone 16
iPhone 15
20回連続テストによる性能低下のグラフも滑らかです。
変更点2：新登場のカメラコントロールを搭載！ Proのみだったアクションボタンも追加
昨年(2023年)、iPhone 15 Proシリーズにのみ搭載されていたアクションボタンだけでなく、新登場のカメラコントロールも全モデルに採用。このボタンひとつで、撮影時の操作がすべて行えます。
クリックでの起動や撮影のほかスライドでズームや露出調整も可能です。
変更点3：Proのみだったマクロ撮影や空間写真・ビデオに対応
カメラは縦に配置され、横向きにすると水平に並びます。
この配置により、Proのみ対応だった空間写真・空間ビデオが撮影可能になりました。さらに、マクロ撮影にも対応しています。
新しい編集機能「スタイル」も登場
写真アプリとカメラに新しい非破壊編集機能「スタイル」が登場。
従来のフィルタよりも色調を細かく調整できます。
変更点4：稼働時間が2時間長くなって45Wでの高速充電に対応
バッテリーが2時間も長持ちになり、公称で最大18時間のネット動画再生が可能。Apple「iPhone 16 Plus」なら最大24時間で4時間も長くなっています。
充電もこれまでより高速な45Wに対応しました。
USB-Cポートは相変わらず激遅
45W充電に対応したものの、転送速度は相変わらずUSB2.0で激遅の480Mb/sのままです。ここは残念でした。
Proはクリエイター向きに
Apple「iPhone 16 Proシリーズ」は動画撮影が強化され、4K・120fpsでのドルビービジョン撮影が可能になりました。
しかも、同じ画質でスローモーション撮影も可能です。
さらに、全モデルに搭載されたオーディオミックス機能で、撮影後でも音の聞こえ方を自由に調整できます。
これまで12MPだった超広角レンズも広角と同じ48MPに画質がアップしており、よりクリエイター向きのモデルになりました。
チップは標準モデルよりも高性能なA18 Proを搭載し、画面もわずかですが大型化されています。
続いては、Apple「iPhone 16 Pro」とApple「iPhone 16 Pro Max」が前モデル「iPhone 15 Pro」シリーズから変わった点を紹介します。
Apple「iPhone 16 Pro Max」
- AppleiPhone 16 Pro Max
- 実勢価格: ¥244,800〜
モデル・価格
- 256GB：¥189800(検証時)～
- 512GB：¥219800(検証時)～
- 1TB：¥249800(検証時)～
Apple「iPhone 16 Pro」
- AppleiPhone 16 Pro
- 実勢価格: ¥192,800〜
モデル・価格
- 128GB：¥159800(検証時)～
- 256GB：¥174800(検証時)～
- 512GB：¥204800(検証時)～
- 1TB：¥234800(検証時)～
4K・120fps撮影に対応！ チップもプロ向けA18 Pro
変更点1：最大4K・120fpsのドルビービジョン撮影に対応！ さらにオーディオミックスで声の聞こえ方も調整できる
ビデオ撮影の設定に4K/120fps の項目が追加。
オーディオミックスで声の聞こえ方も調整できるので、動画配信者にも向いています。
変更点2：ProとPro Maxのカメラ仕様が統一! 好みのサイズを選びやすくなった
Apple「iPhone 15 Proシリーズ」まではProMaxだけが5倍ズームを搭載していましたが、今回からProとPro Maxのカメラ仕様が統一。
Apple「iPhone 16 Pro」でも5倍の光学ズームで撮影可能に。カメラのためにMaxを選ぶ必要はありません。
変更点3：高速なのにバッテリーも長持ちのA18 ProでiPhone 15 Proよりも15％もパワーアップ
16 Proシリーズに搭載されているA18 Proは、Apple「iPhone 16」のA18よりも高性能。
iPhone 16 Pro Max
iPhone 16
ベンチマークのスコア差は約1.1倍程度ですが、連続テスト時の低下がゆるやかです。
変更点4：画面が0.2インチ大きくなってさらに縦長に！ ベゼルはiPhone史上で最も薄くなった
※画像右側：iPhone 16 Pro、左側：iPhone 16 Pro Max
Apple「iPhone 16 Pro」・Apple「iPhone 16 Pro Max」ともに画面が0.2インチ大きくなり、それぞれ約3mmほど縦長に。
しかし、ベゼルが史上最薄なので、持った感じは前モデルとの違いはほとんど感じられません。
以上、Apple「iPhone 16シリーズ」の検証結果でした。
検証の結果、よりProに近づいた Apple「iPhone 16」が高コスパでおすすめ。動画撮影目的ならApple「iPhone 16 Proシリーズ」が最適でしょう。
Apple「iPhone 16シリーズ」が気になっている人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
各モデルのApple純正価格
15から大幅に性能アップしたiPhone 16はコスパが良好な上、長く使い続けられそう。