一晩置いても冷~んやり! タンブラーを選ぶならこれだ
暑い日には冷えた麦茶をごくごく~っと、飲みごろを美味しく飲みたいものですよね。そんな時に断然オススメなのが真空タンブラー。今回は主力メーカーの5製品を集め、それぞれの断熱力を検証しました。
【検証方法】
氷水を入れて、6時間経過した後の温度とスタート時との温度差を測定。
氷水を一晩置いても 冷たかった2強!
とくに優れた断熱力を発揮したのは、サーモスとドウシシャの2本。アウトドア派の人は、持ち運びパーツが豊富なサーモスがおすすめです。保温冷力を高めるパーツもあり、野外フェスやアウトドアスポーツにうってつけです。インドア派なら、ロゴが目立たずオフィスやお部屋のインテリアにも馴染みやすい高級感あるドウシシャが有力候補です。その他の3製品は、冷えが甘く最終的に断熱力に大きな差が出ました。
それでは2強を含めた全5製品の格付を発表します!
やっぱりサーモスは最強! グラスのように飲みやすい
サーモス
真空断熱タンブラー/JDA-400
購入価格:1427円
サイズ:W7.5×D7.5×H14.5cm
重量:200g
※現在は後継のJDE-420となっています
申し分ない断熱力はもちろんのこと、グラスさながらの飲み口が嬉しい! 薄い縁が幅広く取られているため、アウトドアでもストレスフリーです。
専用パーツのフタ(400円)を装着すれば、さらに保温冷効果がアップ!
ソコカバー(400円)は転倒防止、キズ防止にも効果的なのでアウトドアシーンにぴったり。
キンッキンに冷えたドリンクを入れてもほとんど結露しませんので、アウトドアはもちろんですが、インドア使用でもたいへん重宝するタンブラーです。
長時間経過しても結露なし! 手もデスクも濡れない
ドウシシャ
ずっと飲みごろステンレスタンブラー400ml
購入価格:1500円
サイズ:W7.5×D7.5×H15cm
重量:170g
サーモスとは同等の断熱力! 断熱力の高さは結露のしにくさに関係します。長時間置いたままでも、デスクがびしょびしょになることもありません。
ふつう、氷を浮かべたタンブラーは結露してベッタベタになりますが、コレならほとんど問題ナシ!
またタンブラーには珍しくロゴがありません。マット加工が施された高級感のある大人デザインで、おうちやオフィスでリッチな気分を味わえます。
以下3製品は、断熱力は弱く6時間後にはややぬるくなってしまうという残念な結果に……。上位との性能の差は歴然でした。
飲み口サイズ最大ゆえの 断熱性ダウンか?
和平フレイズ
フォルテック・ハウスステンレスタンブラー400ml FHR-6177
購入価格 :1379円
6時間後→11.1℃(スタート時+7.3℃)
結果はスタート時から+7℃台と断熱力はややダウン。飲み口は8.3㎝、高さは15.8㎝と5製品中で一番大きい和平フレイズ。断熱層はやや分厚めです。
美味しそうに見える工夫はあるが 飲み口厚めで、好みが分かれる
象印
ステンレスタンブラー SX-DC45-TA450mL
購入価格 :1891円
6時間後→12.1℃(スタート時+8.2℃)
スタート時から+8℃以上!上位に大きく差をつけられる形に。断熱性はイマイチです。内側を鏡面仕上げにすることで、飲み物が明るく美味しそうに見える工夫がうれしい。飲み口が厚めなのがお好きな方向き。
350ml缶がすっぽり入るが 重さにストレス
山善
保冷温マジックタンブラー ITD-450MR
購入価格 :1040円
6時間後→12.1℃(スタート時+8.3℃)
象印とほぼ同じ結果で、こちらも性能面では劣ります。350ml缶がぴったり入る大柄ボディ。すそ部分は細くなっていて持ちやすいですが、ちょっと重めです。
検証の結果を見ての通り、断熱性には大きな差が。特にC評価の2製品はスタート時から+8℃以上。時間が経っても飲み頃とはいきませんでした。
暑~い季節も、選りすぐりのタンブラーでぬるい飲み物とはさようなら! 以上、タンブラーの製品比較でした。