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※情報は『LDK the Beauty』2020年8月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
正しい美白ケアでいつまでも透明感のある若々しい肌を!
黄ぐすみした肌にいつの間にか増えている目元のシミ。「老けたくない!」と美白を頑張っているのに、なかなか結果は目に見えてあらわれず(泣)……ということありませんか。
もしかしたら、それは間違った美白ケアのせいかもしれません。そこで多くの人がやりがちなケアや習慣をチェック。美白についての正しい知識をプロに取材、検証しました。
今回は、気をつけたいシミ・くすみの「自己流ケア」。シミが気になるとついついあれこれやってしまいがちですが、中にはかえって悪化させてしまうものもあるんです。
市販のはハイドロキノンはむやみに手を出しちゃダメ
優れた美白成分として知られるハイドロキノンは、細胞毒性があり、むやみに長時間使い続けると肌の色素が抜ける白斑を招いて肌がまだらになる危険の可能性があります。取り入れるときはくれぐれもご注意。勝手な自己判断で長い時間使い続けるのはリスキーです。安易に市販品に飛びつかず、クリニックで処方を受けて医師の監督のもとで使うほうが安心です。
レーザーを受けるなら秋冬がベター
シミ取りレーザーはアフターケアが肝心です。特にレーザー照射による炎症後の色素沈着を防ぐにはUVケアがカギを握るため、多量の紫外線が降り注ぐ夏より秋冬に受けるのがベターです。
アフターケアを怠るとかえってシミが悪化なんてことになりかねないので、シミ取りは慎重に行いましょう。
クリニック専売品は公式サイト以外で購入するのは危険
クリニック専売品には、医師だからこそ扱える肌に強い反応があらわれるものがあります。
特に高濃度レチノール系は、赤みや皮むけのリスクもあり、肌に合わずトラブルの可能性も……。クリニック、もしくはクリニック公式サイトから購入するようにしましょう。
シミはあれこれいじらず即クリニックで判定!
シミにはさまざまなタイプがあり、パッと見は同じ種類のように見えても実は複数のタイプが混在しているケースがほとんどです。
しかも、肝斑にはシミ治療の主流のレーザーではなく、内服薬のトランサミンが用いられるなど、種類によって適切なケアは違ってきます。
顔にはいろいろなシミが混ざっているので、勝手な自己診断であれこれ手を打つより、まずはクリニックで診断を受けるのが正しい選択です。
▼シミの種類はいろいろ
[肝斑]
女性ホルモンにより、主に頬に薄く左右対称に発生するシミ。治療はトランサミンの内服が主流です。
肝斑治療はレーザーではなく、内服薬が効果的で、主成分のトラネキサム 酸(トランサミン)に加え、L-システインやビタミンCを配合しているものを。
第一三共ヘルスケア
トランシーノII
購入価格:1908円
第一三共ヘルスケア「トランシーノII」はドラッグストアで買うことができる肝斑改善薬です。
[色素沈着]
ニキビや傷が治った後に色素が沈着したもの。炎症が原因のため、レーザーは基本的にNGです。
[老人性色素斑]
これまで浴びた紫外線の蓄積でできる最も一般的なシミがこちら。境界がくっきりしていてレーザー向きです。
妊娠するとシミは増加する! しっかりケアを
妊娠すると女性ホルモンが増加するため、シミが増えるのは避けられません。悪化させないよう、日焼け止めを塗るなど最低限のUV対策は忘れずに行いましょう。
また妊娠中はレーザーNGです。
妊娠中は肌がいつもより敏感になっているので、 レーザー治療は控えましょう。
以上、気をつけたいシミ・くすみの「自己流ケア」についてご紹介しました。正しいシミやくすみ対策を取り入れて、透明感のある肌活をしていきましょう!
ちなみに、「完全版 老けない肌のつくり方」特集を掲載している『LDK the Beauty 8月号』はこちらで読むことができます。
『LDK the Beauty』2020年8月号
『LDK the Beauty』
2020年8月号
ぜひ、記事を参考にしてみてください。