ダイソンもいいけど 他には選択肢ないの?
小さなエリアをササッと掃除する場合に便利なハンディクリーナー。子どもが食事をしたあとの掃除や、車の中の掃除、ふつうの掃除機では難しい高い棚の掃除など、いろいろと便利ですよね。
ハンディ掃除機といえば、第一候補となるのはやっぱりダイソン。
公式サイトでは、現在税込み2万7000円とだいぶお手頃になってきてます。とはいえ、ホームセンターにいけば、数千円で購入できるハンディ掃除機もたくさんあります。
そこで、今回は「ダイソンよりリーズナブルで、性能も高くて、イケてるハンディ掃除機はないか」というテーマの元、ベストバイを探りたいと思います。
まずは、実際の商品紹介の前に、今回のテスト方法を紹介します。
【テスト①吸引力】袋に入れた100円玉が何枚吸えるかで、吸引力を検証しました。
【テスト②使い勝手】ゴミの取り出しやすさや、デザイン性など総合的に評価しています。
【テスト③持ちやすさ】ハンディというからには持ちやすさが重要。実際に使用して判定しています。
それではさっそく結果を見ていきましょう!
「ダイソンじゃない」掃除機の 最有力候補はドイツのkobold
今回の検証を踏まえて、編集部が一番おすすめしたいハンディ掃除機は、ドイツ発VORWERKの「kobold(コーボルド)」になりました。
VORWERK
充電式ハンディクリーナー kobold
実勢価格:1万2960円
今回テストした商品の中では若干割高ですが、コードレスのハンディ掃除機の中では吸引力も強く、強弱が使い分けられるなど、商品としての完成度が高かった本製品。デザインも美しく、掃除するモチベーションを高めてくれる一品といえます。これならダイソン好きも納得です。
また、コードレスなので、屋外や車内など、どこでも使える機動力の高さが魅力も魅力です。
以下、テスト結果です。
充電器に取り付けるとこんなにスマート。リビングの隅に置いても恥ずかしくなく、自慢したくなるようなビジュアルです。
パワーは2段階あり、ボタン長押しでブーストモードに切り替えることができます。パワーが調整できるのは便利。
今回検証したほかのコードレス掃除機2機種は今一歩の実力でした。まずはこちら。
BLACK+DECKER
ハンディークリーナー ORB48
実勢価格:5101円
BLACK+DECKERの製品は、丸くかわいらしいですが容量は少なめ。デスク周りなど限られた場所で使うのならアリです。以下、テスト結果です。
続いて、こちら。
エレクトロラックス
ハンディークリーナー rapido ZB5103
実勢価格:5280円
エレクトロラックスの製品は、koboldと比べると吸引力の弱さが気になりました。
コードレスの方がイケてるけど コードアリもイケてるのありました
今回、コードレス式ハンディ掃除機と一緒に、コードがあるタイプのハンディ掃除機でもテストを敢行しました。
今やコードレス掃除機全盛時代、「いまさらコード式? しかもハンディ掃除機で? イケてねー」と思われるかもしれませんが、意外や意外、コード式にもイケてる掃除機がありました。
一番のメリットはパワー。コードレスに比べると、やっぱりコード式の方が段違いに強いです。また、当然ですが、電池切れの心配がないのもうれしいです。
そんなコード式ハンディ掃除機の中で、今回おすすめしたいのがCCPの「SWEEPLUS」です。サイズが程よく、片手作業もラクラク! 吸引力も十分なので、ぜひ候補に入れてほしい製品です。何より実勢価格3480円と、コスパもグッドです。
こちらがCCPの「SWEEPLUS」です。
CCP
ハンディクリーナー SWEEPLUS
実勢価格:2980円
テスト結果はこちら。
一緒にテストしたツインバードと比べると吸引力は劣りますが、一回りほどコンパクトで1.2kgと軽量。片手で持てるので、高い場所の掃除も簡単にできます。
ファブリックのお手入れにも重宝します。
今回一緒にテストしたのは、HITACHIとツインバードのクリーナー。HITACHIはコードがしまえる仕様になっているのは便利。ロングパイプもついており、ハンディというより、もはや小さい掃除機でした。セカンドクリーナーをイメージしている人には向いてます。ただ重さの割にパワーは3製品の中では一番弱めでした。
HITACHI
コンパクトハンディタイプ こまめちゃん PV-H23
実勢価格:6821円
一方、ツインバードの機種は、ハンディながらかなりの吸引力を発揮。しかし2Kg弱となかなかの重量感です。ハンディというよりは、もはや掃除機。多少重くてもパワーをもとめる人はどうぞ。値段もリーズナブルです。
ツインバード
ハンディークリーナー ハンディージェットサイクロンEX HC-E251GY
実勢価格:4800円
以上、ダイソンじゃない掃除機比較。いかがでしたか? ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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