しつこいクマをなかったことに できないかしら?

なかなか消えてくれない、目元の下の「青いクマ」。コンシーラーでもなかなか隠しきれないような、しつこいクマを消す方法はないのでしょうか?

プロヘアメイクさんに聞いたところ、誰のポーチにも入っていそうな意外なアイテムが効果的だそう。プロならではの、イエローベース、ブルーベースの肌色別のオススメ対処法をご紹介します!

隠しきれないクマには 「赤リップ」が効く!

一般的に日本人の肌色で多いと言われる、イエローベースの人のクマには、「赤いリップ」をファンデーションの下に塗ると自然に隠すことができるんです。

隠しきれないクマには「赤リップ」が効く! イメージ

どうして赤リップで隠せるのかというと、これには”色の組み合わせ”に理由があります。

色には補色という関係があり、たとえば赤の反対は緑、青の反対はオレンジというように、お互いの色を補い合う関係になっています。

隠しきれないクマには「赤リップ」が効く! イメージ2

クマは青っぽいような、くすんだ色をしていますよね。たとえば、イエローベースの肌色の方のクマは、青より少し緑がかったような色なので、それを打ち消すには赤みの強い色を補色として使った方が効果的です。ゆえに、赤いリップがいいんです。


では、イエローベースの肌色の人で試した、赤いリップの使用前使用後をご覧ください。

・赤いリップを使っていない目元

隠しきれないクマには「赤リップ」が効く! イメージ3

うっすらとクマが見え、陰りがあります。

・赤いリップを使った目元

隠しきれないクマには「赤リップ」が効く! イメージ4

ほんのりと赤く色づき、健康そうな目元になりました。目元の血色がいいと、顔全体が明るくなって幸せそうにも見えますよね。

他にも、暖色系のリップで効果があるのかどうか、テストしてみました。次はオレンジの結果をご覧ください。

[試す価値あり]赤みよりの オレンジなら効果はアリです

オレンジ系リップを使ってみたところ、まずまずの効果となりました。

[試す価値あり]赤みよりのオレンジなら効果はアリです イメージ

・オレンジのリップを塗った目元

[試す価値あり]赤みよりのオレンジなら効果はアリです イメージ2

さっそくクマに塗ってみると、赤いリップほどではありませんが、効果が見られました。オレンジ系でも、どちらかというと赤みの強いリップであれば効果が期待できそうです。

では次に、ピンク系のリップの結果を見てみましょう。

[イマイチ]ピンクのリップは かえってクマが目立つ

ピンク系は、かえってクマを目立たせるという結果に……。

[イマイチ]ピンクのリップはかえってクマが目立つ イメージ
[イマイチ]ピンクのリップはかえってクマが目立つ イメージ2

ピンクは青の補色ではないので、どうかな? と思いつつ試してみました。すると、やはりかえってクマを目立たせてしまうような結果になってしまいました。クマを隠したいときは、補色関係を考えると失敗しなくなりますよ!

では最後に、ブルーベースの肌色さんの場合に合う色をご紹介します。

ブルベさんには 赤みよりのオレンジリップ

ブルーベースの肌色さんのクマは青みの強いクマなので、補色はオレンジです。ですので、オレンジ色のリップが効果的です。ブルベさんの肌にオレンジ色のリップを塗り、上からファンデーションを塗ってみました。

・before

ブルベさんには赤みよりのオレンジリップ イメージ

・after

ブルベさんには赤みよりのオレンジリップ イメージ2

ほとんどクマがわからないほど、きれいに消えました! 健康的な目元になりますね。


以上、赤いリップを使ってクマを隠すテクニックをご紹介しました。しつこいクマを隠すなら、イエベさんならファンデの下に赤いリップ、ブルベさんならオレンジのリップがオススメです!