スマートフォンテスト誌「家電批評」が選ぶ2024年最強の折りたたみスマホは?

「家電批評」は2024年も、専門家とともに1000近い家電を徹底検証しました。

そんな中、2024年における「折りたたみスマートフォン」部門の年間ベストバイに輝き、さらに年間ベストバイの頂点であるグランプリも獲得したSamsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」の高評価の理由をご紹介します!

テスト誌「家電批評」が選ぶ2024年最強の折りたたみスマホは? Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ

スマートフォン折りたたみスマホの頂点はSamsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」

  • Samsung(サムスン)Galaxy Z Fold 6
  • 実勢価格: ¥249,800

総合評価: 4.08

 
パフォーマンス
 4.18
ディスプレイ
 4.25
バッテリー
 4.00
付加機能
 2.50
スピーカー
 4.00
アップデート対応期間
 5.00
カメラ
 4.00
ビルドクオリティ
 4.50

使いこなす楽しみに心が動くスマホ

Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」は、2024年における「折りたたみスマートフォン」部門の年間ベストバイを獲得。さらに年間ベストバイの頂点であるグランプリも獲得したスマートフォンです。

高評価受賞の決め手は、生成AI。

いま各メーカーはAIでスマホを発展させようと躍起ですが、大事なのは「日常生活で役に立つのか?」ですよね。その点において、「Galaxy Z Fold6」はよく練られています。

メッセージの翻訳機能やAIによる文章生成といったはかどる機能がキーボードに搭載されているので全アプリで利用できるのです。

実際に使ってみると折りたたみとAIが相まって「使いこなす楽しみ」が非常に濃い製品となっており、そこを含めてグランプリ選出となりました!

おすすめポイント
  1. エンタメに適したディスプレイ・プレーヤー
  2. ハイエンド機らしい性能
  3. 実用的かつ日本語対応のAI機能
がっかりポイント
  1. 高額すぎる
  2. ちりやホコリに弱い
重量
239g(約)
取り扱い
au、NTTドコモ、SIMフリー
型番
SM-F956QZSESJP

それでは、今回の年間ベストバイ受賞の4つの理由を細かく見ていきましょう!

スマートフォン折りたたみスマホ年間ベストバイ獲得の4つの理由とは?

理由1:大画面で読書や動画を満喫できる

理由1:大画面で読書や動画を満喫できる Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ

 実は、縦幅は文庫本とほぼ同じです。

理由1:大画面で読書や動画を満喫できる Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ2

見開きでの横幅こそ文庫本より狭いのですが、大きさといい重量感といいSamsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」での読書は文庫本を読んでいる感覚に近く、通勤電車で毎日読書にいそしめました。

理由1:大画面で読書や動画を満喫できる Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ3

映像体験はタブレットとスマホの中間といったところです。スマホより明らかに迫力があり、コンテンツに集中できます。しかし、重たいので仰向けで持つと落としそうになりました。

理由1:大画面で読書や動画を満喫できる Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ4

上写真のようにFlexモードでは、映像と早送りなどのコントロール領域が区分けされています。頻繁に早送りなどが発生するレシピや語学学習系の動画視聴に便利。

理由2:2つ以上のアプリを使うマルチタスクも実用的!

理由2:2つ以上のアプリを使うマルチタスクも実用的! Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ

正方形に近いディスプレイのメリットはアプリを並べた際に使いやすいことです。 実用性はともかく4つのウインドウを敷き詰めることもできます。

理由3:日常でちゃんと役立つ生成AI

AI機能をまとめた「Galaxy AI」は大きな見どころ。

理由3:日常でちゃんと役立つ生成AI Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ

前述の通り、翻訳系機能の充実が特徴でSMSやLINEなどのメッセージアプリ上での自動翻訳や通話のリアルタイム通訳まで可能です。

また、キーボードに文章生成機能が組み込まれているのもポイント。例えば、謝罪メールなど書くのがおっくうになる文章も、経緯などを簡単に書くだけで整った文章を書いてくれます。

丁寧やカジュアルなど文体も選択可能。日本語対応まで時間がかかるApple Intelligenceと異なり、日本語でもバッチリ実用的です。

阿部淳平
家電批評 編集長
阿部淳平 のコメント

Galaxy AIのバックではGoogle Geminiが動いています。正直Google PixelのAIよりも使いやすいと感じました。また、翻訳機能はデバイス内で処理されるので高速かつオフラインでも動きます。

画像生成も実用的な精度!

おもしろいのが写真にAI生成したイラストを合成する機能。

画像生成も実用的な精度! Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ

こんなに雑な手書きでも……。 

画像生成も実用的な精度! Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ2

この通り、いい感じに恐竜を合成してくれます。

LINEやインスタのDM、SMSを自動翻訳できて便利

LINEやインスタのDM、SMSを自動翻訳できて便利 Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ

左がFold6(日本語)、右がiPhone(英語)です。iPhoneから送信された英文SMSにFold6が日本語を付け加えています。さらに「美味しい和食か中華料理をご馳走するよ」と入力すると自動的に英文で送信されました。

理由4:ライバル「Pixel 9 Pro Fold」より基本性能が格上!

Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」のライバルがGoogle「Pixel 9 Pro Fold」ですが、基本性能では下の図の通り、断然「Galaxy Z Fold6」が上。

理由4:ライバル「Pixel 9 Pro Fold」より基本性能が格上! Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ

また「Pixel 9 Pro Fold」は電子書籍アプリの挙動に不具合もあり、総合的な完成度も「Galaxy Z Fold6」のほうが上でした。

理由4:ライバル「Pixel 9 Pro Fold」より基本性能が格上! Samsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」おすすめ イメージ2

Apple Pencilのような書きやすさはありませんが、「Galaxy Z Fold6」はペンで手書きが可能。一方、ライバルとなる折りたたみスマホのGoogle「Pixel 9 Pro fold」のほうは手書き非対応です。

スマートフォンまとめ:“使いこなす楽しみ”を感じるスマホは久々です!

以上、年間ベストバイに選ばれたSamsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」の紹介でした。

  • Samsung(サムスン)Galaxy Z Fold 6
  • 実勢価格: ¥249,800

総合評価: 4.08

 
パフォーマンス
 4.18
ディスプレイ
 4.25
バッテリー
 4.00
付加機能
 2.50
スピーカー
 4.00
アップデート対応期間
 5.00
カメラ
 4.00
ビルドクオリティ
 4.50
おすすめポイント
  1. エンタメに適したディスプレイ・プレーヤー
  2. ハイエンド機らしい性能
  3. 実用的かつ日本語対応のAI機能
がっかりポイント
  1. 高額すぎる
  2. ちりやホコリに弱い
重量
239g(約)
取り扱い
au、NTTドコモ、SIMフリー
型番
SM-F956QZSESJP

スマホはまだ進化できると実感させてくれたSamsung(サムスン)「Galaxy Z Fold6」。

スマホの買い替えを検討している方や折りたたみスマホに興味のあるか方はぜひチェックしてみてくださいね!