賛否両論さまざまな意見があるけれど結局どれが正解?
SNSや店頭などで目にする“あいまい”な美容情報。
雑誌『LDK the Beauty』では毎年「美容のウソホント」で審議を解明してきましたが、迷子になる人は一向に減らず……。
それもそのはず、情報は日々更新されるし、過去の常識が今は正反対なこともよくある話。
そんな情報の波に踊らされないためには、表面的な言葉や一部の切り取りを真に受けず、なぜそうなのか? を知ることが大切です。
それを繰り返すことで自分なりの判断、取捨選択ができようになるはず。というわけで今回も、近頃話題の美容のウワサについて徹底的に深堀りしちゃいます!
▼雑誌ではこんな特集でした!
ネット記事やSNSで見かける美容法のなかには真逆のことを主張しているものがわんさかあります。
そんな「どっちなの?」のモヤモヤに白黒はっきり決着をつけます!
今回は、日焼け止めのウソorホントをご紹介します!
塗る順番は下地より日焼け止めが先!?
【一部はホント!】UVカット力は変わらないけど日焼け止め→下地のほうがキレイ
多くの人が迷う「どっちが先?」問題ですが、日焼け止め効果だけなら、どちらが先でも違いはありません。
ただ、メイクの仕上がりを考えると、日焼け止めが先のほうが下地の機能をより生かせます。
メイクのりを考えると下地は後が望ましい
メイクのりの向上や顔色補整などの下地の役割を、きちんと発揮させるのは後塗りです。
日焼け止めは出かける15分前に塗るべき!?
【ウソ!】ただの都市伝説 待つ必要なし
ネットで散見する「塗って◯◯分おかないと効果がない」説は完全にデマ! 日焼け止め成分は塗った直後から効果を発揮します。
ただ、こすれて落ちる場合もあるので、ベタつく場合は乾くまで待つと◎。
日焼け止め成分は“浸透”するものではない
紫外線散乱剤は紫外線を反射させるのに対し、紫外線吸収剤は文字通り紫外線を吸収して、熱などのエネルギーに変化させます。
両者とも皮膚には浸透せず表面で作用します。
塗るタイミングよりも均一に塗ることを意識したほうが効果的です。
以上、日焼け止めのウソorホントのご紹介でした!
日焼け止めと下地、どちらを先に塗ってもUVカット力は変わりません。ただし、メイクのりを向上させたいときや下地のカラーを出したいときは日焼け止めを塗ってから下地を塗布するのがおすすめです。
また、日焼け止めを塗るタイミングは外出直前で全く問題ナシ! 日焼け止め成分には紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2つがありますが、いずれも皮膚表面に留まるため、浸透を待つ必要はありません。
美容知識をアップデートして、美肌を叶えましょう!
成分の作用や肌負担を考慮した観点からでは、どちらが先でも変わりません。