そもそもAmazonギフト券とは? おすすめの買い方・贈り方を解説します

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「アマギフ」の愛称で呼ばれるAmazonギフト券(Amazonギフトカード)とは、その名のとおりAmazonが発行する商品券で、Amazon内のショッピングに使えます。ギフト券自体はAmazonサイト内だけでなく、提携しているスーパーやドラッグストア、コンビニなどでも購入できるため、贈り物としてだけでなく、自分で使うために買っている人も多くいます。

アマゾンギフト券をもらった人は、自分のアマゾンアカウントのギフト券残高に追加して現金のように使えるので非常に便利。カジュアルな結婚・出産祝いや進学祝いに最適です。

なお、Amazonギフト券にはEメールタイプや商品券タイプなど、さまざまなタイプがあります。同額の現金で買えるうえ、専用ボックスや封筒が付いてお得なものもあります。

本記事では、アマゾンギフト券を買いたい・送りたい人に向けて、各タイプと買い方について解説していきます。「手渡ししたいのにEメールタイプを買っちゃった……」というような失敗をしないように気をつけましょう。

プレゼント向きのAmazonギフト券は9種類ある

ひと口にAmazonギフト券といっても、購入からプレゼントまですべてパソコンやスマホで完結できるデジタル型や、商品券やカードで手渡しできるアナログ型があり、さらにその中でも細かくタイプが分けられます。すべて金額(1ポイント1円)は同じですが、金額の下限・上限や、購入してから使える(プレゼントできる)ようになるまでの時間が異なります。

詳しい違いは以下の表で確認しましょう!

種類 ギフト券の金額 最短お届け日
Eメールタイプ 15円~50万円 5分
印刷タイプ 15円~50万円 5分
カードタイプ 1500円~2万円 即時
ボックスタイプ 5000円~5万円 即時
グリーティングカードタイプ 1000円~5万円 翌日
封筒タイプ 3000円~5万円 翌日
商品券タイプ 500円~5万円 即時
マルチパックタイプ 5000円~5万円 翌日
シートタイプ 2000円~2万5000円 即時

なお上記以外にも、自分のAmazonアカウントで使うための「チャージタイプ」があります。現金チャージすることでAmazonポイント還元があるのでかなりお得なチャージタイプの使い方は、こちらで解説していますのでチェックしてください。

ここからは、自分で使うというよりも買ったり贈ったりする用途に幅広く使えるアマゾンギフト券各タイプの特徴を解説していきます。

[デジタル]Eメールタイプ

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プレゼントしたい相手のEメールアドレスを指定して購入すると、そのアドレスにギフト券が送られます。購入後は約5分で相手に届くため、急なお祝いやお礼がしたいときでも対応できて便利です。

なお、Eメールタイプの購入時に使える支払い方法はクレジットカードのみです。

[デジタル+アナログ]印刷タイプ

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まず、Amazonでこのタイプのギフト券を購入するとリンクが送られてきます。そこにアクセスするとギフト券の画像(PDF画像)が表示されるので、それを紙に印刷して渡す、というタイプになっています。印刷のデザインは3種類から選ぶことができ「Eメールでは味気ないから手渡しでプレゼントしたい」というときの簡易的な選択肢になります。

余白にメッセージを書き込むのもいいでしょう。

[アナログ]カードタイプ

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コンビニのほかにドラッグストアや家電量販店、書店などでも取り扱っている、もっとも一般的に見られる人気のタイプです。購入は現金でのみ可能です。Eメールアドレスやクレジットカードがなくても購入できるというメリットがあります。

金額は3000円、5000円、1万円、2万円の4種類があるほか、1500~5万円(九州地域の一部店舗では2万円)の間で金額を自分で設定できるバリアブルタイプがあります。

[アナログ]商品券タイプ

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デパートで使えるようなタイプの商品券です。のし(熨斗)付きでの注文も可能なので、フォーマルなお礼の品としても十分使えます。購入後はクッション包装で梱包した状態で郵送されてきます。

Amazonで購入できるほか、ファミリーマートとローソンのギフト券売り場でも気軽に買えます。取り扱いがない場合は店員さんに確認してみましょう。

[アナログ]ギフトボックスタイプ

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しっかりとしたギフトボックスに、小さなギフト券が梱包されています。Amazonボックスのミニチュアやリボン柄などのデザインがあり、特別なお祝いとして贈るのにおすすめ。特別な梱包ながらギフト券の金額以上の料金はかかりませんが、最低金額が5000円からとなっている点には注意しましょう。

商品券タイプを扱う2社のコンビニ以外にも、セブン-イレブン、デイリーヤマザキで購入できるほか、イオン、TSUTAYA、ドン・キホーテ、ユニー、GEO、イトーヨーカドー、平和堂、関西スーパー、コープかごしまで取り扱っています。

[アナログ]封筒タイプ

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様々なデザインが用意されている封筒にギフト券が封入されています。シンプルなデザインから水引やリボンのプリントが付いたものまで、用途に応じて選べるのが利点。カードタイプより少しフォーマルなプレゼントとしておすすめです。最低金額は3000円からとなっています。

[アナログ]グリーティングカードタイプ

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ギフト券にグリーティングカードが同梱されるタイプです。カードは封筒タイプよりもさらに多くのデザインが選べます。

[アナログ]マルチパックタイプ

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ギフト券が10枚組になったセット商品です。購入できる金額は5000~5万円、つまり1枚あたり500~5000円となります。何枚もギフト券が必要な場合に役立ちます。なお、金額は1枚ずつ購入する場合と変わりません。

また、グリーティングカードタイプ(デザインは1種類)でまとめ買いをすることもできます。

[アナログ]シートタイプ

コンビニに設置された端末から操作すると、シートにギフト券コードが印字されるタイプです。販売金額は2000円、3000円、5000円、1万円、2万円、2万5000円の6種類です。支払いは現金のみとなります。

取り扱いコンビニはセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップです。

どのタイプも有効期限は安心の10年

Amazonギフト券の有効期限は、すべてのタイプが「発行から10年間」となっています。2017年4月24日以前はタイプによって期限が異なり1~3年程度でしたが、現在は10年間に統一されています。有効期限はアカウントにギフト券を登録したタイミングではなく「購入した時点」から始まる点にも注意しましょう。購入時のEメールには有効期限が記載されているので、確認しておくことをオススメします。

有効期限を過ぎるとギフト券は失効してしまいます。まとめて購入する場合は、有効期限に注意しましょう。

また、ギフト券はAmazonアカウントに登録すると「残高・利用履歴の確認」ページで有効期限を確認できます。

タイプによって異なるAmazonギフト券の買い方・贈り方

Amazonギフト券はタイプによって買い方とプレゼント方法が異なります。ここでそれぞれのタイプ別に説明していきます!

タイプによって異なるAmazonギフト券の買い方・贈り方 イメージ

すべてのギフト券はAmazonの「ギフト券メニュー」から購入できます。

タイプによって異なるAmazonギフト券の買い方・贈り方 イメージ2

ギフト券のタイプが表示されるので、購入したいものをタップします。ここからはタイプによって手順が変わってきます。まずはEメールタイプを例に解説していきます。

[デジタル]Eメールタイプの買い方

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最初にデザインを選びます。デザインはメール内に画像が表示され、アニメーションを選ぶこともできます。「画像・動画」では自分で用意した画像や動画が使えます。

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金額はスマホでは1000円か2000円しか選べませんが「変更」をタップして15~15万円の範囲内で自由に指定できます。

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受取人のEメールアドレスと贈り主、メッセージ、数量、送信日を指定します。送信日は「すぐ送信する」にすると最短5分以内に届きます。なお、1年先まで送信の予約ができます。

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「テキストメッセージ」を選択すると、任意の電話番号にSMSでギフト券番号を送れます。

[デジタル]Eメールタイプの買い方 イメージ5

プレゼント先の電話番号を入力するほかに、自分の電話番号を入力して、自分宛てに届いたSMSからギフト券のURLをコピーしたあとに、TwitterやインスタグラムのDMや、使っているメッセージアプリにペーストして贈るという方法もあります。

なお、SMSの文字制限は70文字以内なので、初期状態のメッセージだと入り切らないことがあります。その場合は初期メッセージ「Amazonギフト券をお送りします」の文字を削って対処しましょう。

次に、印刷タイプの例を解説します。

[デジタル+アナログ]印刷タイプの買い方

[デジタル+アナログ]印刷タイプの買い方 イメージ

Eメールタイプと同じくデザイン、金額を選択して、メッセージを入力します。メッセージは印刷した紙を折りたたんだとき、内側になる部分に表示されます。

[デジタル+アナログ]印刷タイプの買い方 イメージ2

購入すると、Amazonアカウントに登録したメールアドレスにメールが届きます。

[デジタル+アナログ]印刷タイプの買い方 イメージ3

ダウンロードページから印刷用のPDFがダウンロードできるので、紙に印刷して使いましょう。

[アナログ]グリーティングカード・封筒タイプの買い方

[アナログ]グリーティングカード・封筒タイプの買い方 イメージ

グリーティングカードと封筒タイプは金額を自由に入力できます。金額とデザインを選んで購入すれば、現物が郵送されてきます。

[アナログ]商品券・ギフトボックス・マルチパックタイプの買い方

[アナログ]商品券・ギフトボックス・マルチパックタイプの買い方 イメージ

商品券とギフトボックス、マルチパックタイプは金額によって商品ページが分かれています。必要な金額の商品ページから購入すると、現物が郵送されてきます。

[アナログ]カード、シートタイプの買い方

これらはコンビニや取り扱い薬局、家電量販店で購入するタイプです。カードは購入後にレジで処理してもらうことで使えるようになります。シートタイプは各コンビニの情報端末を操作して、印刷したシートをレジに持っていって生産します。

「LINEギフト」を使えばLINEでプレゼントできる

LINEでプレゼントを贈れる「LINEギフト」というサービスを使えば、Amazonギフト券(Eメールタイプ)を友だちに贈れます。

金額は500~3000円と安めに設定されており、気軽に贈るギフト向けといえます。また、贈る側も受け取る側もLINEで完結できるため、手軽にやり取りができるのも利点です。

ただし、ほかのプレゼント方法と異なり、10%の手数料が加算されます。実際にいくらかかるのか覚えておきましょう。

  • ギフト券金額: 手数料: 合計
  • 500円: 50円: 550円
  • 1000円: 100円: 1100円
  • 3000円: 300円: 3300円
  • 5000円: 500円: 5500円
「LINEギフト」を使えばLINEでプレゼントできる イメージ

LINEのホーム画面で「サービス」一覧の「もっと見る」をタップします。

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「LINEギフト」をタップします。

「LINEギフト」を使えばLINEでプレゼントできる イメージ3

サービス一覧か「検索」メニューからAmazonギフト券のページを開きます。

「LINEギフト」を使えばLINEでプレゼントできる イメージ4

贈りたい金額を選択して購入します。LINEギフトで送る場合は受取期限があるので確認しておきましょう。

デジタルタイプのAmazonギフト券を使うにはアカウントが必要!

プレゼントされた人が印刷タイプおよびEメールタイプのAmazonギフト券を使うには、まずAmazonのアカウントを登録する必要があります。といっても難しくはないので、詳しくは以下の記事を参照して登録しましょう。

ギフト券の使い方はどのタイプも同じ

ギフト券を贈られた側は、ギフト券に記載されたギフトコードを「登録」します。これについては以下の記事で解説しています。

以上がAmazonギフト券の買い方と贈り方になります。いろいろなギフト券がある中でも、もっとも手軽に贈れるのがAmazonギフト券です。気軽に感謝やお礼の気持ちを贈り合ってみてはいかがでしょうか。