新モデルになって性能は変わったのか?
調理で手間がかかるのが下ごしらえ。2019年発売のレコルト「RCP-3」は「刻む」や「おろす」など7種類の調理をソツなくこなせる実力で「家電批評」においてベストバイに輝いた逸品。今回、2024年7月に新モデル「RCP-7」が登場し、機能や設置性もアップグレードしました!
コードレスになり設置性もアップしたけど、その他の機能は新旧モデルに違いがどれぐらいあるのか、「家電批評」編集部で徹底比較をしてみました。
スペックからどこが違うか確認する
新旧モデルの形状をチェック
実際に見比べてみましたが、本体のサイズ感は新旧モデルともほぼ同じ。キッチンや卓上においても邪魔にならないコンパクトなサイズです。
ブレード形状
4枚刃なのは変わりませんが、刃の幅と中心の長さが少し違います。
付属パーツ
ブレード
ステンレス製の4枚刃タイプ。オーソドックスな形ですが、切れ味バツグン!
泡立てプレート
プレートの素材はABS樹脂。生クリームや卵白をしっかりかくはんします。
両面おろしプレート
1枚のプレートの片面が普通の「おろし」、もう片面で「鬼おろし」用になっていて調理したいほうを上側に向けてセットして使用します。
「RCP-7」で進化した3つのポイント
ポイント1 コードレス化
「RCP-7」はコードレスになり設置性が向上しました。USB-Cケーブルで充電可能です。
ポイント2 鬼おろしが作れる
普通の大根おろしに加えて、食感が楽しい鬼おろしも作れます。
ポイント3 カップがガラスに
付属のカップが樹脂からガラスに。ガンコな汚れも洗いやすくなり清潔性がアップ。
テスト方法
過去ベストバイのレコルト「カプセルカッター ボンヌ RCP-3」と比較
レコルト
カプセルカッター ボンヌ
RCP-3
実勢価格▶︎7150円
①調理力
②使いやすさ
③静音性
④お手入れ
実際に9種類の調理を専門家に試してもらい、仕上がりや使い勝手をチェック。そのほか、稼働時の音量やお手入れも調査しています。
新モデルは性能も使い勝手も進化していた!
レコルト「コードレス カプセルカッター ボンヌ RCP-7」
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検証1:調理力
刻む(豚バラ)
新旧とも10秒前後でしっかりミンチに。「RCP-7」は「RCP-3」よりわずかにムラが少ないです。
すりつぶす(ゴマ)
「RCP-3」は少し粗さが目立つ仕上がりに。「RCP-7」は1粒1粒が細かくすられてムラなし。
練る(ピーナッツペースト)
「RCP-7」はペースト感が高く、味も香りも上等です。
混ぜる(スムージー)
「RCP-3」はやや繊維を感じてかくはんが甘め。「RCP-7」はしっかり混ざり、一体感のある味です。
「RCP-7」に搭載された新機能の鬼おろしは激ウマ!
従来の機能である「おろす」で作った大根おろしと比べて、7秒の運転でしっかり粗めにすられていました。ほどよい水気と抜群の食感はプロも高評価!
各機能の比較
新旧ともにフードプロセッサーとして十分な実力ですが、「RCP-7」の方が総じてクオリティは高いです。特に新機能である鬼おろしはほどよい水気と食感で「満点を超える仕上がり」とプロも絶賛でした。
新モデル「RCP-7」のほうが仕上がりのクオリティが高いです。
検証2:使いやすさ
「RCP-7」はコードレスになったので、すっきり設置できるのは高評価。
パワフルなので運転時の振動も少なく、スイッチを押しているときもグラつかずに安定して押せました。
充電しながらは使えないので注意
コードを繋いで充電している最中は稼働しないので、充電忘れには注意しましょう。
手に伝わる振動は「RCP-7」のほうが少なめでした。
検証3:静音性
実際に使ってみたらわかりますが、「RCP-7」はどの食材も圧倒的に静かでした。
氷や大根などのかたい食材を入れたときは、新旧モデルともに最初は大きな音が出ます。
検証4:お手入れ
「RCP-7」はガラス製となりカップが重くなりましたが、汚れ落ちや清潔性がアップ。ブレードやプレートは標準的な形状なので、一般的な機種と大きく変わりません。
※カップの重さは実測値
ワンタッチで面倒な下ごしらえが素早く完成するのはビックリ。コンパクトなので1人暮らしでも重宝しそうです。
【まとめ】進化を遂げた手放せない1台です
今回、レコルトのフードプロセッサー新旧モデルを比較した結果、新モデル「RCP-7」は多くの部分で進化していることが確認できました。
レコルト「コードレス カプセルカッター ボンヌ RCP-7」
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- 刻む
- 大根おろし(鬼おろし/おろし)
- 泡立て
- 練る
- 混ぜる
- 砕く
- すりつぶす
- 使いやすさ
- お手入れのしやすさ
- 静音性
更なる進化を遂げた新モデル!
形状や使いやすさのほか、調理力も旧モデルと比較したところ性能が格段にアップ! 新たに追加された「鬼おろし」はたった7秒でしっかりと粗みじんになり、程よい水気と食感がプロにも大絶賛でした。
また、”刻む”や”練る”などの調理も比較し、新モデルはどの項目も互角以上の評価となりました。
コードレスとなったことで使い勝手も改善され、安定感と静音性は確実に向上しました。新モデルはどの食材でも運転のグラつきが少なくモーター音も圧倒的に静かで快適です。
カップはガラス製となり重くなったものの、油汚れは旧モデルより簡単に落ちるのでお手入れも楽チン。一度使ったら手放せない便利さです!
- おすすめポイント
-
- 下ごしらえが短時間で
- コードレスで便利
- 小型で収納性も高い
- がっかりポイント
-
- 充電中は運転できない
- 幅
- 12.8cm(約)
- 奥行
- 12.0cm(約)
- 高さ
- 23.0cm(約)
- 重量
- 700g(約、本体のみ)
- 容量
- 500ml(約、MAXライン)
- 充電時間
- 3.5時間(約)
- 型番
- RCP-7(W)
総合的な使い勝手が向上し、進化した新モデルは一度使ったら手放せない便利さ。ぜひ、一度使用してみる価値アリです!
以上、「家電批評」編集部とプロによるレコルト「RCP-7」の検証レビューでした。
コードレスなのにパワフルでびっくりしました。