食材は卵だけ!実は深い「たまごだけ丼」の世界
朝食でもお馴染みのたまごかけご飯に、新しい波が来る予感……それが、「たまごだけ丼」です。材料は卵、調味料、ご飯のみといたってシンプルですが、それだけに卵の濃厚さや食感など深みがあり、追求すれば止まらない美味しさなんです!
節約中の給料日前でも贅沢に味わいたい、そんなあなたにぴったりな一品。そんなたまごだけ丼を、「とろ~り濃厚派」「ぷるるん食感派」「ふわふわメレンゲ派」の3種類にアレンジしたレシピを公開しちゃいます。
あなたの気になるたまごだけ丼は、どれですか?
とろ~り濃厚派なら卵2個使いで〆に卵黄を落とす
まず最初にご紹介するのは、たまごを贅沢に2個使い、卵黄の濃厚さを堪能できる「とろ~り濃厚たまごだけ丼」です。
仕上げソース用の卵黄を1個分だけ残し、残りの全卵+卵白を具として調理します。
完成品がコチラ! 具は卵白が多めになりますが、全卵で作ったときと食感は変わりません。仕上げの濃厚な卵黄がとろりと美味しいたまごだけ丼です!
[作り方]
①全卵+卵白と卵黄にわける
たまごを割るとき、2個のうち1個分は卵白と卵黄に分けておきます。
丼なべに出汁、しょうゆ、酒、みりんを煮立たせ、全卵と分けた卵白を混ぜたものを回し入れます。
②ソース役の卵黄も蒸らす
たまごのふちが固まってきたら、軽くかき混ぜて火を止めます。
分けておいた卵黄を入れ、フタをして20秒ほど蒸らした後、ごはんの上に盛り付けます。
以上で完成です。ねっとりとした卵黄のコクと旨味がたまりません!
ぷるるん食感派は混ぜずにそのままが合言葉
次に紹介するのは、あえてたまごを混ぜずにだし汁に落とした「ぷるるん食感たまごだけ丼」です。半熟卵好きにはたまりません!
こちらは卵黄も卵白も火を通しすぎず、とろっとした食感とぷるんとした食感を楽しめます。
たまご1個分なので、小腹がすいた時や夜食にちょうどいいサイズです。
[作り方]
①出汁にたまごを割り入れる
丼なべに、出汁、しょうゆ、酒、みりんを入れて煮立たせてから、たまごを静かに割り入れます。
さわったりして崩さないようにします。
②崩さないように蒸らす
丼なべにフタをし、たまごを蒸らします。
好みの固さになったところで、くずさないようにご飯の上に盛り付けて出来上がりです。あと一品欲しい時にもおすすめです。
ふわふわメレンゲ派は泡立てが命です
卵白を泡立ててメレンゲを作り、ユニークな食感を楽しむ「ふわふわメレンゲのたまごだけ丼」です。大きく膨らませたパンケーキが好きな人はお試しあれ!
お菓子のようなふわふわの食感が新感覚です。火をかけている最中に、ムクムク膨らんでいく様子も楽しいですよ。
[作り方]
①卵白を泡立て、卵黄も混ぜる
ボウルに卵白を入れ、泡立て器でメレンゲ状になるまで泡立てます。
ふわふわになったら卵黄も入れ、卵黄が均一になるように混ぜます。
②出汁に入れてふくらませる
丼なべに出汁、しょうゆ、酒、みりんを入れて煮立たせます。
そこへ泡立てた卵をを流し入れ、ふわっとふくらんできたら、ご飯の上に盛り付けます。ふわふわ食感がしぼんでしまわないよう、食べる直前に作ってくださいね。
以上、卵のコクや旨味を堪能できる「たまごだけ丼」レシピのご紹介でした。帰宅後でもサッと作れるので、冷蔵庫に卵があったらぜひチャレンジしてみてください!