あの美味しい煮たまごをお家で作りたい!
黄身がねっとりしておいしい煮たまごは、時々、なんだか無性に食べたくなることがありませんか? 「自分でおいしいものを作れたら良いのに……」そう思ってる方、朗報です!
今回はつゆの割合と漬け時間の組み合わせを12パターン試し、究極の煮たまごをみつけました。これを参考にぜひ、作ってみて下さい!
塩分濃度と漬け時間を変えて12個のたまごで検証しました
検証に使用したのは、以前ゆで時間を検証して判明した、ベスト・オブ・ゆでたまご。
そのたまごに、2倍濃縮(塩分7%)の麺つゆを「原液」「麺つゆ1:水1」「麺つゆ1:水3」の3種類の割合で漬け汁を作り、それぞれ3時間、6時間、12時間、24時間漬けた、計12パターンの状態で試食してみました。
評価は「◎」「○」「△」「×」の4段階に分けて、それぞれをご紹介します。
ジップロックに入れて漬け込みをしました。
それでは結果をどうぞ!
【評価:◎】ベストは24時間漬け麺つゆ1:水3の配合がベスト!
12種類の組み合わせの中で最もバランスがよく、誰もが黄身のトロッと感にうっとりしたのが「麺つゆ1:水3」×「漬け込み24時間」でした。漬け時間が24時間まで進むと、黄身がねっとりしていきます。
かつお風味がしっかりつき、ねっとりした黄身が最高!
黄身の食感がトロッとから、ねっとりに進化します!
【評価:○】おいしいけどおしいポイントが残りました
続いては【○評価】となった5つの煮たまごをご紹介します。
原液は濃すぎると思いきや、短時間なら食べられる味でした。
かつおの風味が黄身にまで届き、バランスの良い味わいに。
塩気より麺つゆの味が勝ち、まだおいしく食べられます。
ほんのり麺つゆの味がして奥ゆかしい煮たまごです。
薄味ながらも、かつお風味を感じられます。薄味好きの方におすすめです。
【評価:△】味つけがイマイチ物足りない印象になってしまった
味つけが物足りない2種類と、しょっぱい2種類の計4種類が【△評価】でした。
ギリギリ食べられる塩辛さ。やはり原液は濃すぎるようです。
麺つゆの味はするものの、塩気が足りず物足りない印象でした。
24時間漬け込むとねっとりとした食感になりますが、この配合ではしょっぱい!
ほんのり麺つゆ味がするものの、全体的に物足りない味わいになりました。
【評価:×】麺つゆ原液ではしょっぱくて食べられない!
【×評価】となってしまった2種類の煮たまごは、いずれも麺つゆ原液のまま。3時間の漬け込みは、まだおいしいですが、長時間漬け込むと塩味が黄身までしみて、しょっぱくなるようです。
麺つゆのかつお風味が消え、ただただしょっぱい!
白身に麺つゆの色が浸透し、手を出してはならないほどの塩辛さに!
いかがでしたか? 煮たまごのベストは、配合「麺つゆ1:水3」、漬け込み24時間でした。ねっとりとした黄身に、かつお風味がおいしい究極の煮たまごになるので、ベスト・オブ・ゆでたまごの記事を参考に作ってみてはいかがでしょうか。