ヘアドライタオルとは? 使うメリット
濡れた髪はキューティクルが開いていてダメージを受けやすい状態。
ゴシゴシ擦ったり、絞ったりといった摩擦は切れ毛や枝毛といったダメージヘアの原因に! やさしくタオルで抑えたり軽くトントンと叩くように水分を拭き取りましょう。
そこで試してほしいのが、「ヘアドライタオル」。
ヘアドライタオルとは、吸水タオルや速乾タオルなどとも言われ、吸水性が高く、シャンプー後の濡れた髪の毛の水分をしっかり吸収してくれる髪用タオルのことです。
ドライヤー時間を時短&髪のパサつきを防ぐ
ドライヤー前はタオルでしっかり水を拭き取ることが重要です。
ヘアドライタオルを使えば、ゴシゴシしなくても髪の水分がしっかり取れ、ドライヤー時間を時短することができます。結果、髪への熱ダメージを軽減できます。
タオルの摩擦はパサつきのもと
髪は濡れてる状態が最もダメージを受けやすく、力を入れすぎるとキューティクルがはがれてしまいます。
毛先が一番傷みやすい
ドライヤーは根元に当てて乾かすのが基本。毛先に当てすぎてしまうとパサつきが目立ち、クセも出やすいです。
LDKが人気のヘアドライタオルを比較
でも、いざ購入しようと思っても、さまざまなメーカーから似たような商品が発売されていて、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
そこで、雑誌『LDK』ではヘアドライタオルの人気製品を比較。髪を素早く乾かして時短を叶えるおすすめを探しました。
ヘアドライタオルの選び方は?
おすすめ商品を紹介する前に、まずはヘアドライタオルの選び方のポイントをお伝えします。
選び方1:サイズや種類
ショートタイプ、ロングタイプ
ショートヘアからロングヘアまで、どんな髪型にも使えるのが長方形のタオルタイプです。通常のフェイスタオルやバスタオルと同じ形状で、タオルの幅や長さは製品によって異なります。
毛量が多い人は幅が広いものがおすすめ。ロングヘアの人は長さが100cmあると使いやすいです。
キャップタイプ
キャップタイプはサッと簡単に被れるのが魅力。太いゴムが入っているのでフィット感が高く、動いてもズレにくいです。
耳付きのデザインやパステルカラーなどかわいい見た目のものが多いので、大人用だけでなく子供用にもおすすめ。スイミング・プール帰りや温泉などに便利です。
ターバンタイプ
ターバンタイプは頭全体を包み込み、髪の生え際から毛先までムラなく吸水できるのが魅力です。
タオルが長すぎると巻きにくくなるので、ショートやミディアムの人はやや短めのヘアターバンがおすすめ。ロングヘアの人は長さのあるものを選ぶとよいでしょう。
選び方2:素材
綿
天然繊維の綿素材は、ニオイが発生しにくく耐久性があるのがメリット。今治タオルなど有名なメーカーから登場している製品も多いです。
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維に比べて吸水性や速乾性は劣りますが、長く使えます。
子どもや敏感肌の人が使うなら、オーガニックコットンもおすすめです。
マイクロファイバー
ポリエステル・ナイロン混合のマイクロファイバー素材のタオルは、吸水力が高く速乾性に優れているのが魅力。洗濯後も乾きやすいのがうれしいです。
カットパイル仕上げのものは、ふわふわな肌触りで髪に引っかかりがありません。
比較的安価な製品が多く、コスパを重視して選びたいという人におすすめです。
ヘアドライタオルの人気商品を比較
今回は雑誌『LDK』が、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどネット通販で購入できる髪専用の吸水タオルをピックアップ。以下の項目でテストしました。
テスト1:吸水性
短冊状に切った製品の下端を色水に浸し、一定時間後に吸い上げた高さと1cm角に切ったタオル片が沈み始めるまでの時間を計測しました。
テスト2:使いやすさ
美容師に肌触りや巻きやすさを実際にみてもらい、使いやすさを評価しました。
テスト3:速乾性
同条件で洗濯した各製品を干し、一定時間後の重量から乾燥率を算出。総合評価は吸水性を重視して評価しました。
それでは、テスト結果が評価の高かった順に、ヘアドライタオルのおすすめ商品を紹介します。
ヘアドライタオルのおすすめは?
実際に使って比べてみた、ヘアドライタオルのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | |||||||
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本多タオル03’59"QUICK HAIRDRY TOWEL
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100cm |
40cm |
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CICIBELLAヘアドライタオル 02'59''
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100cm(約) |
40cm(約) |
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シービージャパンカラリポコ ヘアドライタオル
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100cm |
40cm |
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トットノウ美容師が作ったプリンセスタオル
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80cm |
30cm |
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イオンホームコーディ とても良く吸う髪専用タオル
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100cm |
40cm |
【1位】本多タオル「03’59"QUICK HAIRDRY TOWEL」
- 本多タオル03’59"QUICK HAIRDRY TOWEL
- 実勢価格: ¥650〜
- 吸水性
- 使いやすさ
- 乾きやすさ
- おすすめポイント
-
- ぐんぐん水を吸収する
- 肌ざわりがよくロングヘアもすっぽり包める
- 幅
- 100cm
- 奥行
- 40cm
あっという間に水を吸い上げた
本多タオル「03’59"QUICK HAIRDRY TOWEL」は、色水に浸した途端に水を吸収し始め、あっという間に水を吸い上げました。
【1位】CICIBELLA「ヘアドライタオル 02'59''」
- CICIBELLAヘアドライタオル 02'59''
- 実勢価格: ¥570〜
- 吸水性
- 使いやすさ
- 乾きやすさ
- おすすめポイント
-
- なめらかな質感で髪にやさしい
- 水分を素早くしっかり吸収する
- 幅
- 100cm(約)
- 奥行
- 40cm(約)
- 型番
- zhmj-cic-5a
本多タオルと同様に吸収した
本製品は本多タオル「03’59"QUICK HAIRDRY TOWEL」と厚みも同程度。色水に浸した途端に水を吸収し始め、上がった高さは同率トップクラス入りしました。
【3位】シービージャパン「カラリポコ ヘアドライタオル」
- シービージャパンカラリポコ ヘアドライタオル
- 実勢価格: ¥705〜
- 吸水性
- 使いやすさ
- 乾きやすさ
- おすすめポイント
-
- ふかふかの生地が気持ちいい
- 幅
- 100cm
- 奥行
- 40cm
- 型番
- carari
表面がポコポコして肌ざわりは最高
表面がポコポコして肌ざわりは最高でした。
【3位】トットノウ「美容師が作ったプリンセスタオル」
- トットノウ美容師が作ったプリンセスタオル
- 実勢価格: ¥900〜
- 吸水性
- 使いやすさ
- 乾きやすさ
- おすすめポイント
-
- 速乾性が高く乾きやすい
- 幅
- 80cm
- 奥行
- 30cm
一定時間後にしっかり乾いた
トットノウ「美容師が作ったプリンセスタオル」は速乾性が高く、一定時間後の乾燥率は100%。しっかり乾きました。
【5位】イオン「ホームコーディ とても良く吸う髪専用タオル」
- イオンホームコーディ とても良く吸う髪専用タオル
- 実勢価格: ¥1,078〜
- 吸水性
- 使いやすさ
- 乾きやすさ
- 幅
- 100cm
- 奥行
- 40cm
ゴワゴワ生地でふつうのタオル
ゴワゴワ生地でふつうのタオルという印象でした。
崩れにくいタオルの巻き方は?
最後は、崩れにくいタオルの巻き方を紹介します。タオルドライで水分を取りつつ、髪の摩擦を防止しましょう。
ステップ1:指3本分タオルの端を折る
タオルの長いほうの端を指3本分折り、折り目を内側にして肩に掛けます。端を折るのが崩れないコツです。
ステップ2:折った面を外に向け頭に巻き付ける
右耳のあたりでタオルの右端を押さえて左端を引っ張りながら頭にフィットさせます。ギュッと強めに巻くのがポイントです。
ステップ3:ステップ1で折った隙間に入れ込む
ステップ1で折ったすきまに、タオルの右端を入れ込んで固定します。
ステップ4:後ろのタオルを前に持ってくる
後ろ髪を全部包み込むように、後ろのタオルを前に持ってきてステップ3同様に入れ込みます。タオルを引っ張りながら入れ込むのがコツです。
タオルを巻いての放置時間は長くても10分程度にしてください。
ヘアドライタオルのおすすめ まとめ
以上、ヘアドライタオルのおすすめランキングでした。
髪が濡れている時間が長いほど、キューティクルのすきまから水分が逃げパサつきの原因に。
そこで大切なのがタオルの吸水性。水分を素早くしっかり吸収できるものを選ぶとドライヤーの時短もでき熱ダメージも軽減します。
今回ベストバイに選ばれたトップ2種の、本多タオル「03’59""QUICK HAIRDRY TOWEL」とCICIBELLA「ヘアドライタオル 02'59''」は吸収性も高いうえにやわらかく、摩擦も防ぐ優れものです。
かたいタオルはキューティクルを傷つけやすいのでやわらかいものを選んでください。
ぐんぐん水を吸収する本多タオル
本多タオル
03’59"QUICK HAIRDRY TOWEL
ベストバイの本多タオル「03’59"QUICK HAIRDRY TOWEL」は、吸水力が高く、水分をしっかり吸収します。ロングヘアの人も使いやすいサイズも魅力です。
なめらか質感のCICIBELLA
CICIBELLA
ヘアドライタオル 02'59''
2つ目のベストバイは、CICIBELLA「ヘアドライタオル 02'59''」。こちらも、吸水力が優秀で、テストではあっという間に水を吸い上げました。肌ざわりがなめらかで髪にやさしい1枚です。
ぜひ、今回のランキングをお買い物の参考にしてみてくださいね。
ドライタオルの売れ筋ランキングもチェック!
ドライタオルのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
吸水性のあるタオルでドライヤー前に髪の水分をしっかり取っておくことで、ドライヤーの時間を短縮して熱ダメージを避けましょう。