最適な小麦粉を 選んでいますか?
お好み焼きにたこ焼き、パン、ケーキなど、お料理やお菓子づくりに欠かせない小麦粉。スーパーの売り場に行くと、「薄力粉」「中力粉」「準強力粉」「強力粉」など、いろいろな種類の小麦粉がずらっと並んでいますよね。
でも、「正直、どう使い分ければいいのかわからない……」という人は意外と多いのではないでしょうか?そこで今回は、それぞれの小麦粉の特徴と、料理別に最適な種類をご紹介したいと思います!
小麦粉はタンパク質の 質と量によって違います
家庭用の小麦粉は、小麦粉に含まれるたんぱく質(グルテン)の質と量によって、以下のように分類されています。
[薄力粉]
たんぱく質:6.5~8.0%
天ぷら、お菓子づくりなど、いちばん日常的に使えるもので、常備するならこちら。
[中力粉]
たんぱく質:7.5~8.5%
うどんに最適で、コシがあるもちっとしたうどんができます。
[準強力粉]
たんぱく質:10.5~11.5%
ハード系のパンやお菓子に使用され、パン専門店などで売られています。
[強力粉]
たんぱく質:11.5~12.5%
たんぱく質が多く、パン生地にボリュームが出ます。
それぞれのタンパク質量と、粘り&弾力はこちらです。
料理によって使う種類を 間違えると大失敗に!
お料理によって、小麦粉の使い分けは非常に重要。普段は低価格の薄力粉を常備しておき、パンやケーキをつくるときに専用の小麦粉を使うのがおすすめです。
下の使い分け早見表を参考にしてみてください。
[小麦粉使い分け早見表]
天ぷらや唐揚げは薄力粉、ピザやパスタには強力粉、一方で、とんかつのように薄力粉がベストでも中力粉、強力粉でもOKといった使い分けがゆるい料理もあります。
いかがでしたか? お料理やお菓子づくりのために、知っておきたい小麦粉の基礎知識をご紹介しました。ぜひお役立てくださいね!