オートミールは劇的においしく進化中!
オートミールは脱穀後のオーツ麦を加工したもので、手軽に食べられる健康食として大流行中。2021年は前年比291%(インテージ調べ)と大幅に売り上げを伸ばしているそう。そんなオートミールですが、各メーカーが新製品を投入し、味も形もバラエティ豊かになっています。
そこで『MONOQLO』2022年3月号では、新製品を中心にオートミール21製品の味や香りなどを比較。おいしくて毎日食べられるものを探しました。今回はテストの結果、ベストバイに選ばれたおすすめオートミールを紹介します。
すべて実食。おいしさ、香りなど5項目を検証
オートミールは、「ドロドロしてあまりおいしくない」という印象を持っている人も多いはず。今回は21製品すべてを実食し、科学する料理研究家さわけんさんと編集部、担当ライターで以下の5項目を100点満点で検証しました。
検証項目1:おいしさ(30点満点)
オーツ麦の味わいのよさを評価。味がついている製品は、そのバランスも審査しました。
検証項目2:香り(20点満点)
パッケージの指示通りに調理し、全体の香りが食欲をそそるかを採点しました。
検証項目3:戻しやすさ(20点満点)
パッケージの指示通りに調理し、オートミールが食べやすい固さになったかチェックしました。
検証項目4:食べあきなさ(20点満点)
毎朝食べたとしても、あきない味かをチェックした。味が単調だと減点になります。
検証項目5:リピート度(10点満点)
値段と品質が調和しており、自腹でも買うかを識者と編集部で採点しました。
上記5項目の検証の結果、なんと100点満点を獲得し、ベストバイに輝いたものが! 今回は、その製品を紹介します。
シナモンの香りに朝からうっとり クエーカーオーツカンパニー「インスタントオートミール・レーズン&スパイス」
クエーカーオーツカンパニー
インスタントオートミール・レーズン&スパイス
実勢価格:756円/430g
小袋1個43gあたりの値段:75.6円
小袋1個43gあたりのカロリー:150kcal
小袋1個43gあたりの糖質:14g
※リンク先はセット販売のページも含みます
味、香り、どれを取っても満点でベストバイとなったのはクエーカーオーツカンパニー「インスタントオートミール・レーズン&スパイス」です。
1901年創業のクエーカーオーツカンパニー(以下クエーカー)は、アメリカ・シカゴに本社を置く老舗の食品会社。「キャプンクランチ」などのシリアルでも有名。日本でも、コストコなど輸入食品を扱う店舗やAmazonなどで購入できます。
とろみがあるオートミールからはオーツ麦の粒感と甘みが感じられ、ブドウの小気味いい食感と酸味、シナモンの香りがよいアクセントとなっていて食べあきません。朝食として完成度が高く、質のいいスイーツを食べたような満足感もあるので、間食が抑えられるというメリットもあります。
小袋入りなので保管しやすく、会社に電子レンジがあるなら弁当代わりに持って行くのもオススメです。
すべてが互いの味を引き立て合い、毎朝でも食べたい味わい
▼テスト結果
- おいしさ:30/30点
- 香り:20/20点
- 戻しやすさ:20/20点
- 食べあきなさ:20/20点
- リピート度:10/10点
- 合計点:100/100点
すべての項目において減点要素がなく、文句なしの満点。牛乳を注いでレンジで1分半加熱するとほどよく柔らかくなり、とろみが出て食べやすくなります。オートミールのお手本のような食感。
レンジのドアを開けた瞬間に漂う、シナモンのいい香り。オーツ麦の粒感にレーズンの食感と自然な酸味が華を添え、砂糖の甘さと牛乳のコクがよく合います。さらにオートミールのとろみがある食感をスパイシーなシナモンが引き締めており、歴史を感じる味です。
たっぷり入ったレーズンがおいしい!
こちらは生の状態です。
戻した後がこちらです。オートミールもさることながら、レーズンがすごくおいしい! ほどよい干し加減が醸し出すブドウの甘みと酸味、適度な食感は、このレーズンだけ売ってほしいと思うほどです。
以上、おいしくて毎日食べられるおすすめのオートミール、クエーカーオーツカンパニー「インスタントオートミール・レーズン&スパイス」の紹介でした。ぜひお試しくださいね!
また、オートミールに合わせるはちみつや、オートミールの調理は以下の記事もご参考ください。
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