しっかり使いこなせる! iPad&iPhoneの最新活用術

新型iPad

最新iPad Proが登場し、買うかどうか悩んでいる人は多いのでは? ただ、iPadを買ってもネットサーフィンするだけで「もちぐされている」人もたくさん。さらには、iPhoneでさえ使いこなせていないという人も……。

そこで、iPad・iPhoneの「最新活用術」を大公開! 自分にベストな選び方をはじめ、上手く使いこなせる方法やアプリ、アクセサリなどを紹介します。

今回は、iPad用キーボード4製品のテスト結果をご紹介します。

iPad用キーボード4製品を比較!

iPadを使っていると、キーボードがあればと思うことはありませんか? iPadのソフトウエアキーボード凹凸がなくタイピングがしづらいうえ使用時に画面半分を占拠してしまうので、内容を確認しながらの文書作成が難しいです。

キーボード

そこでおすすめしたいのが、物理キーボード。iPadで長文のテキストを作成するなら、やっぱりキーボードは欠かせません。また、タッチ操作が基本のiPadなので、同様に扱えるトラックパッドを備えているとなお良しです。

ということで今回は、手頃で使い勝手のいいiPad用キーボードを探して、Amazonなどで購入できる人気4製品を比較しました。

打鍵感、静音性、キー配列、iPad連携の4項目を比較した結果、ベストバイに輝いたのはこの製品です。

実用性が高いサンワサプライ「400-SKB066」

サンワサプライ「400-SKB066」

サンワサプライ
400-SKB066
実勢価格:4980円

サイズ・重量:W374×D129×H16mm・430g(実測値)
Bluetooth:Ver.3.0
充電:マイクロUSB

※Amazonは出荷元・販売元ともにサンワサプライ直営

▼テスト結果
打鍵感  :◎
静音性  :◯
キー配列 :◎
iPad連携:◎


4製品比較でベストバイとなったのは、サンワサプライ「400-SKB066」。キーピッチが19mmあり、フルサイズキーボードの感覚で使えます。iPadの音量や画面輝度などを操作できるショートカットキーを備えるなど、iPadとの連携度が高い一台です。

派手さはないけど実用性が高い

サンワサプライ「400-SKB066」2

適度な角度がついていることもタイピングのしやすさにつながっています。フルサイズに近く長文も楽々タイピングできる点でイチオシです!

タッチが軽くて打鍵感◎

サンワサプライ「400-SKB066」3

アイソレーションタイプのキーはパンタグラフ方式で英語配列となっています。本体は430gあり自宅での作業向きですが、持ち運びも可能です。

iPadのホームボタン機能を搭載

サンワサプライ「400-SKB066」4

トラックパッド上部には文字入力切替やホームボタンなどよく使うショートカットキーが配置されています。

サンワサプライ「400-SKB066」のトラックパッドはカーソルの移動とクリック、画面スクロールと操作が限定的です。その代わりではないですが、iPadのホームボタン機能を備えたキーや、文字入力切替、アプリ切替といったショートカットキーを備えています。

ベストバイに続いて、ほかの3製品もご紹介します。

コンパクトで1台2役のオウルテック「OWL-BTKB6301TP」

オウルテック「OWL-BTKB6301TP」

オウルテック
OWL-BTKB6301TP
実勢価格:7980円

サイズ・重量:W278×D91×H13mm(使用時)、W159×D91×H18mm(折りたたみ時)・222g(実測値)
Bluetooth:Ver.3.0
充電:マイクロUSB

▼テスト結果
打鍵感  :◯
静音性  :◎
キー配列 :△
iPad連携:◯


A評価だったのは、オウルテック「OWL-BTKB6301TP」。折りたたんで持ち運べることが一番の強み。キーピッチは16mm(実測値)とやはり狭く、タイピング時にトラックパッドに触れてしまうこともありますが、短時間の利用なら十分。静音性の高さも外での利用向きです。

使いたくなったら開くだけ

オウルテック「OWL-BTKB6301TP」2

両サイドから折りたためて携帯に便利。広げると同時に電源オンでiPadと連携します。
 

iPad用のスタンドは不要

オウルテック「OWL-BTKB6301TP」3

iPadを支えるスタンドを備えています。iPad Pro11インチもしっかり支えてくれます。

持ち歩くことを重視するなら、この製品がおすすめです。折りたたんで持ち運べることに加えて、コンパクトボディにiPadを支えるスタンドも備えるので、とにかく持ち運びするものを少なく、小さくしたいという人に向いた一台です。

iPad用スタンドが付属するEwin「G1919」

Ewin「G1919」

Ewin
G1919
実勢価格:4080円

サイズ・重量:W251×D182×H6mm・234g(実測値)
Bluetooth:Ver.5.1
充電:USB タイプC

▼テスト結果
打鍵感  :◯
静音性  :◯
キー配列 :◯
iPad連携:◯


B評価だったのが、Ewin「G1919」。薄く軽量なので持ち運びも苦じゃありません。充電はType-Cで行うのでiPadとケーブルを共用できます。iPadを支えるスタンドも付属します。

7色に変わるバックライト搭載のZNX「ZKEY-78JB」

ZNX「ZKEY-78JB」

ZNX
ZKEY-78JB
実勢価格:3490円

サイズ・重量:W244×D179×H6mm・241g(実測値)
Bluetooth:Ver.3.0
充電:USB タイプC

※Amazonは出荷元・販売元ともにHuman Design

▼テスト結果
打鍵感  :△
静音性  :◯
キー配列 :◯
iPad連携:△


同じくB評価は、ZNX「ZKEY-78JB」。キーの反発力が強く、打鍵感がふわふわしていて、打ってる最中に文字変換が途切れてしまうのは大きなマイナス。目には楽しいです。

以上、iPad用キーボード4製品比較でした。家で使うことが多く、タイピング重視ならサンワサプライ、持ち歩くならオウルテックがおすすめですよ。

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『家電批評』2021年8月号

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実勢価格:700円

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