そもそもスキレットとは?

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キャンプ料理と言えばどんなものを思い浮かべますか?

きっとバーベキューと答える人が多いでしょうが、何度もキャンプに行っているとそれだけでは飽きてしまいます。そこで今回紹介したいのがキャンプで使われる定番の調理器具「スキレット」です。

そもそもスキレットとは? キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

そもそもスキレットって何? という方もいらっしゃると思います。そこでキャンプ歴30年の大ベテランであり、アウトドアイベントの企画なども手掛ける義村貞純氏にスキレットの基礎知識を取材しました。

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義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

簡単に言えば、スキレットとは「厚みのある鋳鉄製(ちゅうてつ)のフライパンのことです。テフロンフライパンと違って、ずっしりと重く、しかも厚みがあります。じつはこれが美味しい料理が作れる理由で、厚みにより食材に均一に熱を伝えることができて、旨味を存分に引き出してくれるのです。

アウトドアスキレットでどんなことができるの?

スキレットでどんなことができるの? キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

スキレットの大きな特徴は以下の3つです。

1:蓄熱性の高さ
2:熱ムラの少なさ
3:水を使わない「無水料理」ができる

そのため「焼く」だけではなく、「煮る」「揚げる」はもちろん、「蒸す」「燻す」などの調理も可能です。

【焼く】

【焼く】 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

スキレットは普通のフライパンよりも厚みがあり、食材にムラなく熱が伝わるのでハンバーグやステーキなど火が通りにくい料理もおいしく調理できます。また、一度温まると冷めにくいという性質があり、目玉焼きやソーセージなど、一度火を通してそのまま出せば、寒い季節でも料理を熱々のまま楽しむことができます。

【煮る・揚げる】

【煮る・揚げる】 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

スキレットは煮る、揚げるもお手のもの。熱ムラがなく、温度が下がりにくいので、揚げ物、煮物が手軽にできます。とくに揚げ物はカラッとジューシーに仕上げることが可能。アヒージョなどの料理も楽しむことができます。

【炒める】

【炒める】 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

たとえばチャーハンを作れば、米がパラパラに。スキレットは中華も上手に作ることができます。また野菜炒めなどもシャキシャキと素材を活かしながら作ることが可能です。

【オーブン料理】

【オーブン料理】 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

高い蓄熱性を持つスキレットは自在にオーブン料理を作ることができます。カラ焚きも可能なので、食材だけで、水を使わず作る、無水料理も可能です。

アウトドアスキレットを選ぶ3大ポイントは?

義村氏にスキレットを選ぶポイントを3つ挙げてもらいました。

選ぶポイント1:フタつきを選ぶ

選ぶポイント1:フタつきを選ぶ キャンプ用スキレットおすすめ イメージ
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

多少重くなりますが、スキレットはフタつきを選ぶと便利です。先に紹介したオーブン料理など無水調理や煮込み料理が可能ですし、せっかく温めた料理を冷めることもありません。

選ぶポイント2:重ねられるものを選ぶ

選ぶポイント2:重ねられるものを選ぶ キャンプ用スキレットおすすめ イメージ
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

調理してそのまま料理を出す場合、人数分スキレットがあると非常に便利。そのため、写真のように重ねられると持ち運びやすく、キャンプ場でも場所を取りません。

選ぶポイント3:付属品にも注目!

選ぶポイント3:付属品にも注目! キャンプ用スキレットおすすめ イメージ
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

スキレットは取手部分がとても熱くなるので、断熱カバーや鍋つかみのようなものが付属していると非常に便利です。ない場合は耐熱グローブなどで代用しましょう。

選ぶポイント4:バーナーとの相性も大事

選ぶポイント4:バーナーとの相性も大事 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ
義村貞純 氏
アウトドアガイド / アドベンプロダクツ代表
義村貞純 氏 のコメント

キャンプ場で調理しようと思ったら、バーナーにうまく乗らなかった……といったことがよく起こります。それでは調理し辛く、危険なので、手持ちのバーナーにしっかり乗るかどうかもチェックしましょう!

アウトドア使用前のシーズニングを忘れずに!

使用前のシーズニングを忘れずに! キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

スキレットは、シーズニングというカラ焚き・油を塗る手入れが必要になります。使用のたびにこのシーズニングを行うことによってスキレットの表面に油膜ができていき、やがて使用する油が少量でも食材がコゲつきにくくなります。

錆びたとしてもタワシなどで擦れば落ちるので、きちんとお手入れすることで長く使える相棒になってくれることでしょう。

本記事の末尾でシーズニングの手順について解説しているので、そちらもぜひご覧ください。

人気のスキレット10製品を徹底検証!

人気のスキレット10製品を徹底検証! キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

さて今回は、Amazonや楽天で購入可能な人気のスキレット10製品をピックアップ! 事前にシーズニングなどの下処理を行い、弊社の独自検証機関「LAB.360」と人気料理研究家・桃世真弓氏の監修のもと、検証テストを実施しました。

厚みを計測

厚みを計測 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

採点項目には含みませんが、蓄熱性に関わると思われる鍋底の厚みを計測。分厚い部分と薄い部分の厚みをそれぞれ4回計測り、平均値を割りだしました。

松下和矢
LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢 のコメント

ややバラつきはあるものの、厚みがあるほど温まりが遅い反面、熱ムラは少なく、蓄熱性に優れる傾向にありました。

採点項目1:熱伝導・蓄熱性・熱ムラ[配点:各20点]

採点項目1:熱伝導・蓄熱性・熱ムラ[配点:各20点] キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

熱伝導:サーモカメラで中央が180℃になるまでにかかった時間を計測し、速いものに高評価を付けました。もっとも速い商品で1分40秒、もっとも遅い商品では3分6秒かかりました。

蓄熱性:火を止めて10分後の中央の温度を測り、180℃からの下り幅が少ないものに高評価をつけました。

熱ムラ:中央が180℃に達したときの熱画像から、熱ムラが少ないものを高評価としました。

採点項目2:こびりつきにくさ・手入れのしやすさ[配点:各20点]

採点項目2:こびりつきにくさ・手入れのしやすさ[配点:各20点] キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

こびりつきにくさ:料理研究家の桃世さんにスキレットを使って実際に目玉焼きを作ってもらい、目玉焼きのこびりつきにくさをチェックするとともに、使用感も確認してもらいました。

手入れのしやすさ:ノーマルな形状で洗いやすい形状のものは、片手タイプ12点、両手タイプ11点とし、複雑な形状で洗いにくかったものは減点、初回の使用前のシーズニングの手順が簡便なものには加点しました。

それでは、以上を踏まえさっそくスキレットのおすすめランキングへとまいりましょう!

アウトドアキャンプ用スキレットのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、キャンプ用スキレットのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品 おすすめポイント
第1位
キャプテンスタッグ両手スキレット オーバル
キャンプ用スキレットおすすめ キャプテンスタッグ 両手スキレット オーバル イメージ
3.85
ほどよいサイズで手軽に使える/五徳にのせた時も安定している/こびりつきにくさも優秀
4.25 3.75 3.25 4.75 3.25
W22.5×D12×H4cm(約)
800g(約)
鋳鉄
4.4mm(厚い部分)、3.2mm(薄い部分)
第1位
グッドフェイスグッドプラス スキレット15(木製台付)
キャンプ用スキレットおすすめ グッドフェイス グッドプラス スキレット15(木製台付) イメージ
3.85
ぴったりサイズの木製台付き/熱伝導が速い/ギフトにも◎
4.75 2.50 4.50 4.50 3.00
W26.4×D17×H4.5cm(約)
806g(実測)
鋳鉄(本体)、竹(木台)
3.2mm(厚い部分)、2.1mm(薄い部分)
第3位
ロゴス取っ手がとれるスキレット S
キャンプ用スキレットおすすめ ロゴス 取っ手がとれるスキレット S イメージ
3.70
取っ手が取り外しできる/取っては鍋の中に収納可能/熱ムラは少なめ
4.25 3.00 4.00 4.75 2.50
W30×D16.5×H8cm(約)
1.2kg(約)
鋳鉄
4.5mm(厚い部分)、3.0mm(薄い部分)
キャプテンスタッグスキレット 16cm
キャンプ用スキレットおすすめ キャプテンスタッグ スキレット 16cm イメージ
3.55
4.25 2.50 2.75 4.75 3.50
W28×D18×H4.5cm(約)
1kg(約)
鋳鉄
4.3mm(厚い部分)、3.0mm(薄い部分)
キャプテンスタッグ両手スキレット 16cm
キャンプ用スキレットおすすめ キャプテンスタッグ 両手スキレット 16cm イメージ
3.55
3.25 4.25 3.50 3.50 3.25
W23×D17×H4.5cm(約)
1kg(約)
鋳鉄
4.0mm(厚い部分)、3.2mm(薄い部分)
イシガキ産業鉄スキ スキレット 15cm
キャンプ用スキレットおすすめ イシガキ産業 鉄スキ スキレット 15cm イメージ
3.50
3.00 4.75 3.75 3.00 3.00
W26.5×D16.5×H4.2cm(約)
880g(約)
鋳鉄
5.0mm(厚い部分)、3.9mm(薄い部分)
内海産業オシャレで便利なスキレット
キャンプ用スキレットおすすめ 内海産業 オシャレで便利なスキレット イメージ
3.40
4.25 3.75 3.00 3.00 3.00
W24.2×D15.5×H3.2cm(約)
639g(実測)
鋳鉄
2.8mm
ロッジスキレット 6 1/2インチ
キャンプ用スキレットおすすめ ロッジ スキレット 6 1/2インチ イメージ
3.25
3.50 2.75 2.50 4.00 3.50
W26×D16.5(内径15.5)×H3cm(約)
880g(約)
鋳鉄
3.7mm(厚い部分)、3.1mm(薄い部分)
スケーター取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット
キャンプ用スキレットおすすめ スケーター 取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット イメージ
3.15
3.75 2.25 4.25 3.00 2.50
W20×D17.5(内径11.7)×H4cm(約、フタ・ハンドルを含む)
800g(約)
鋳鉄(本体・フタ)、フェノール樹脂・ステンレス鋼(ハンドル)
3.2mm(厚い部分)、2.9mm(薄い部分)
ロッジスクエア スキレット 5インチ
キャンプ用スキレットおすすめ ロッジ スクエア スキレット 5インチ イメージ
2.90
2.25 3.75 2.25 3.50 2.75
W25×D12.7(内径11.7)×H4.5cm(約)
800g(約)
鋳鉄
3.9mm(厚い部分)、3.0mm(薄い部分)

第1位キャプテンスタッグ「両手スキレット オーバル」

  • キャプテンスタッグ両手スキレット オーバル
  • 実勢価格: ¥1,122

総合評価: 3.85

熱伝導
 4.25
蓄熱性
 3.75
熱ムラ
 3.25
こびりつきにくさ
 4.75
手入れのしやすさ
 3.25

スキレットのおすすめランキング1位は、楕円形が特徴的なキャプテンスタッグ「両手スキレット オーバル」でした。

両手タイプのスキレットは持ち手がコンパクトなため、料理をアツアツのまま食卓に並べる際に活躍してくれます。また、ほど良いサイズで、一度に調理する食材の量が少ない場合は、手軽に使えます。横幅があるため、五徳にのせた時も安定しています。

おすすめポイント
  1. ほどよいサイズで手軽に使える
  2. 五徳にのせた時も安定している
  3. こびりつきにくさも優秀
サイズ
W22.5×D12×H4cm(約)
重量
800g(約)
素材
鋳鉄
底の厚み
4.4mm(厚い部分)、3.2mm(薄い部分)
型番
UG-3034
キャプテンスタッグ「両手スキレット オーバル」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):2分17秒
蓄熱性(10分後の温度):84℃

熱伝導の速さは10製品中5位という結果に。油が染みている箇所から温まったように見受けられますが、熱ムラもまずまず。スキレットがシーズニングにより育てば、より改善されると思われます。

キャプテンスタッグ「両手スキレット オーバル」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

卵のコゲ付きが残らず、こびりつきにくさも優秀でした。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

ほど良いサイズ感で、朝食などにも手軽に使えそうです!

第1位グッドフェイス「グッドプラス スキレット15(木製台付)」

  • グッドフェイスグッドプラス スキレット15(木製台付)
  • 検証時価格: ¥2,000

総合評価: 3.85

熱伝導
 4.75
蓄熱性
 2.50
熱ムラ
 4.50
こびりつきにくさ
 4.50
手入れのしやすさ
 3.00

スキレットのおすすめランキング同率1位は、グッドフェイス「グッドプラス スキレット15(木製台付)」でした。蓄熱性はやや劣るものの、そのほかの項目で優秀だったため上位に食い込みました。

おすすめポイント
  1. ぴったりサイズの木製台付き
  2. 熱伝導が速い
  3. ギフトにも◎
サイズ
W26.4×D17×H4.5cm(約)
内寸
内径15×深さ3.6cm(約)
重量
806g(実測)
木製台サイズ
15.8×15.8×1.4cm(約)
素材
鋳鉄(本体)、竹(木台)
底の厚み
3.2mm(厚い部分)、2.1mm(薄い部分)
対応調理器具
直火・IH・オーブン調理可
シーズニング
シーズニング推奨。中性洗剤でよく洗って水気をふき取り、食用油を塗り広げて数分加熱し鍋肌に油をなじませる。
型番
GP-SWT15
グッドフェイス「グッドプラス スキレット15(木製台付)」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

スキレットとぴったりサイズの木製台がセットになっています。箱入りなので、ギフトにも良さそうです。

グッドフェイス「グッドプラス スキレット15(木製台付)」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):1分40秒
蓄熱性(10分後の温度):73℃

熱伝導が10製品中もっとも速く、その分熱ムラも少なめ。蓄熱性は10製品中同率8位でした。

グッドフェイス「グッドプラス スキレット15(木製台付)」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ3

目玉焼き調理後のスキレットには小さな焼けカスが残っただけで、おおむねキレイにはがれました。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

スキレットが温まるのが速いので、忙しい朝に重宝しそうです。

第3位ロゴス(LOGOS)「取っ手がとれるスキレット S」

  • ロゴス取っ手がとれるスキレット S
  • 実勢価格: ¥2,921

総合評価: 3.70

熱伝導
 4.25
蓄熱性
 3.00
熱ムラ
 4.00
こびりつきにくさ
 4.75
手入れのしやすさ
 2.50

スキレットのおすすめランキング3位は、ロゴス(LOGOS)「取っ手がとれるスキレット S」でした。鍋底に丸い突起が施されており、Amazonの口コミでは「お肉の余分な油が落ちるのでいい」と好評でした。

おすすめポイント
  1. 取っ手が取り外しできる
  2. 取っては鍋の中に収納可能
  3. 熱ムラは少なめ
サイズ
W30×D16.5×H8cm(約)
内寸
内径16/13.5×深さ3.5cm(約)
重量
1.2kg(約)
収納サイズ
20.5×16.5×4cm(約)
素材
鋳鉄
底の厚み
4.5mm(厚い部分)、3.0mm(薄い部分)
対応調理器具
直火・オーブン・IHクッキングヒーター対応
シーズニング
丸洗い後使用可
型番
81062233
ロゴス(LOGOS)「取っ手がとれるスキレット S」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

その名の通り、取っ手が取り外しできる仕様になっています。加熱中のスキレットは取っ手まで熱くなってしまうため、動かすときにだけ取っ手を付けられるというのは、火傷が心配な人にとって重宝しそうです。(※加熱中に取っ手を持つ際は必ずミトンやカバーを使用してください)

また、取っ手を鍋の中に入れてコンパクトに収納できるので、アウトドア用に持ち運ぶ際にも便利です。

ロゴス(LOGOS)「取っ手がとれるスキレット S」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):1分55秒
蓄熱性(10分後の温度):78℃

熱伝導は10製品中同率3位、蓄熱性は10製品中6位でした。熱ムラは少なめで、優秀な商品です。

ロゴス(LOGOS)「取っ手がとれるスキレット S」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ3

焼き面と卵との間に隙間ができたためか、目玉焼きにはブクブクと大きめの気泡ができ、パワフルに加熱されているのがわかります。

ロゴス(LOGOS)「取っ手がとれるスキレット S」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ4

丸い突起にこびりつくかと思いきや、目玉焼きがキレイにはがれてくれました。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

使用感がいちばん良いと感じたのが「ロゴス(LOGOS)」でした。ちょっと大きめで重量は1kgを超えますが、スキレットを加熱中に動かすことはそうそうないので、そこまで扱いにくいとは感じませんでした。

4位: キャプテンスタッグ「スキレット 16cm」

  • キャプテンスタッグスキレット 16cm
  • 実勢価格: ¥629

総合評価: 3.55

熱伝導
 4.25
蓄熱性
 2.50
熱ムラ
 2.75
こびりつきにくさ
 4.75
手入れのしやすさ
 3.50

スキレットのおすすめランキング4位は、有名アウトドアブランド・キャプテンスタッグ「スキレット 16cm」でした。

サイズ
W28×D18×H4.5cm(約)
重量
1kg(約)
素材
鋳鉄
底の厚み
4.3mm(厚い部分)、3.0mm(薄い部分)
対応調理器具
直火・オーブン調理可。IHクッキングヒーター・電子レンジは非対応。
シーズニング
カラ焼き不要。食器用洗剤で洗い、水気を拭き取り自然乾燥させ、乾いたら油を塗る。 ※ミニサイズのカセットガスコンロ・屋外用簡易ガスコンロでは使用しないでください。
型番
UG-3027
4位: キャプテンスタッグ「スキレット 16cm」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):1分52秒
蓄熱性(10分後の中央の温度):73℃

熱伝導のスピードは10製品中2位でしたが、蓄熱性は10製品中同率8位とイマイチ。熱ムラに関しては、全体的に温まりましたが、外周がやや過加熱気味になりました。

4位: キャプテンスタッグ「スキレット 16cm」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

目玉焼きがキレイにはがれ、こびりつきにくさは優秀でした。

4位: キャプテンスタッグ「両手スキレット 16cm」

  • キャプテンスタッグ両手スキレット 16cm
  • 実勢価格: ¥760

※ミニサイズのカセットガスコンロ・屋外用簡易ガスコンロでは使用しないでください。

総合評価: 3.55

熱伝導
 3.25
蓄熱性
 4.25
熱ムラ
 3.50
こびりつきにくさ
 3.50
手入れのしやすさ
 3.25

スキレットのおすすめランキング同率4位には、キャプテンスタッグ「両手スキレット 16cm」がランクイン。

サイズ
W23×D17×H4.5cm(約)
重量
1kg(約)
素材
鋳鉄
底の厚み
4.0mm(厚い部分)、3.2mm(薄い部分)
対応調理器具
直火・オーブン調理可。IHクッキングヒーター・電子レンジは非対応。
シーズニング
カラ焼き不要。食器用洗剤で洗い、水気を拭き取り自然乾燥させ、乾いたら油を塗る。
型番
UG-3031
4位: キャプテンスタッグ「両手スキレット 16cm」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):2分30秒
蓄熱性(10分後の中央の温度):87℃

熱伝導は10製品中8位、蓄熱性は2位でした。温まるのは遅めですが、熱ムラが少なめで蓄熱性に優れています。

4位: キャプテンスタッグ「両手スキレット 16cm」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

目玉焼きを焼いたあと、卵のコゲが少しだけ残りました。

6位: イシガキ産業「鉄スキ スキレット 15cm」

  • イシガキ産業鉄スキ スキレット 15cm
  • 実勢価格: ¥500

総合評価: 3.50

熱伝導
 3.00
蓄熱性
 4.75
熱ムラ
 3.75
こびりつきにくさ
 3.00
手入れのしやすさ
 3.00

スキレットのおすすめランキング6位は、イシガキ産業「鉄スキ スキレット 15cm」でした。購入時の価格がもっとも安かったお手頃な商品で、同メーカーはスキレットの関連商品のラインナップも充実しています。

サイズ
W26.5×D16.5×H4.2cm(約)
内寸
内径15×深さ3.5cm(約)
重量
880g(約)
素材
鋳鉄
底の厚み
5.0mm(厚い部分)、3.9mm(薄い部分)
対応調理器具
直火・IH・オーブン調理可。電子レンジやストーブでは使用不可。
シーズニング
初回は中性洗剤で洗浄すること。
型番
3889
6位: イシガキ産業「鉄スキ スキレット 15cm」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):2分40秒
蓄熱性(10分後の中央の温度):91℃

鍋底の厚みが10製品中もっとも肉厚で、温まるのに時間がかかりました。一方で、蓄熱性は10製品中1位と優秀でした。

6位: イシガキ産業「鉄スキ スキレット 15cm」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

目玉焼きを焼いたあと、少しコゲが残りました。

6位: イシガキ産業「鉄スキ スキレット 15cm」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ3

底面に滑り止めの細かな凸凹があるため、細かな汚れが入り込むとやや洗いにくいかもしれません。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

料理の温度をしっかりキープしてくれるのは嬉しいですね。

7位: 内海産業「オシャレで便利なスキレット」

  • 内海産業オシャレで便利なスキレット
  • 実勢価格: ¥1,480

総合評価: 3.40

熱伝導
 4.25
蓄熱性
 3.75
熱ムラ
 3.00
こびりつきにくさ
 3.00
手入れのしやすさ
 3.00

スキレットのおすすめランキング7位は、内海産業「オシャレで便利なスキレット」でした。サイズに「直径約15cm」とありますが、底面の直径が約12cmのため、ほかの製品よりも小ぶりな印象です。

使う五徳によってはスキレットを置いたときにグラついて安定しにくいかもしれないので、対応サイズを事前に確認しましょう。

サイズ
W24.2×D15.5×H3.2cm(約)
内寸
内径15×深さ12cm(約)
重量
639g(実測)
素材
鋳鉄
底の厚み
2.8mm
対応調理器具
直火・IH・オーブン調理可。
シーズニング
食器用洗剤で充分に洗い、食用油を少量入れ、弱火で5分ほど加熱する。
型番
2845551
7位: 内海産業「オシャレで便利なスキレット」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):1分55秒
蓄熱性(10分後の温度):84℃

サイズが小さく底面の厚みも10製品中もっとも薄いため、熱伝導は10製品中同率3位と速かったです。その薄さのわりに蓄熱性も10製品中同率3位と健闘しました。

7位: 内海産業「オシャレで便利なスキレット」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

小ぶりですが、目玉焼きとウインナー1,2本を焼くくらいのスペースはあります。

7位: 内海産業「オシャレで便利なスキレット」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ3

卵のコゲが鍋底に残ってしまいました。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

火の通りもいいし、何回かシーズニングして育てれば使いやすいスキレットだと思いますよ。

8位: ロッジ「スキレット 6 1/2インチ」

  • ロッジスキレット 6 1/2インチ
  • 実勢価格: ¥1,966

総合評価: 3.25

熱伝導
 3.50
蓄熱性
 2.75
熱ムラ
 2.50
こびりつきにくさ
 4.00
手入れのしやすさ
 3.50

スキレットのおすすめランキング8位には、アメリカのキャストアイアン(鋳鉄)メーカー・ロッジ「スキレット 6 1/2インチ」がランクイン。

サイズ
W26×D16.5(内径15.5)×H3cm(約)
重量
880g(約)
素材
鋳鉄
底の厚み
3.7mm(厚い部分)、3.1mm(薄い部分)
対応調理器具
直火、IHクッキングヒーター、ハロゲンヒーター、オーブン、食器洗浄機
シーズニング
慣らし済み(大豆油) 初めて使うときはタワシなどで軽く洗ってから使用すること。
型番
L3SK3
8位: ロッジ「スキレット 6 1/2インチ」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):2分17秒
蓄熱性(10分後の中央の温度):76℃

熱伝導は10製品中7位。中心が温まるのが遅く、外周が過加熱になりました。

8位: ロッジ「スキレット 6 1/2インチ」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

こびりつきにくさは優秀でした。

9位: スケーター「取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット」

  • スケーター取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット
  • 実勢価格: ¥2,300

総合評価: 3.15

熱伝導
 3.75
蓄熱性
 2.25
熱ムラ
 4.25
こびりつきにくさ
 3.00
手入れのしやすさ
 2.50

スキレットのおすすめランキング9位は、スケーター「取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット」でした。

サイズ
W20×D17.5(内径11.7)×H4cm(約、フタ・ハンドルを含む)
内寸
直径14×深さ3cm(約)
重量
800g(約)
素材
鋳鉄(本体・フタ)、フェノール樹脂・ステンレス鋼(ハンドル)
底の厚み
3.2mm(厚い部分)、2.9mm(薄い部分)
対応調理器具
直火、IHクッキングヒーター(200V)、電気プレート、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、ラジェントヒーター
シーズニング
型番
INFW16
9位: スケーター「取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

10製品唯一のフタ付きで、蒸し焼き調理も可能。また、こちらのフタはひっくり返してフライパンとしても使えます。素手でも持てる持ち手(ハンドル)は取り外し可能で、長さがあるので本体を支えながら調理したいときに便利です。

9位: スケーター「取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):2分11秒
蓄熱性(10分後の中央の温度):72℃

熱伝導は10製品中6位とまずまずで熱ムラも少なめですが、蓄熱性は10製品中最下位でした。

9位: スケーター「取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ3

油が外周に流れたためか、少しコゲが残ってしまいました。

10位: ロッジ「スクエア スキレット 5インチ」

  • ロッジスクエア スキレット 5インチ
  • 実勢価格: ¥1,401

総合評価: 2.90

熱伝導
 2.25
蓄熱性
 3.75
熱ムラ
 2.25
こびりつきにくさ
 3.50
手入れのしやすさ
 2.75

スキレットのおすすめランキング10位は、ロッジ「スクエア スキレット 5インチ」。四角い形状がおしゃれなスキレットです。

サイズ
W25×D12.7(内径11.7)×H4.5cm(約)
重量
800g(約)
素材
鋳鉄
底の厚み
3.9mm(厚い部分)、3.0mm(薄い部分)
対応調理器具
直火、IHクッキングヒーター、ハロゲンヒーター、オーブン、食器洗浄機
シーズニング
慣らし済み(大豆油) 初めて使うときはタワシなどで軽く洗ってから使用すること。
型番
L5WS3
10位: ロッジ「スクエア スキレット 5インチ」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

熱伝導(中央が180℃になるまでかかった時間):3分06秒
蓄熱性(10分後の中央の温度):84℃

中心部が温まるまで10製品中もっとも時間がかかり、外周は過加熱気味に。蓄熱性は10製品中同率3位と健闘しました。

10位: ロッジ「スクエア スキレット 5インチ」 キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

こびりつきにくさはまずまずですが、四角い形状は角を狙いづらく、洗うのがやや大変でした。

スキレット調理に役立つキッチングッズはコチラ!

以上、スキレットのおすすめランキング10選でした。

ここでは、スキレットを扱う際に用意しておきたい便利グッズをご紹介します!

ミトンや持ち手カバーは必ず用意しよう

スキレットを加熱すると持ち手まで熱くなるため、ミトンや持ち手カバーなどのアイテムは必須。なるべく耐熱温度の高いものを選ぶといいでしょう。

サティア(SATIA):キッチンミトン:キッチン用品

サティア(SATIA)
キッチンミトン
実勢価格:1580円

サイズ:H30.5×W18cm
耐熱温度:260℃
素材:シリコン/コットン

ミトンや持ち手カバーは必ず用意しよう キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

手の部分がシリコン性のSATIA(サティア)「キッチンミトン」は、女性向けに小さめのつくりになっています。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

シリコン製だと硬くて使いづらいかな? と思ったのですが、このミトンは小回りがきいて握りやすく、手の小さい私でもブカブカにならなかったです。ちなみに、普段オーブン調理をする際は、軍手の上に耐熱グローブを重ねて使用しています。

ロッジ:マックステンプ ハンドルミット1PC HHMT:キッチン用品

ロッジ
マックステンプ ハンドルミット1PC HHMT
実勢価格:1190円

サイズ:H15.5×W8cm
重量:35g
素材:ヘビーデューティーパイロテックス素材(ヘビーコットン)

ミトンや持ち手カバーは必ず用意しよう キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

ロッジ「マックステンプ ハンドルミット1PC HHMT」は、今回用意した片手タイプのスキレットの持ち手すべてにスッポリはまってくれました。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

スキレットを加熱中に、カバーをハンドルにつけっぱなしにするのはNGです。運ぶときや調理中に支える必要があるときなど、ハンドルカバーはスポット的な利用にとどめましょう。

返してよし・おさえてよしのプレスターナーが大活躍!

返してよし・おさえてよしのプレスターナーが大活躍! キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

貝印
SELECT100 プレスターナー DH3120
実勢価格:982円

サイズ:29×6×3.5cm
本体重量:80g
素材:ステンレススチール

返してよし・おさえてよしのプレスターナーが大活躍! キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

よくしなる貝印「SELECT100 プレスターナー」は、面の中央部に角度がついているため、小さめサイズのスキレットでも食材の下に差し込んで返しやすいです。また、食材を上から押して焼き目を付ける際にも活躍してくれますよ。

小ぶりサイズのたわしがフチの汚れをかき出す

亀の子束子西尾商店:亀の子たわし パームチビッコP 2個セット:キッチン用品

亀の子束子西尾商店
亀の子たわし
パームチビッコP 2個セット
実勢価格:704円

サイズ(約):5×3×7cm
素材:パーム(ヤシの実の繊維)・針金

小ぶりサイズのたわしがフチの汚れをかき出す キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

亀の子「パームチビッコP」は、普通のたわしよりもひと回り小さく小回りがきくため、スキレットのフチの汚れをこそげ落としやすいです。

小さなスキレットを使うならミニ五徳も便利です

直径の小さなスキレットをガスコンロで使用しようとすると、五徳の上でガタついてしまうことも……。そんなときは、五徳の上にのせるミニ五徳を使うのもオススメです。

イシガキ産業:五徳サポート:キッチン用品

イシガキ産業
五徳サポート
実勢価格:770円

サイズ(約):φ14×高さ0.8cm
素材:鉄鋳物(焼付け塗装)

スキレットのお手入れ「シーズニング」の手順

ここでは、スキレットのお手入れ=シーズニングの手順をご紹介します。

まず、スキレットを初めて使うときに行う基本のやり方から見ていきましょう。ただし、製品によってはカラ焚き不要だったり、加熱時間も異なるため、取扱説明書に記載されている手順に従ってお手入れしてください。

初回のシーズニング

初回のシーズニング キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

1:初回のみ洗剤で洗い、錆止め剤を落とす。
2:水気を拭き取り、強火でカラ焚きして水分を飛ばす。
3:火を止めて5分くらい冷まし、キッチンペーパーを使って食用油をスキレット全体(内側だけでなく外側や取っ手にも)に塗る。
4:弱火で約5分、煙が落ち着くまで熱する。
→3、4を数回繰り返す。

初回のシーズニング キャンプ用スキレットおすすめ イメージ2

5:鉄の匂いを取るため、スキレットの内側に食用油を塗り、野菜クズ(ネギ、玉ねぎ、ニンジンの皮など)を炒める。
6:しばらく冷まし、粗熱を取ってから熱湯から徐々に温度を下げて水洗いする。この際、洗剤は使わないこと。
7:カラ焚きして水分を飛ばす。
8:スキレットに油を塗って弱火で約5分加熱する。
9:粗熱を取る。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

熱々のスキレットにいきなり水をかけてしまうと、ヒビ割れなどの原因になり危険です。必ず粗熱を取ってから洗ってくださいね。

調理に使用した後のお手入れ

調理に使用した後のお手入れ キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

・しばらく冷まし、粗熱を取ってから熱湯から徐々に温度を下げて水洗いする。この際、洗剤は使わないこと。
・カラ焚きして水分を飛ばす。
・スキレットに油を塗って弱火で約5分加熱する。
・粗熱を取って、新聞紙などに包んで保管する。

おわりに

おわりに キャンプ用スキレットおすすめ イメージ

スキレットの検証を終え、桃世さんは「突出して使いづらいと感じる商品はなかった」と振り返ります。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

なかにはこびりついてしまったものもありましたが、調理時は怖がらずにしっかり加熱してあげれば大丈夫。シーズニングを重ねていけば、どれも使いやすくなると思いますよ。

スキレットの使用に際して、ミトンやハンドルカバー、耐熱性に優れた鍋敷きといったグッズを用意したり、火傷しないように注意を払ったり、シーズニングを行ったり……と、たしかに手間のかかる部分はあります。が、それを補って余りあるほどの「おいしい!」という感動が待っているはず。

ぜひスキレットを食生活に取り入れて、いつもと違うおいしさや、映える料理の楽しさを堪能してみてはいかがでしょうか。