編集部員が体験してわかった!必須の防災アイテム
コロナ生活でより不便になった今、もし史上最大の災害が起こったら? 防災グッズは「あれば安心」とわかっていても、どこか非現実として捉えられがちです。
そこで、これまで数々の防災グッズ特集を企画してきたテストするモノ批評誌『MONOQLO』はよりリアルを追求するため、編集部員が3日間にわたる自宅サバイバルを決行!
水道・電気・ガスのライフラインを止めたら、何に困るのかを試した上でアイテムを実証しました。
▼チャレンジャーは『MONOQLO』編集部 デスク・桜井めぐみ!
▼今回の自宅サバイバルのルール
クーラーや電気、水道などを使用せず72時間を自宅で過ごす。ただし過去に特集した防災アイテムのベストバイグッズだけ使用してOK。
ということで、カラダを張ったこのリアル体験から今回ご紹介するのは、急な停電時に両手をあけて照らせる「ヘッドライト」です!
停電時はロウソクもスマホライトも不十分……
停電のとき、昼間はいいですが夜は灯りがないと真っ暗……。灯りがないと、食事をとるのはもちろん、部屋の中やトイレへの移動、さらに万が一避難所へ行かなくてはならないとき、転倒やケガのリスクが高まり危険です。
そんなときにあると安心なのが「ヘッドライト」。両手をあけて照らせることができるので、動きながら便利に使えます。
ひとつあるだけでこんなに明るく照らしてくれるんです。
ヘッドライト13製品を検証し、ベスト3をご紹介
検証では全13製品をピックアップし、以下3項目をテストしました。
●照射範囲:光の強さ・照射範囲を計測
●使用感:装着感・操作性
●耐水性:IPX4の条件に準拠しシャワーで水をかけ防水性をテスト
今回は、検証で1位を獲得したものと、そのほかのおすすめを紹介します。
部屋の隅々まで照らせる! ジェントス「COMBREAKER CB-443D」
ジェントス
COMBREAKER
CB-443D
実勢価格:2400円
明るさ:最大400ルーメン
白色の明るさ:3段階
電池:単4×3本
▼検証結果
照射範囲:◎+ 8m81m
使用感:◎
耐水性:◎
ジェントス「COMBREAKER CB-443D」は、足元や手元、身の回りのほか、部屋の隅々まで十分すぎるほど明るく照らすことができました。角度の調整もしやすく使い勝手も最高です。
テストでは8m81cmまで照らすことができました。ここまで明るいと安心ですね。
3つのライトで照射範囲が広い ZHENWEI「LEDヘッドライト」
ZHENWEI
LEDヘッドライト
実勢価格:2000円
明るさ:最大12000ルーメン
▼検証結果
照射範囲:◎ 3m10m
使用感:△
耐水性:×
Amazonで購入できるZHENWEI「LEDヘッドライト」は、ライトが3つで照射範囲がかなり広く明るかったです。ただ耐水性は弱く、水をかけるとライトが勝手に点灯をし始めてしまいました。
ジェスチャー機能が便利 Litom「LEDヘッドライト センサー機能付き」
Litom
LEDヘッドライト
センサー機能付き
HP3A-S1
実勢価格:2099円
明るさ:最大168ルーメン
▼検証結果
照射範囲:△ 2m64m
使用感:◎
耐水性:◎
Litom「LEDヘッドライト センサー機能付き HP3A-S1」は、照射範囲が狭く、正面は明るかったですが両端が暗くなりました。ただ手を振ってライトを調整できるジェスチャー機能がとても便利です!
▼ヘッドライト13製品の比較記事はこちら
以上、急な停電時に両手を開けて照らせる「ヘッドライト」おすすめ3選をご紹介しました。
災害時もこれ一台あれば安心して行動ができ、アウトドアでも活躍します。まだ備えていないという人はぜひチェックしてくださいね。
▼備えておきたい防災グッズはこちら!