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※情報は『MONOQLO』2020年6月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
テレワークには高速通信できるモバイルWi-Fiルーターが便利
コロナ禍における新しい働き方として浸透したテレワーク。
自宅や会社以外でこのテレワークをするうえで、Web会議を行う際のネット回線の遅さや通信量に悩む人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、人気の無制限モバイルWi-Fiルーター5社の比較を実施しました。
テストの内容を説明する前に、モバイルWi-Fiルーターをオススメする理由をご紹介します。
理由1.いつでもどこでも高速通信
通信速度が遅くなるとされる場所は地下鉄やカフェ、時間帯は通勤時間帯や夜などといわれますが、地下鉄でも高速でしっかりつながり高速通信ができます。
理由2.Web会議もYouTubeもサクサク
仕事ではWeb会議を行い、普段はYouTubeなどのコンテンツを楽しむなど、大量のデータ通信を行っても安定して使い続けることが可能(速度制限後は再生できないときもある)。仕事もプライベートも1台で事足ります。
モバイルルーターをオススメする理由がわかったところで、実際にどのプランが最適かをテストしたいと思います。
モバイルWi-Fiルーターの人気5社の使い放題プランをテスト
今回テストしたのは、人気5社の使い放題プラン。公平な条件のもと、すべてを検証し評価しました。
▼テストした5プランがこちら
・レグルス FUJI Wi-Fi 快適! クラウドプラン
・株式会社ソフトバンク HS-HP21U Y!mobile Pocket WiFiプラン2(ベーシック)
・株式会社BALDIA SAKURAWiFi SAKURAアシストMUGEN
・株式会社GMO とくとくBB ギガ放題プラン
・株式会社フェティア NOZOMI WiFi 無制限プラン
テストしたのは、次の4項目です。
テスト1.通信速度
関東の市街地の一般家庭で1時間毎に24回の通信速度を測定し、その平均値で評価。Google「スピードテスト」を使用。
テスト2.人混み
都営新宿線の神保町駅構内とカフェ内にて1分ごとに10回測定し、平均値を割り出して評価を行いました。
テスト3.YouTube
東京都千代田区内でパソコンからYouTubeを閲覧し、自動再生された最高画質を記録し評価。
テスト4. 速度制限
短期間の間に大量のデータ通信を使用した際、回線会社からどのような措置を受けるのかを検証しました。
※「通信速度」「人混み」の数値:いずれも以下の表の冗談はアップロードの平均値、下段はダウンロード速度の平均値を記載
以上の4項目を厳しく評価して、総合成績をジャッジしました。通信速度と人混みの数値はいずれも上段はアップロード速度の平均値、下段はダウンロード速度の平均値を記載しています。
さて、テレワークでも速度制限なしで速いモバイルWi-Fiルーターはどれでしょうか? お待ちかねのランキングを発表します!
速度と安定性で快適! 「FUJI Wi-Fi 快適!クラウドプラン]
レグルス
FUJI Wi-Fi
快適!クラウドプラン
月額:4378円
※現在は「新規・追加」「プラン変更」の申込み受付を終了しています
サイズ:H1.9×W6.5×D12.65cm
重さ:240g
バッテリー容量:5350mAh
▼テスト結果
5社中最も通信速度が安定していたのが、FUJI Wi-Fi。自宅にて24時間計測した際、常にダウンロード速度が快適な5Mbps以上を保ちました。人混み内では若干遅くなりましたが、動画も十分に楽しめる速度でした。
モバイルバッテリーとして使える機能付き。スマホの充電が可能です。
24時間を通して速度が安定していました。
瞬間最高速度は5社中トップ ソフトバンク Y!mobile
株式会社ソフトバンク
HS-HP21U Y!mobile
Pocket WiFiプラン2(ベーシック)
月額:4380円(アドバンスオプション加入)
サイズ:H1.19×W12.8×D6.4cm
重さ:153g
バッテリー容量:3000mAh
▼テスト結果
次に評価が高かったのが、 ソフトバンク Y!mobile。通信速度が時間帯でバラつきましたが、人混みの中でもしっかり高速通信が可能。FUJIと比較すると、速度制限がかかってしまうため2位でした。
QRコードを読み込みで接続します。専用アプリいらずで即接続が可能。
タッチスクリーンで操作ラクラク。スマホと似た操作性で扱いやすさ◎。
人混みや夜は速度遅め BALDIA「SAKURAWiFi」
株式会社BALDIA
SAKURAWiFi
SAKURAアシストMUGEN
月額:4048円
サイズ:H1.73×W7.4×D7.4cm
重さ:128g
バッテリー容量:3060mAh
▼テスト結果
続いて評価が高かったのは、SAKURAWiFi。人々が通信を多く使う時間帯や場所では速度の低下を感じ、同内容が計測データにも表れています。FUJIと同様に速度制限がない点は高評価でした。
ワイモバ同様QRコードで即接続。読み取りから接続までのスピードが速いです。
速いと思ったら遅くなって通信の安定性が微妙なGMO
株式会社GMO
とくとくBB ギガ放題プラン
月額:3969円
サイズ:H1.19×W12.8×D6.4cm
重さ:125g
バッテリー容量:3000mAh
▼テスト結果
同じくB+評価だったのが、GMO。実際に使用してみても、「さっきまでは速かったのに!」となる場面が1日に何度かありました。20日以内の解約なら解約金ゼロなのはうれしいです。
専用のHUAWEI HiLinkアプリで読み取ります。
日中・間も常に速度遅め 「NOZOMI WiFi 無制限プラン」
株式会社フェティア
NOZOMI WiFi
無制限プラン
月額:4158円
サイズ:H1.42×W12.7×D6.57cm
重さ:151g
バッテリー容量:3500mAh
▼テスト結果
B評価だったのは、NOZOMI WiFi。ネット回線は10Mbpsあればアプリで通話や動画を楽しめますが、本プランは速くても10Mbpsという結果に。接続が勝手に切れることもありました。
画面がなくLED4灯でボタン1つとLEDで操作。あまり慣れません。
安定性◎はFUJI! 使い放題にも制限があるので注意
Y!mobileやとくとくBBは時間帯による通信速度の差が激しかったです。その一方で、SAKURAやFUJIは多少ブレはありますが、全5社の中では比較的安定していました。
また、実際にテレワーク時にWeb会議などを行い、実際に1日10GBを超えるとどうなるのかも追加で検証を実施。結果は以下のようになりました。
結果は公式ホームページに記載の通り、制限がかかるものが存在しました。結果はFUJIとSAKURAだけが制限なし。使い放題プランといえども、短期間で大量のデータ通信を行うと制限がかかってしまうサービスも存在するので、申し込み前に確認が必要です。
無制限プランでも使いすぎには要注意です。
以上、モバイルルーターWi-Fiおすすめ5選でした。時間や場所による通信速度や安定性を調査した結果、ベストバイはFUJI Wi-Fiに決定。安定した無制限の高速通信でテレワークが超はかどるのでオススメです。
もし気に入らなくも途中解約金ゼロなのがうれしいです。