マフィンしか作れないけど できあがりはマ○ク超えてます!
コンセントを差すと勝手に加熱が始まる、部品がグラグラしている、フタを抑えるパーツがないなど、あまりにもざっくりした作りなので、これ大丈夫かしらとおっかなびっくりテストを始めてみたところ、4分後にフタを開ければ、どこから見ても立派なマフィンが完成してしまったという曰くつきの逸品!
できあがるのはマフィンなのに、製品名がサンドイッチメーカーというのに違和感があるかもしれませんが、大丈夫です。
[手順1:下段]
おおざっぱに「下段」「中皿」「上段」の3段構造。下段には半分に切ったマフィンとお好みの具材をのせます。マフィンはちょっと大きめくらいが丁度です。チーズは絶妙にとろけるのでオススメ!
[手順2:中皿]
中皿に卵を割り入れます。この中皿のギミックが美しいのです。
[手順3:上段]
上段にマフィンを乗せてフタをしめます。そして4分後……!
おままごとみたいな感覚でホイホイ具材を乗せれば、バンズは表面カリカリ中はもっちり、挟んだハムとチーズはいい感じに絡まり合い、卵はプリっと仕上がるという意表をつく完成度の高さ。
テスター全員が脱帽した後、先入観を捨ててあらためて使ってみると、卵を乗せた中皿を引き抜くギミックは楽しいし、中央のパーツは取り外して水洗いできるなど、気の利いた面にも目が向きます。
最下段が広くとってあるので、バターや調味料が多少こぼれても平気だという、ある種のタフさもうれしいところ。
好みの食材を自由に選べるという点では、マ○クのマフィンを超えたといっても過言ではない? ……かもしれません。
バルミューダのザ・トースターと原理的にはいっしょ?
バンズの仕上がりカリカリもちもちで絶品なのは、おそらく具材から生じる水蒸気が内部に充満するからだと思われます。そう、あのトースターみたいにね!
本体自体が熱を持つ上、調理後はコンセントを抜かないとガチで危ないなど、問題もあります。一長一短の個性を受け入れられるかどうかが、好き嫌いを分けるポイントです……が個人的にはそんなところにも愛着を感じました。