強度も感度も良好な釣り糸・ライン 釣り人に人気のPEライン
「PEライン」ってご存知ですか? 釣り糸・ラインに使用される素材はいろいろありますが、PE(ポリエチレン)でできている釣り糸・ラインのことです。釣りの歴史の中では比較的新しい素材で、ルアーフィッシングや船釣りなど幅広く使用されています。
今回はこのPEラインの特徴や選び方とともに、おすすめランキングもご紹介します。
そもそも釣り糸・ラインにはどんな種類があるの?
釣り糸・ラインには大きくナイロン、フロロカーボン、そしてPE(ポリエチレン)の3種類があります。それぞれ特徴がありますので、まずは比較の意味でナイロンとフロロカーボンについて解説しておきましょう。
釣り糸・ラインの種類1:ナイロンライン
ダイワ(Daiwa)
ナイロンライン ジャストロン DPLS 500m 4号 クリアー
実勢価格:771円
他の釣り糸・ラインに比べて安価でクセがつきにくく、初心者でも扱いやすい釣り糸・ラインです。色は無色透明が主流。ウキ釣りやサビキ釣りなどの釣り物でよく使われます。
【メリット】
- 値段が安い
- 素材が柔らかく伸びがあるため、魚が掛かった時でも糸が切れにくい
- リールに巻いてもクセがつきにくい
【デメリット】
- 魚の敏感なアタリがロッドに伝わりにくい
- 劣化が早い
釣り糸・ラインの種類2:フロロカーボン
クレハ(KUREHA)
シーガー フロロマイスター 320m8lb
実勢価格:1760円
この釣り糸・ラインの素材は、ポリフッ化ビニリデン。エサ釣りはもちろん、ゲームフィッシングで使われることも多い釣り糸・ラインです。
【メリット】
- 根ズレ(=水中の岩や障害物に擦れる)などの摩擦や衝撃に強い
- 劣化が少ない
- ナイロンに比べて魚の敏感なアタリがロッドに伝わりやすい
【デメリット】
- 値段が高い
- 巻きグセが付きやすい
なお、フロロカーボンラインについて詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。
続いて、今回取り上げるPEラインの特徴を見てみましょう。
PEラインはなにが違う?メリットとデメリット
さて、本題のPEラインですが、ここまでで紹介した釣り糸・ラインとどこが違うのでしょうか。
最大の特徴は強度と感度の良さです。
強度はナイロンの約3倍。ほとんど伸びがないため、アタリをロッドや手元に明確に伝えてくれます。PEラインが「革命」と言われる所以はこの2点にあります。
また見た目も大きく違います。PEラインには下の写真のように着色しているものが多く、色で飛距離や深さを計ることができます。
以下に、PEラインのメリットとデメリットをまとめてみました。
【メリット】
- 引っ張り強度が強い
- 同じ強度でもナイロンやフロロに比べて細い
- 感度が抜群
- 巻きグセがつきにくい
- 劣化しにくい
【デメリット】
- 根ズレに弱い
- 軽くて浮きやすいので波や風の影響を受けやすい
- 結束が、やや難しい
そして、PEラインを使う上で忘れてはいけないのが、ショックリーダー(=先糸)です。
メインラインとルアーの間に用いる糸なのですが、使用する理由は以下の2つがあります。
- 1:スレに弱い
- 2:PEラインは滑りやすいので単独の使用には不向き
早速ですが、今回のベストバイは?
さてPEの特長を理解したところで、ちょっと気が早いですが、2023年のベストバイを発表します!
バリバス(VARIVAS)
VARIVAS 4 マーキング 200m
実勢価格:1899円(1号)
今回のランキング第1位はバリバス(VARIVAS) の「VARIVAS 4 マーキング 200m」となりました。4本の繊維を編みこんで作られたPEラインで、初心者でも扱いやすいのが最大の特長です。
また5色のラインカラーから出来ているので、飛距離や水深も分かりやすく効率良くポイントを探ることができます。太さは0.6~4号までと幅広く、さまざまな釣りに対応しています。
とはいえ、2位以下の商品が、あなたにとってのベストバイになることも。ランキングを紹介する前に、まずPEラインの上手な使い方を覚えていきましょう。
PEラインの上手な使い方は?
さて、前述のような特徴を持つPEラインですが、「感度に関しては誤解している人が多い」と山口氏は指摘します。では、どのように使えば最大限性能を引き出すことができるのか、山口氏推奨の使い方を見ていきましょう。
1:アタリを待つときは張った状態で使う
2:すっぽ抜けに注意する
PEラインは結びが抜けやすいのが特徴です。ちゃんと結ばないとキャストしたときにすっぽ抜けしてしまうので注意しましょう。
ルアーのすっぽ抜けを防ぐべく、しっかりした結び方を覚えておく必要があります。結び方に関しては以下の2つを覚えておくとよいでしょう。
- PEライン同士を結ぶ場合は → 電車結び
- PEラインと先糸(フロロカーボン、ナイロン)を結ぶ場合は →電車結び/FGノット
これらの結び方に関しては動画やメーカーのホームページで詳しく解説しているものが多いので参考にしましょう。
▼電車結びの解説はコチラ
https://www.seaguar.ne.jp/knot/lines/line_18.html
▼FGノットのHOW TO動画はコチラ
https://www.seaguar.ne.jp/knot/lines/line_3.html
最近話題の高比重PEとは?
最近、高比重PEというものが次々と発売されています。高比重PEとはひと言で言えば「沈みやすいPE」のこと。水やラインの比重は以下のようになります。
- 淡水……約1.00
- 海水……約1.02(水温によって変化する)
- 一般的なPE……0.97~0.98前後
- 高比重PE……1.20~
通常のPEは水よりも比重が軽いので水面に浮きやすく、軽いルアーの場合沈みにくくなります。一方高比重PEは徐々に沈んでいくので、底取りがしやすくなります。
では高比重PEのメリットはどんなものがあるのでしょうか?
【メリット】
- 風や潮の影響を受けにくい
- 軽いルアーでも沈めやすい
- ラインの緩みが少ないので、ルアーを操作しやすい
ただし、高比重PEなら万能というわけではありません。以下のようなデメリットがあります。
【デメリット】
- 沈みやすいので地形変化がある場所ではラインが底に擦れることが多い
- 通常のPEと比べて強度や耐久性が落ちる場合がある
こうしたデメリットから、アングラーの中には、あえて高比重PEを使わないという人がいます。通常と高比重、どちらも一長一短なので、自分の釣り方に合わせて選ぶのが良いでしょう。
高比重PEラインは種類や太さによって比重が変わります。あまり比重が高くないPEの場合、せっかく買ったのに沈まない、なんてことも。購入前に必ず確認するようにしましょう。
高比重PEの編集部おすすめ製品はこちら
よつあみ
エックスブレイド(X-Braid) オードラゴン X4 5カラード
200m
実勢価格:2529円(16lB/1号)
よつあみ「エックスブレイド(X-Braid) オードラゴン X4 5カラード」は、今回第3位の高比重PEライン。1.40と高比重で風が強いときや潮の流れが速い時などに威力を発揮するラインです。
PEラインのハズさない選び方は?
さて、実際にPEラインを選んでみましょう。
選び方1:太さ
PEラインの選び方ですが、まずは太さを決めなければなりません。それぞれの釣りにおける目安は以下のようになります。
- トラウト(ルアー)……PE0.2~0.3号/先糸 フロロカーボン0.8~1号
- エギング……PE 0.4~0.8号/先糸 フロロカーボン1.75~2.5号
- アジング……PE 0.1~0.3号/先糸 フロロカーボン0.8~1.2号
- 投げ釣り(キス)……PE 0.8~1号/先糸 フロロカーボン3~4号
- 船釣り(ジギング)……PE 0.6~1号/先糸 フロロカーボン3~5号
また、船釣り(コマセ五目や中・深場釣り)では2号以上とさらに太いPEラインが必要となります。
選び方2:4本編みか8本編みか?
PEラインは細い繊維を編みこんで作られています。繊維の本数によって、3、4、5、6、8、12本編みなどの種類がありますが、定番で種類が多いのは4本や8本です。
【4本編み】
4本の繊維を編み込んでいるので、8本編みに比べて安価な値段で入手できます。また1本あたりの線維が太いので、耐摩耗性に優れています。
【8本編み】
8本の線維を編みこんで作られています。表面が滑らかで飛距離が伸びる傾向があります。ただし価格的には4本編みより高くついてしまいます。
4本編みか8本編みか、どちらを選ぶのかは本人の好みや釣り場の状況によります。たとえば飛距離重視なら8本編み、磯場など根ズレが気になるなら4本編みといった具合です。
PEラインの良し悪しを見分けるポイントは?
太さと編み数が決まったところで、今度はPEラインの良し悪しを決めるポイントです。今回は以下の4項目で検証しました。
検証項目1:感度(配点25点)
しっかりとアタリをロッドや手元に伝えてくれるかどうか。PEラインの根幹にかかわるポイントです。
検証項目2:飛び方(配点25点)
飛距離は十分に出るかどうか。風の影響を受けにくいかどうか。とくにルアーフィッシングで重要になります。
検証項目3:耐久性(配点25点)
劣化しにくいか、また色落ちしないかどうかなど。このポイントに優れた商品は長く使うことができます。
検証項目4:コスパ(配点25点)
PEラインの中には値段のわりにクオリティが低い商品も存在します。値段に見合ったアイテムか、総合的に判断しました。
【2023年版】PEラインのおすすめは?
さてランキングですが、PEラインはマイナーチェンジが多く、価格や性能が変わったり、発売中止になったりするものがあり、さらに最近は高比重PEが多く発売されています。
そこで今回、新たに追加した6製品を2023年版ランキングとして紹介。さらに2021~2022年版、ならびに2020年に関しては入手困難なものを除外し新たにランキングし直しました。
まずは2023年版のランキングからスタートです。なお、検証ではバスフィッシングなどに使われる1号ラインを使用しました。
※製品写真は一部Amazonより引用しています
バリバス「VARIVAS 4 マーキング 200m」
バリバス(VARIVAS)
VARIVAS 4 マーキング 200m
実勢価格:1899円(1号)
全長:200m
強度:MAX 18LB./最大強度8.15kg(1号)
カラー:5色マーキング
素材:PE(4本撚り)、コーティング加工/SP-V(非フッ素コーティング加工)
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
96/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 24/25点 | 24/25点 |
2023年版第1位はバリバスの「VARIVAS 4 マーキング 200m」となりました。均一かつ密に編み込まれたPEラインで、強度の安定性に優れ、大物が掛かったときでも安心してやり取りができます。
5色マーキングで、色はイエロー/ピンク/グリーン/オレンジ/パープルが10m間隔。さらに1m間隔でメーターマーキングが付いています。
4本編みなので、比較的安い価格で手に入れることができます。非常に扱いやすいラインで、初めてPEを使用する、という人にもおすすめです。号数は0.6、0.8、1、1.2、1.5、2、3、4号と全8種類となっています。
今回は初心者の使用も考慮し、このラインが1位となりました。200m巻きで2千円前後と非常にコスパに優れたラインです。4本編みで若干ハリがあるので、初心者でも非常に使いやすいのが特長です。
ダイワ「UVF TATULAセンサー×8+Si2 8-20lb. 150m」
ダイワ(DAIWA)
UVF TATULAセンサー×8+Si2
8-20lb. 150m
実勢価格:2080円(ライムグリーン・17lb/1号)
全長:150m
強力:17bl
カラー:ライムグリーン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
95/100点 | 24/25点 | 25/25点 | 24/25点 | 22/25点 |
第2位にはダイワ(DAIWA)「UVF TATULAセンサー×8+Si2 8-20lb. 150m」がランクイン。8本編みで高強力、高感度を誇るラインです。
また耐摩耗性にも優れていて、PEの中では比較的根ズレにもタイプだと言えます。
カラーはライムグリーンで視認性に優れ、ラインの動きでアタリを取りやすいのが特長です。ラインナップは8lb(参考号数0.4号)、10lb(0.6号)、13lb(0.8号)、17lb(1号)、20lb(1.2号)となっています。
8本編みで4本編みより柔らかさがあって、スムーズにラインを放出することができます。150m巻きで2千円と、1位商品に比べコスパ的にはやや落ちますが、強度など考えたら十分優れたラインだと思います。
よつあみ「エックスブレイド(X-Braid) オードラゴン X4 5カラード 」
よつあみ
エックスブレイド(X-Braid) オードラゴン X4 5カラード
200m
実勢価格:2529円(16lB/1号)
全長:200m
強度:16.5lb(1号)
カラー:5COLOR
素材:高比重ポリエチレン(比重:1.40)
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
94/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 23/25点 | 23/25点 |
第3位はよつあみの「エックスブレイド(X-Braid) オードラゴン X4 5カラード」。高比重PEで、水によく馴染み、風や潮の影響を受けにくいラインです。
特殊マイクロフッ素繊維をコアに、高密度に組み上げられています。直線強度を大きく落とすことなく、結束強度や耐磨耗性、耐切創性を高める技術はさすが。比較的根ズレにも強いと言えます。
ラインカラーは10m毎カラーチェンジ 1m毎15cmマーク。号数は0.4、0.6、0.8、1、1.2、1.5、2号の6種類です。
こちらは高比重のシンキングPEになります。4本編みで200mと使いやすいとは思うのですが、シンキングなので釣りの種類や釣り方によっては合わないこともあるかと思います。ただ風が強いときなどはシンキングPEもありなので、釣行の際にタックルボックスに1つ入れておくのも手だと思います。
4位:ヤマトヨテグス「PEライン スピニングPE 100m」
ヤマトヨテグス(YAMATOYO)
PEライン スピニングPE 100m
実勢価格:1002円(1号)
全長:100m
強度:15lb
カラー:グレー
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
93/100点 | 24/25点 | 23/25点 | 24/25点 | 22/25点 |
第4位はヤマトヨテグス「PEライン スピニングPE 100m」でした。
バスフィッシング専用のラインで、障害物との接触を想定し、耐摩耗性を高めた作りになっています。
ラインカラーは濁りのある水域でも汚れが目立ちにくいグレーを採用しています。
号数は0.4、0.6、0.8、1、1.5号の5種類。なお4号以上のPEを駆使してのベイトタックルを用いたパワーゲームにはシリーズ商品としてPEタフゲーム80mがあります。
100m巻きと若干短めですが、価格が千円前後なので、初めて使う人にとってはちょうどよい価格帯だと思います。4本編みですが、性能的にはまったく問題ありません。
5位:サンライン「シューター・デファイアー D-Braid 120m」
サンライン(SUNLINE)
シューター・デファイアー D-Braid 120m
実勢価格:2118円(15lb)
全長:120m
強度:15lb(#1.2)
カラー:ピンク
素材:非表示
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
91/100点 | 24/25点 | 23/25点 | 23/25点 | 21/25点 |
第5位はサンライン(SUNLINE)「シューター・デファイアー D-Braid 120m」でした。ハリとしなやさかの両立をつきつめたラインで、1号で比重1.10とナイロンに近い比重を持つ、シンキングPEです。
通常のPEより重さがあるため、キャスト後素早く水に馴染み、ムダな糸フケを回避してくれます。また低伸度の特長を備え、バスのアタリを瞬時に把握することが可能です。
カラーはピンク。号数は0.5、0.6、0.8、1、1.2、1.5号の6種類となります。
こちらもシンキングPEですね。用途が限定的なのと、長さが120mで2千円ちょっとと、やや価格が高いので、今回順位を落としましたが、シンキングPEの中では使いやすいラインだと思います。
6位:ザルツ「ライン バスハード PE X8」
ザルツ(Zalt's)
ライン バスハード PE X8
実勢価格:1630円(1号・60m)
全長:55~70m
強度:10LB(1号)
カラー:シルバー
素材:PE
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
90/100点 | 23/25点 | 23/25点 | 23/25点 | 21/25点 |
第6位はザルツ「ライン バスハード PE X8」でした。バスフィッシングに特化したラインで、高密度で均一に組み上げられた優れたラインです。
8本編みで、キャスト時の糸の出方もスムーズ。定番のルアーからダウンショット、ビッグプラグまで幅広いルアーに対応します。
ラインの号数は0.6、0.8、1、1.5、2、2.5、3、4、5、6、7号が発売されています。バス専用ですが、もちろん他の釣りでも使用可能です。
ブラックバスなどのカバー撃ち(※)などに特化したラインですね。PEの中では、比較的根ズレに強いラインだと思います。60mで1600円とちょっと価格が高めで、用途も限定的ですが、扱いやすいラインだと思います。
※カバー撃ち……水草や葦などの植物や倒木の枝などが水の上に被さっている状態で、その中に潜むバスをピンポイントで狙っていくこと
以上、2023年版ランキングでした。
【2021~2022年版】PEラインのおすすめは?
続いて、2021~2022年版ランキングを紹介します。
よつあみ「 エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8」
よつあみ(YGK)
エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8
実勢価格:2289円(1号・150m)
全長:150m
強度:22lb( 8本編み)
カラー:グリーン
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
96/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 25/25点 | 23/25点 |
2021~2022年版のランキングで1位に輝いたのはよつあみ「エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8」でした。高密度ピッチ製法やWX8工法といった技術で、耐摩耗性と直線協力を大幅に高めたPEラインです。
トラブルが少なく、扱いやすいので初心者でも快適に釣りを楽しむことができます。15㎝のホワイトマークが1m毎についているのも非常に便利。
ラインナップは150m以外に200m巻き、号数は0.6、0.8、1、1.2、1.5、2、2.5、3号があります。
安定した価格帯で手に入りやすいラインです。太さも日本釣用品工業会釣糸部会制定の「PE糸の太さ標準規格」に準じてきっちり作られており、十分な強度と耐久性を持つハイクオリティーな製品だと思います。
よつあみ「エックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8」
よつあみ(YGK)
エックスブレイド(X-Braid)
スーパー ジグマン X8
実勢価格:2695円(1号・200m)
全長:200m
強度:20lb( 8本編み)
カラー:5カラー
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
95/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 24/25点 | 23/25点 |
第2位も「よつあみ(YGK)」のPEライン「エックスブレイド スーパー ジグマン X8」でした。1位商品に比べてより細かくラインのマーキング分けがなされていて、長さも200m巻き、300m巻きと長めのラインナップとなっています。
マーキングは10m毎に色が変わり、各カラーの中でも1m毎にマーキングが付いています。
1位商品が1号/22lbに対して、こちらは1号/20lbなので、やや強度は落ちますが、ハイクオリティーな商品だと言えます。
号数は0.6、0.8、1、1.2、1.5、2、2.5、3、4、5、6号と豊富に揃っています。
マーキングが細かいので水深の把握がしやすいと思います。1位商品と品質的に大きな差はないと思いますので、そこまで細かいマーキングはいらない、長さも短めでいいという人なら1位商品をおすすめします。
モーリス「 VARIVAS アバニ シーバス PE マックスパワー X8 ステータスゴールド」
モーリス
VARIVAS(バリバス)
アバニ シーバス PE マックスパワー X8
ステータスゴールド
実勢価格:2424円(1号・150m)
全長:150m
強度:20.2lb(8本編み)
カラー:ゴールドステータスゴールド/ステルスグレー
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
94/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 24/25点 | 22/25点 |
第3位のVARIVAS「アバニ シーバス PE マックスパワー X8 ステータスゴールド」は、原糸が1本1本を超緻密に編込まれており、ムラの無い安定した超高強度を保持しています。
表面はシルクのような滑らかさを持ち、超低伸度を実現。摩擦系ノットが組みやすく、トラブルが少ないのも大きな特徴です。なお号数のラインナップは0.8、1、1.2、1.5号です。
単色のラインですが、ふつうに使うにはこれで十分。強度も優れています。昔からのメーカーさんで原糸も品質が良く、全体的にトラブルも少なくコーティング具合も抜群だと思います。
4位:コスパに優れた「シマノ」
シマノ(SHIMANO)
ピットブル 4本編み
実勢価格:1272円(1号・150m)
全長:200m
強度:20.0lb(4本編み)
カラー:スーパーブルー、ライムグリーン
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
93/100点 | 23/25点 | 23/25点 | 23/25点 | 24/25点 |
第4位はシマノ「ピットブル 4本編み」。ラインナップは他に8本編み、12本編みがあり、8本編みは2020年版で第1位を獲得しました。
こちらは150mで千円ちょっととコスパ抜群。8本編みは(22.4 lb)と比べると若干強度は落ちますが、しなやかで張りがあり、扱いやすいラインだと言えます。
ラインは扁平になりにくく、ムダなラインスラッグを抑える作りになっています。太さは0.6、0.8、1.0、1.2、1.5、2.0号などがあります。
強度や飛距離はピットブルの8本編みのほうが優れています。しかし値段的に8本より4本が安いし、手頃な値段で使いたいということなら4本で十分です。頻繁に巻き替えたいという人にはとくにおすすめ。ラインにハリがあるので、ベイトリールに巻くのにも良いと思います。なおシマノさんのPEラインは全体的に手に入りやすいというメリットがあります。
5位:よつあみ「
G-SOUL オードラゴン WX4F-1 SS140」
よつあみ(YGK)
G-SOUL オードラゴン WX4F-1 SS140
実勢価格:1780円(1.2号・200m)
全長:200m
強度:18.5lb(4本編み)
カラー:ウグイスグリーン、マルチ5色
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
91/100点 | 23/25点 | 23/25点 | 22/25点 | 23/25点 |
第5位はよつあみ(YGK)「G-SOUL オードラゴン WX4F-1 SS140」。同一糸径対比強度を大きく落とさずに重く作り上げられたラインで、高比重の中で最上位にランクインしました。
特殊マイクロフッ素繊維を芯に高密度に4本角打ちで組み上げ、比重を全号数1.40に統一しています。PE100%ラインに比べ風に強く、底取りがしやすいのが特徴です。
早い段階で出てきた高比重PEです。昨今のシンキングPEの中ではもっとも比重が高いとされています。ほぼフロロと変わらない比重で底取りがしやすく、風があるときなどに威力を発揮します。ただ高比重PE全般に言えることなのですが、若干ケバ立ちが早いかな、と思います。
6位:メジャークラフト「
弾丸ブレイド 4本編み」
メジャークラフト
弾丸ブレイド 4本編み
実勢価格:1454円(1号・200m)
全長:200m
強度:18lb(4本編み)
カラー:グリーン、マルチ他
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
90/100点 | 22/25点 | 22/25点 | 21/25点 | 25/25点 |
第6位は単色の4本編みメジャークラフト 「弾丸ブレイド」。操作性に優れた「低伸度」と、水中の変化やアタリを感じる「高感度」を実現した低価格のPEラインです。
表面をコーティングし適度なハリを持たせており、あらゆる釣りで使えるモデルとなっています。
長さは他に150m、300m、太さは0.6、0.8、1.0、1.2、1.5、2号。今回は価格の安いX4をチョイスしましたが、同社の弾丸ブレイドX8やX12もおすすめです。
価格も安くコスパに優れています。4本編みで18lbなので、ピットブルなどに比べると若干強度が弱いのがデメリット。ただピットブルよりはハリがある感じです。
7位:山豊テグス「YAMATOYO
PEレジンシェラー」
山豊テグス
YAMATOYO
PEレジンシェラー
実勢価格:1100円(1号・150m)
全長:150m
強度:15lb(4本編み)
カラー:オレンジ、グレー
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
89/100点 | 22/25点 | 22/25点 | 20/25点 | 25/25点 |
第7位のヤマトヨテグス 「PEレジンシェラー」は、ブラックバスやシーバスなど全魚種対応のPEです。特殊樹脂ハードコーティングが施されていて、PEの弱点であるコシのなさを解消。ティップ絡みなどのライントラブルを減らしています。
太さは0.6、0.8、1、1.2 、1.5、2、2.5、3、4号のラインナップがあります。
コスパに優れたラインだと思います。ただ強度が15lbと若干弱く、メーター数が50m短いので順位を下げさせていただきました。
8位:シマノ「リミテッドプロ PE G5+ サスペンド」
シマノ(SHIMANO)
リミテッドプロ PE G5+ サスペンド
実勢価格:3062円(1号・150m)
全長:150m
カラー:イエロー、レッド
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
87/100点 | 22/25点 | 21/25点 | 20/25点 | 24/25点 |
第8位は高比重PEシマノ「リミテッドプロ PE G5+ サスペンド」。
平均比重は1.3で5位商品よりは低いですが、比較的沈みやすいラインだと言えます。
磯釣りなど、ルアー以外でも使われることが多いラインです。若干値段が高いので順位を下げさせて頂きました。ラインの太さによって比重が変わりますが、平均が1.3ということなので、比較的比重が高い部類に入ると思います。
8位:DUEL「アーマード F+ Pro」
デュエル(DUEL)
アーマード F+ Pro
実勢価格:1508円(1号・150m)
全長:150m
強度:19lb
カラー:ゴールデンイエロー、ネオングリーン
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
87/100点 | 22/25点 | 23/25点 | 21/25点 | 21/25点 |
同点8位はデュエル(DUEL)「アーマード F+ Pro」。最大の特徴は比重が1.0という点。サスペンドタイプではありませんが、通常のPEより比重が高いため水馴染みがよく、また吸水性が低いので水切れが抜群です。
独自加工でスレに対する耐久性を高めており、従来のPEラインの約2倍程度になっています。遠投性にも優れており、距離を稼ぎたい人におすすめです。
太さは0.06、0.08、0.1、0.2、0.3、0.4、0.6、0.8、1.0号とかなり細いラインナップを揃えています。
強度的には19lbで問題ありませんが、やや張りが強すぎるなという点とコーティングがはがれやすいという印象があります。使い方にもよるでしょうし、人によっては気にならないかもしれませんが、初心者にはやや使い辛いかもしれません。
8位:シマノ「パワープロ Z 200m PP-M62N」
シマノ(SHIMANO)
パワープロ Z 200m PP-M62N
実勢価格:2407円(1号・200m)
全長:200m
強度:20lb(4本編み)
カラー:モスグリーン、イエロー、オレンジ、ホワイト
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
87/100点 | 22/25点 | 23/25点 | 21/25点 | 21/25点 |
同じく8位はシマノの「パワープロ Z 200m PP-M62N」。
優れた耐摩耗性と低伸度、高感度が売りのPEラインで、ハリがあり、高い操作性を実現しています。
入手がしやすいラインですが、シマノで出したPEラインとしては大分年数が経っています。このラインは良い点としては4色展開でカラーバリエーションが豊富だという点。しかも200m巻きと長めなところ。従来の物に比べ原糸の1本1本が太く、強度が高いと言われています。コーティングに関しては若干はがれやすいのかな、という印象がありますね。
11位:ラパラ「ラピノヴァX マルチゲーム 200m 4本編み」
ラパラ(RAPALA)
ラピノヴァX マルチゲーム 200m 4本編み
実勢価格:1627円(1号・200m)
全長:200m
強度:20.8lb(4本編み)
カラー:ライムグリーン、ピンク
素材:ポリエチレン
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
86/100点 | 22/25点 | 23/25点 | 22/25点 | 19/25点 |
第11位はラパラ(RAPALA)「ラピノヴァX マルチゲーム 200m 4本編み」。使いやすい適度なハリとコシが特徴的で、高いロングキャスト性能とガイド絡みの少なさに定評があります。強度は20.8lbと今回のラインナップの中では高めです。
ラインアップは200m以外に150m巻きがあります。太さは0.4、0.6、0.8、1.2、1.5、2.0、3.0と幅広く取り揃えられているのが魅力。
強度もあり悪くはないのですが、実際に使った感じではちょっと毛羽立ちが多いかなという点が気になりました。また他の製品に比べて劣化が若干早い気がしました。そうした点から今回は順位を下げました。
【2020年版】PEラインのおすすめは?
さて、続いては2020年版PEラインランキング7選をご覧ください。
シマノ「ピットブル 8本編み 200m 1.0号 スーパーブルー 22.4lb PL-M68R」
シマノ(SHIMANO)
ピットブル 8本編み 200m 1.0号
スーパーブルー 22.4lb PL-M68R
実勢価格:2320円(1号・200m)
全長:200m
最大強力:lb(kg)/22.4 (10.2)
カラー:スーパーブルー
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
94/100点 | 24/25点 | 23/25点 | 24/25点 | 23/25点 |
2020年版のランキング第1位はシマノ(SHIMANO)「ピットブル 8本編み 200m 1.0号スーパーブルー 22.4lb PL-M68R」。しなやかでソフトなPEラインです。繊維が細く、質感も滑らかなソフトタイプ。
表面抵抗が少なくキャストの飛距離も申し分ありません。伸びにくくライントラブルを抑止する工法が用いられていて耐摩耗性にも優れています。安定した強度で使うことができ、ガイドトラブルやバックラッシュもしにくいのが特徴です。
レビューでは非常に高品質で使用感が良い、というものが多く見られました。ただし、中には「ジギングには良いが、糸更けを見極めるエギングには不向き」というものもありました。
お値段の割に滑りもよく、操作性に優れています。色落ちも少なく長く安心して使える商品だと思います。
クレハ「 シーガーPE X8 200m 1号 」
クレハ(KUREHA)
シーガーPE X8 200m 1号
実勢価格:1791円(1号・200m)
全長:200m
強度:20lb(9.1kg)
8本編み
カラー:10m毎 オレンジ・青・赤・緑・紫
素材:PE 超強力ポリエチレン繊維(イザナス)
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
93/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 22/25点 | 23/25点 |
第2位のクレハ「シーガーPE X8 200m 1号」は、コスパに優れたPEラインです。最大の特徴は高視認性。新ピッチマーキングを採用し見やすさを徹底追究しています。
メーカーのPEシリーズで最も伸びが少ないグランドマックスPEwpを採用しており、感度に関しても申し分なし。初めてPEラインを使用する人にとくにおすすめです。
有名ラインメーカーの商品で、使いやすさはさすがです。10m毎に色分けされているので汎用性も高く、さまざまな釣りに使用できます。ただ若干色落ちするのが気になりました。
デュエル「 スーパーエックスワイヤー8 (Super X-wire 8) 」
デュエル(DUEL)
スーパーエックスワイヤー8 (Super X-wire 8) 10m毎5色色分け
実勢価格:3069円(1号・200m)
全長:200m
標準直線強力:9kg
カラー:10m×5色 ホワイトマーキング
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
91/100点 | 24/25点 | 24/25点 | 21/25点 | 22/25点 |
第3位のデュエル「スーパーエックスワイヤー8 (Super X-wire 8) 」は、超高強力ポリエチレン繊維「IZANAS」を使って作られたPEラインです。
マイクロピッチブレイデッド加工にて密に編みあげ、特殊な熱処理を施し、原糸一本一本を密着させています。これにより従来にはないハリとコシが生まれトラブルが激減、耐摩耗性も大幅に向上させています。
一本一本の原糸が密着しているのでキャスト時の抵抗が減り、飛距離を伸ばすことができます。
色分けされているので非常に便利です。しっかりとしたハリとコシがあり、ルアー向きのラインだと言えるでしょう。またこれは好みもあるのでしょうが、ライン自体は若干硬いと感じました。
4位:東レ「TORAY
スーパーストロングPE X8 200m 1号」
東レ
TORAY
スーパーストロングPE X8 200m 1号
実勢価格:2415円(1号・200m)
全長:200m
カラー:10m毎パープル、レッド、グリーン、ピンク、ブルー
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
90/100点 | 24/25点 | 23/25点 | 23/25点 | 20/25点 |
第4位の東レ「TORAYスーパーストロングPE X8 200m 1号」は、あらゆる魚種・釣りスタイルに対応するように作られたラインです。
糸表面は高密度、なめらかでラインのガイド滑りも抜群。飛距離を稼ぐことができます。ルアーの操作性もよく、キャスティングを行う釣りで特に威力を発揮します。独自のマーキングシステムも視認性が高いです。
若干お高めのラインです。5色で色分けされているので非常に便利。高品質ですが、価格・コスパの点で評価を下げました。初心者にはちょっともったいないかな、と感じるラインです。
5位:デュエル「ハードコア X8 200m マーキングシステム 1号」
デュエル(DUEL)
ハードコア X8 200m マーキングシステム 1号
実勢価格:1973円(1号・200m)
全長:200m/20Lbs
標準直線強力:9kg
カラー:10m×5色マーキングシステム
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
88/100点 | 22/25点 | 23/25点 | 21/25点 | 22/25点 |
第5位のデュエル「ハードコア X8 200m マーキングシステム 1号」は、釣りライター・田代氏が船釣りで愛用しているライン(2.0号)です。田代氏によれば視認性が高く、マダイ釣りなどの棚取りに役立つとか。
マイクロピッチブレイデッド加工(8本組)で作られたしなやかなPEライン。強度も申し分なく、とくに引張強度に優れています。
コスパに優れた商品です。ただ若干コーティングが弱いのが気になりました。色落ちしやすい点は改善の余地ありですね。視認性は高いと言えます。
6位:アシュコンフィッシュ(Ashconfish)「PEライン 釣り糸 1号」
アシュコンフィッシュ(Ashconfish)
PEライン 釣り糸 1号
実勢価格:1499円(1号・200m)
全長:200m/20lb・9.07kg
カラー:ブラック&ホワイト、グレー、ホワイト、ブラック、イエロー、ダックグリーン、5色マルチカラー
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
81/100点 | 20/25点 | 18/25点 | 21/25点 | 22/25点 |
第6位は、さまざまな単色カラーやマルチカラーがラインナップされたアシュコンフィッシュ(Ashconfish)の「PEライン 釣り糸 1号」。マルチカラーは10mごとに色が変わります。
長さは他に150、300、500、1000mと幅広く、長いPEラインを求める人にはおすすめです。
価格が安いのが魅力ですが、表面がザラザラしているのが気になりましたね。また海外品のせいか、1号の太さは若干太く感じました。
7位:ランケル「高強度 PEライン」
ランケル(RUNCL)
高強度 PEライン
実勢価格:2290円(1号300m)
全長:300m/18lb/8.2kg
カラー:5色カラー
▼テスト結果
総合評価 | 感度 | 飛び方 | 耐久性 | コスパ |
80/100点 | 19/25点 | 18/25点 | 21/25点 | 22/25点 |
第7位のランケル(RUNCL)「高強度 PEライン」は、6位商品と同じように長めのバリエーションがあり、100、300m以外に、500、1000mがあります。
適度な張りと高強度を持ち合わせた特殊コンポジット製法によって作られていて、ガイド絡みのトラブルを減らしています。
海外メーカーのラインは日本国産ラインと多少差異があるとのこと。サイトでは号数対応表が表示されており、日本産PEラインが1号の場合、RUNCLは0.6号が対応とされています。この辺は初心者にはちょっと分かりづらく、選びにくいかもしれません。
こちらも表面のザラザラが気になりました。300mのメリットとしては下巻きとして考えればコスパ抜群だということです。
残念!価格は魅力だけど今回ランク外の「放浪カモメ」
放浪カモメ
放浪カモメオリジナル PEライン
実勢価格:1530円(1号マルチカラー・200m)
全長:200m/18lb
素材:超強力ポリエチレン繊維「ダイニーマ」
最後に比較の意味で、残念ながらランク外になった商品を紹介します。
第7位商品と同じく「号数対応表」で国産の号数と比較する必要がある商品。国産の1号の場合は、この商品では飛距離重視なら0.4号、強度重視なら0.8号を使用するように表示されています。
カラーはマルチカラー以外にハイビスイエローがあります。長さも300、500、1000mがあり、コスパ重視の人にはおすすめです。
レビューでは「糸がらみをする」というものが多く見られました。ただし価格的に魅力なので、使い方次第では重宝するかもしれません。
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おわりに
以上、PEラインのご紹介でした。感度がよく、劣化に強いのが強みです。釣り糸・ライン選びの参考にしてくださいね!
今回監修いただいた、山口氏が所属する横浜発のフィッシングアパレルブランド「irie fishing club(アイリーフィッシングクラブ)」のInstagramのオフィシャルアカウントがコチラです。
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釣り人ならではの遊び心と実用性満載の商品が並んでいます! ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
PEラインの感度は張っている状態が良いため、とくにアタリを待つ時にはピンとラインを張っておく必要があります。意外に思うかもしれませんが、緩んだ状態では感度はフロロカーボンやナイロン以下になってしまいます。