強度も感度も良好な釣り糸・ライン 釣り人に人気のPEライン

「PEライン」ってご存知ですか? 釣り糸・ラインに使用される素材はいろいろありますが、PE(ポリエチレン)でできている釣り糸・ラインのことです。

比較的新しく採用された素材で、ルアーフィッシングや船釣りなど幅広く使用されています。

今回はこのPEラインの特徴や選び方とともに、おすすめランキングもご紹介します。

そもそも釣り糸・ラインにはどんな種類があるの?

釣り糸・ラインには大きくナイロンフロロカーボン、そしてPE(ポリエチレン)の3種類があります。

それぞれ特徴がありますので、まずは比較の意味でナイロンとフロロカーボンについて解説しておきましょう。

釣り糸・ラインの種類1:ナイロンライン

ダイワ(Daiwa):ナイロンライン ジャストロン DPLS 500m 4号 クリアー:釣具

ダイワ(Daiwa)
ナイロンライン ジャストロン DPLS 500m 4号 クリアー
実勢価格:778円

他の釣り糸・ラインに比べて安価でクセがつきにくく、初心者でも扱いやすい釣り糸・ラインです。

色は無色透明がほとんど。ウキ釣りやサビキ釣りなどの釣り物でよく使われます。

【メリット】
・値段が安い。
・素材が柔らかく伸びがあるため、魚が掛かった時でも糸が切れにくい。
・リールに巻いてもクセがつきにくい。

【デメリット】
・魚の敏感なアタリがロッドに伝わりにくい。
・劣化が早い。

釣り糸・ラインの種類2:フロロカーボン

クレハ(KUREHA):シーガー フロロマイスター 320m12lb:釣具

クレハ(KUREHA)
シーガー フロロマイスター 320m12lb
実勢価格:1485円

この釣り糸・ラインの素材は、ポリフッ化ビニリデン。エサ釣りはもちろん、ゲームフィッシングで使われることも多い釣り糸・ラインです。

【メリット】
・根ズレ(=水中の岩や障害物に擦れる)などの摩擦や衝撃に強い。
・劣化が少ない。
・ナイロンに比べて魚の敏感なアタリがロッドに伝わりやすい。

【デメリット】
・値段が高い
・巻きグセが付きやすい。

続いて、今回取り上げるPEラインの特徴を見てみましょう。

なおフロロカーボンラインについて詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。

▼フロロカーボンラインのおすすめランキング

続いて、今回取り上げるPEラインの特徴を見てみましょう。

PEラインはなにが違う?メリットとデメリット

さて、本題のPEラインですが、ここまでで紹介した釣り糸・ラインとどこが違うのでしょうか。

最大の特徴は強度感度の良さです。

強度はナイロンの約3倍。ほとんど伸びがないため、アタリをロッドや手元に明確に伝えてくれます。PEラインが「革命」と言われる所以はこの2点にあります。

また見た目も大きく違います。PEラインには下の写真のように着色しているものが多く、色で飛距離や深さを計ることができます。

以下に、PEラインのメリットとデメリットをまとめてみました。

【メリット】
・引っ張り強度が強い。
・同じ強度でもナイロンやフロロに比べて細い。
・感度が抜群。
・巻きグセがつきにくい。
・劣化しにくい。

【デメリット】
・根ズレに弱い。
・軽くて浮きやすいので波や風の影響を受けやすい。
・結束が、やや難しい。

そして、PEラインを使う上で忘れてはいけないのが、ショックリーダー(=先糸)です。メインラインとルアーの間に用いる糸なのですが、使用する理由は以下の2つがあります。

1:スレに弱い。
2:PEラインは滑りやすいので単独の使用には不向き。


PEラインの特徴をおさえたら、次は上手な使い方を覚えていきましょう。

PEラインの上手な使い方は?

さて、前述のような特徴を持つPEラインですが、「感度に関しては誤解している人が多い」と山口氏は指摘します。

では、どのように使えば最大限性能を引き出すことができるのか、山口氏推奨の使い方を見ていきましょう。

1:アタリを待つときは張った状態で使う

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

PEラインの感度は張っている状態が良いですが、常に張っておくのではなく、アタリを待つ時に張っておく必要があります。意外に思うかもしれませんが、緩んだ状態では感度はフロロカーボンやナイロン以下になってしまいます。

2:すっぽ抜けに注意する

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

PEラインは結びが抜けやすいのが特徴です。ちゃんと結ばないとキャストしたときにすっぽ抜けしてしまうので注意しましょう。

ルアーのすっぽ抜けを防ぐべく、しっかりした結び方を覚えておく必要があります。

結び方に関しては以下の2つを覚えておくとよいでしょう。

・PEライン同士を結ぶ場合は → 電車結び
・PEラインと先糸(フロロカーボン、ナイロン)を結ぶ場合は →電車結び/FGノット

これらの結び方に関しては動画やメーカーのホームページで詳しく解説しているものが多いので参考にしましょう。

▼電車結びのHOW TO動画はコチラhttps://daiwa.globeride.jp/column/line/contents/11/index.html 
▼FGノットのHOW TO動画はコチラhttps://www.seaguar.ne.jp/knot/lines/line_3.html

最近話題の高比重PEとは?

最近、高比重PEというものが次々と発売されています。高比重PEとはひと言で言えば「沈みやすいPE」のこと。

水やラインの比重は以下のようになります。

・淡水…約1.00
・海水…約1.02(水温によって変化する)
・一般的なPE…0.97~0.98前後
・高比重PE…1.20~

通常のPEは水よりも比重が軽いので水面に浮きやすく、軽いルアーの場合沈みにくくなります。一方高比重PEは徐々に沈んでいくので、底取りがしやすくなります。

では高比重PEのメリットはどんなものがあるのでしょうか?

【メリット】
・風や潮の影響を受けにくい。
・軽いルアーでも沈めやすい。
・ラインの緩みが少ないので、ルアーを操作しやすい。

ただし、高比重PEなら万能というわけではありません。以下のようなデメリットがあります。

【デメリット】
・沈みやすいので地形変化がある場所ではラインが底に擦れることが多い。
・通常のPEと比べて強度や耐久性が落ちる場合がある。

こうしたデメリットから、アングラーの中には、あえて高比重PEを使わないという人がいます。通常と高比重、どちらも一長一短なので、自分の釣り方に合わせて選ぶのが良いでしょう。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

高比重PEラインは種類や太さによって比重が変わります。あまり比重が高くないPEの場合、せっかく買ったのに沈まない、なんてことも。購入前に必ず確認するようにしましょう。

PEラインのハズさない選び方は?

さて、実際にPEラインを選んでみましょう。

選び方1:太さ

PEラインの選び方ですが、まずは太さを決めなければなりません。それぞれの釣りにおける目安は以下のようになります。
          
シーバス(ルアー):PE 0.8~1.0号/先糸 フロロカーボン4~6号
エギング:PE 0.4~0.8号/先糸 フロロカーボン1.75~2.5号
アジング:PE 0.1~0.3号/先糸 フロロカーボン0.8~1.2号
投げ釣り(キス):PE 0.8~1号/先糸 フロロカーボン3~4号
船釣り(ジギング):PE 0.6~1号/先糸 フロロカーボン3~5号

また、船釣り(コマセ五目や中・深場釣り)では2号以上とさらに太いPEラインが必要となります。

選び方2:4本編みか8本編みか?

PEラインは細い繊維を編みこんで作られています。繊維の本数によって、3、4、5、6、8、12本編みなどの種類がありますが、定番で種類が多いのは4本や8本です。

【4本編み】
4本の繊維を編み込んでいるので、8本編みに比べて安価な値段で入手できます。また1本あたりの線維が太いので、耐摩耗性に優れています。

【8本編み】
8本の線維を編みこんで作られています。表面が滑らかで飛距離が伸びる傾向があります。ただし価格的には4本編みより高くついてしまいます。

4本編みか8本編みか、どちらを選ぶのかは本人の好みや釣り場の状況によります。たとえば飛距離重視なら8本編み、磯場など根ズレが気になるなら4本編みといった具合です。

ただし初心者は4~12本編みの中間に当たる8本編みを選ぶとよいでしょう。そこで今回のランキングでは、汎用性の高い1号で8本編みを中心にラインナップしています。

PEラインの良し悪しを見分けるポイントは?

太さと編み数が決まったところで、今度はPEラインの良し悪しを決めるポイントです。今回は以下の4項目で検証しました。

検証項目1:感度

しっかりとアタリをロッドや手元に伝えてくれるかどうか。PEラインの根幹にかかわるポイントです。
[配点:25点]

検証項目2:飛び方

飛距離は十分に出るかどうか。風の影響を受けにくいかどうか。とくにルアーフィッシングで重要になります。
[配点:25点]

検証項目3:耐久性

劣化しにくいか、また色落ちしないかどうかなど。このポイントに優れた商品は長く使うことができます。
[配点:25点]

検証項目4:コスパ

PEラインの中には値段のわりにクオリティが低い商品も存在します。値段に見合ったアイテムか、総合的に判断しました。
[配点:25点]

2021年版PEラインランキング12選

さてランキングですが、PEラインはマイナーチェンジが多く、価格や性能が変わったり、発売中止になったりするものがあり、さらに最近は高比重PEが多く発売されています。

そこで今回、新たに追加した12製品を2021年版ランキングとして紹介。さらに昨年の2020年版に関しては入手困難なものを除外し新たにランキングし直しました。

まずは2021年版のランキングからスタートです。

トラブルが少なく扱いやすい「よつあみ」

よつあみ(YGK):エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8:釣具

よつあみ(YGK)
エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8
実勢価格:2756円(1号・150m)

全長:150m
強度:22lb( 8本編み)
カラー:グリーン
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 24/25点
  • 飛び方: 24/25点
  • 耐久性: 25/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 総合評価: 96/100点

よつあみ「エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8」は、高密度ピッチ製法やWX8工法といった技術で、耐摩耗性と直線協力を大幅に高めたPEラインです。

トラブルが少なく、扱いやすいので初心者でも快適に釣りを楽しむことができます。15㎝のホワイトマークが1m毎についているのも非常に便利。

ラインナップは150m以外に200m巻き、号数は0.6、0.8、1、1.2、1.5、2、2.5、3号があります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

安定した価格帯で手に入りやすいラインです。太さも日本釣用品工業会釣糸部会制定の「PE糸の太さ標準規格」に準じてきっちり作られており、十分な強度と耐久性を持つハイクオリティーな製品だと思います。

細かいマーキングが便利な「よつあみ」

よつあみ(YGK):エックスブレイド(X-Braid)  スーパー ジグマン X8:釣具

よつあみ(YGK)
エックスブレイド(X-Braid)
スーパー ジグマン X8
実勢価格:2900(1号・200m)

全長:200m
強度:20lb( 8本編み)
カラー:5カラー
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 24/25点
  • 飛び方: 24/25点
  • 耐久性: 24/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 総合評価: 95/100点

第2位も「よつあみ(YGK)」のPEライン「エックスブレイド スーパー ジグマン X8」でした。1位商品に比べてより細かくラインのマーキング分けがなされていて、長さも200m巻き、300m巻きと長めのラインナップとなっています。

マーキングは10m毎に色が変わり、各カラーの中でも1m毎にマーキングが付いています。

1位商品が1号/22lbに対して、こちらは1号/20lbなので、やや強度は落ちますが、ハイクオリティーな商品だと言えます。こちらが長めなので、価格は高くなりますが、1mあたりの価格は1位商品に比べて、こちらが若干割安です(2021年5月時点)。

号数は0.6、0.8、1、1.2、1.5、2、2.5、3、4、5、6号と豊富に揃っています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

マーキングが細かいので水深の把握がしやすいと思います。1位商品と品質的に大きな差はないと思いますので、そこまで細かいマーキングはいらない、長さも短めでいいという人なら1位商品をおすすめします。

緻密な編み込みで強度に優れた「VARIVAS」

モーリス:VARIVAS(バリバス)  アバニ シーバス PE マックスパワー X8 ステータスゴールド:釣具

モーリス
VARIVAS(バリバス)
アバニ シーバス PE マックスパワー X8
ステータスゴールド
実勢価格:2669円(1号・150m)

全長:150m
強度:20.2lb(8本編み)
カラー:ゴールドステータスゴールド/ステルスグレー
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 24/25点
  • 飛び方: 24/25点
  • 耐久性: 24/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 総合評価: 94/100点

VARIVAS「アバニ シーバス PE マックスパワー X8 」は、原糸が1本1本を超緻密に編込まれており、ムラの無い安定した超高強度を保持しています。

表面はシルクのような滑らかさを持ち、超低伸度を実現。摩擦系ノットが組みやすく、トラブルが少ないのも大きな特徴です。なお号数のラインナップは0.8、1、1.2、1.5号。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

単色のラインですが、ふつうに使うにはこれで十分。強度も優れています。昔からのメーカーさんで原糸も品質が良く、全体的にトラブルも少なくコーティング具合も抜群だと思います。

4位: コスパに優れた「シマノ」

シマノ(SHIMANO):ピットブル 4本編み:釣具

シマノ(SHIMANO)
ピットブル 4本編み
実勢価格:1187円(1号・200m)

全長:200m
強度:20.0lb(4本編み)
カラー:スーパーブルー、ライムグリーン
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 23/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 24/25点
  • 総合評価: 93/100点

第4位はシマノの「ピットブル」の4本編み。ラインナップは他に8本編み、12本編みがあり、8本編みは2020年版で第1位を獲得しました。

こちらは200mで千円ちょっととコスパ抜群。8本編みは(22.4 lb)と比べると若干強度は落ちますが、しなやかで張りがあり、扱いやすいラインだと言えます。

ラインは扁平になりにくく、ムダなラインスラッグを抑える作りになっています。太さは0.6、0.8、1.0、1.2、1.5、2.0号など。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

強度や飛距離はピットブルの8本編みのほうが優れています。しかし値段的に8本より4本が安いし、手頃な値段で使いたいということなら4本で十分です。頻繁に巻き替えたいという人にはとくにおすすめ。ラインにハリがあるので、ベイトリールに巻くのにも良いと思います。なおシマノさんのPEラインは全体的に手に入りやすいというメリットがあります。

5位: 1.4の高比重でしっかり沈む「よつあみ」

よつあみ(YGK):G-SOUL オードラゴン WX4F-1 SS140:釣具

よつあみ(YGK)
G-SOUL オードラゴン WX4F-1 SS140
実勢価格:2482円(1号・200m)

全長:200m
強度:16.5lb(4本編み)
カラー:ウグイスグリーン、マルチ5色
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 23/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 22/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 総合評価: 91/100点

高比重の中で最上位にランクインしたのがよつあみ「G-soul オードラゴン」。同一糸径対比強度を大きく落とさずに重く作り上げられたラインです。

特殊マイクロフッ素繊維を芯に高密度に4本角打ちで組み上げ、比重を全号数1.40に統一しています。

PE100%ラインに比べ風に強く、底取りがしやすいのが特徴です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

早い段階で出てきた高比重PEです。昨今のシンキングPEの中ではもっとも比重が高いとされています。1.4でほぼフロロと変わらない比重で底取りがしやすく、風があるときなどに威力を発揮します。ただ高比重PE全般に言えることなのですが、若干ケバ立ちが早いかな、と思います。

6位: 格安でしっかりした作りの「メジャークラフト」

メジャークラフト:弾丸ブレイド 4本編み:釣具

メジャークラフト
弾丸ブレイド 4本編み
実勢価格:1263円(1号・200m)

全長:200m
強度:18lb(4本編み)
カラー:グリーン、マルチ他
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 22/25点
  • 飛び方: 22/25点
  • 耐久性: 21/25点
  • コスパ: 25/25点
  • 総合評価: 90/100点

第6位は単色の4本編みメジャークラフト 「弾丸ブレイド」。操作性に優れた「低伸度」と、水中の変化やアタリを感じる「高感度」を実現した低価格のPEラインです。

表面をコーティングし適度なハリを持たせており、あらゆる釣りで使えるモデルとなっています。

長さは他に150m、300m、太さは0.6、0.8、1.0、1.2、1.5、2号。今回は価格の安いX4をチョイスしましたが、同社の弾丸ブレイドX8やX12もおすすめです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

価格も安くコスパに優れています。4本編みで18lbなので、ピットブルなどに比べると若干強度が弱いのがデメリット。ただピットブルよりはハリがある感じです。

7位: ティップ絡みが低減する「ヤマトヨテグス」

山豊テグス:YAMATOYO PEレジンシェラー:釣具

山豊テグス
YAMATOYO
PEレジンシェラー
実勢価格:1173円(1号・150m)

全長:150m
強度:15lb(4本編み)
カラー:オレンジ、グレー
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 22/25点
  • 飛び方: 22/25点
  • 耐久性: 20/25点
  • コスパ: 25/25点
  • 総合評価: 89/100点

ヤマトヨテグス 「PEレジンシェラー」は、ブラックバスやシーバスなど全魚種対応のPEです。特殊樹脂ハードコーティングが施されていて、PEの弱点であるコシのなさを解消。ティップ絡みなどのライントラブルを減らしています。

太さは0.6、0.8、1、1.2 、1.5、2、2.5、3、4号のラインナップがあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

コスパに優れたラインだと思います。ただ強度が15lbと若干弱く、メーター数が50m短いので順位を下げさせていただきました。

8位: 磯釣りなどで使われる高比重PE「シマノ」

シマノ(SHIMANO):リミテッドプロ PE G5+ サスペンド:釣具

シマノ(SHIMANO)
リミテッドプロ PE G5+ サスペンド
実勢価格:2820円(1号・150m)

全長:150m
カラー:イエロー、レッド
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 22/25点
  • 飛び方: 21/25点
  • 耐久性: 20/25点
  • コスパ: 24/25点
  • 総合評価: 87/100点

第8位は高比重PEシマノ「リミテッドプロ PE G5+ サスペンド」

平均比重は1.3で5位商品よりは低いですが、比較的沈みやすいラインだと言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

磯釣りなど、ルアー以外でも使われることが多いラインです。若干値段が高いので順位を下げさせて頂きました。ラインの太さによって比重が変わりますが、平均が1.3ということなので、比較的比重が高い部類に入ると思います。

8位: 比重1.0で水馴染みが良い「DUEL」

デュエル(DUEL):アーマード F+ Pro:釣具

デュエル(DUEL)
アーマード F+ Pro
実勢価格:2235円(1号・150m)

全長:150m
強度:19lb
カラー:ゴールデンイエロー、ネオングリーン
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 22/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 21/25点
  • コスパ: 21/25点
  • 総合評価: 87/100点

同点8位はDUEL「アーマード F+ Pro」。最大の特徴は比重が1.0という点。サスペンドタイプではありませんが、通常のPEより比重が高いため水馴染みがよく、また吸水性が低いので水切れが抜群です。

独自加工でスレに対する耐久性を高めており、従来のPEラインの約2倍程度になっています。遠投性にも優れており、距離を稼ぎたい人におすすめです。

太さは0.06、0.08、0.1、0.2、0.3、0.4、0.6、0.8、1.0号とかなり細いラインナップを揃えています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

強度的には19lbで問題ありませんが、やや張りが強すぎるなという点とコーティングがはがれやすいという印象があります。使い方にもよるでしょうし、人によっては気にならないかもしれませんが、初心者にはやや使い辛いかもしれません。

10位: 原糸が太めで強度が高い「シマノ」

シマノ(SHIMANO):パワープロ Z 200m PP-M62N:釣具

シマノ(SHIMANO)
パワープロ Z 200m PP-M62N
実勢価格:2127円(1号・200m)

全長:200m
強度:20lb(4本編み)
カラー:モスグリーン、イエロー、オレンジ、ホワイト
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 22/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 21/25点
  • コスパ: 21/25点
  • 総合評価: 87/100点

第10位はシマノの「POWER PRO Z」

優れた耐摩耗性と低伸度、高感度が売りのPEラインで、ハリがあり、高い操作性を実現しています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

入手がしやすいラインですが、シマノで出したPEラインとしては大分年数が経っています。このラインは良い点としては4色展開でカラーバリエーションが豊富だという点。しかも200m巻きと長めなところ。従来の物に比べ原糸の1本1本が太く、強度が高いと言われています。コーティングに関しては若干はがれやすいのかな、という印象がありますね。

11位: 強度は抜群だが若干コスパが悪かった「Rapala」

ラパラ(RAPALA):ラピノヴァX マルチゲーム 200m 4本編み:釣具

ラパラ(RAPALA)
ラピノヴァX マルチゲーム 200m 4本編み
実勢価格:1627円(1号・200m)

全長:200m
強度:20.8lb(4本編み)
カラー:ライムグリーン、ピンク
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 22/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 22/25点
  • コスパ: 19/25点
  • 総合評価: 86/100点

第11位はRapala「ラビノヴァX マルチゲーム」。使いやすい適度なハリとコシが特徴的で、高いロングキャスト性能とガイド絡みの少なさに定評があります。強度は20.8lbと今回のラインナップの中では高めです。

ラインアップは200m以外に150m巻きがあります。太さは0.4、0.6、0.8、1.2、1.5、2.0、3.0と幅広く取り揃えられているのが魅力。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

強度もあり悪くはないのですが、実際に使った感じではちょっと毛羽立ちが多いかなという点が気になりました。また他の製品に比べて劣化が若干早い気がしました。4本編みで1600円というのも若干高めの価格設定に感じます。そうした点から今回は順位を下げました。

12位: ムダな糸ふけが出にくい「サンライン」

サンライン(SUNLINE):シューター・デファイアー D-Braid 120m:釣具

サンライン(SUNLINE)
シューター・デファイアー D-Braid 120m
実勢価格:2778円(1号・120m)

全長:120m
強度:16lb(4本編み)
カラー:ピンク
素材:ポリエチレン

▼テスト結果

  • 感度: 21/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 21/25点
  • コスパ: 18/25点
  • 総合評価: 83/100点

第12位はサンライン「シューター・デファイアー D-Braid 」。ナイロンに近い1.10の比重を持つPEラインです。キャスト後すぐに水に馴染み、ムダな糸ふけが出にくい性質を持っています。

また特殊な芯鞘構造により糸絡みやクセ、ノット付近のほつれを軽減させています。

号数は0.5、0.6、0.8、1、1.2、1.5でもっとも比重が高いのが0.5号の1.24。逆に1号はもっとも比重が低くなっています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

シンキングPEですが、1号に関してはそれほど比重が高くありません。高比重というからには1.2以上は欲しいところです。また120mで2千円台と、価格がちょっと高めなところも減点対象となりました。

2020年版PEラインランキング7選

さて、続いては2020年版PEラインランキング7選をご覧ください。

ライントラブルが少ないく初心者にオススメ「ピットブル」

シマノ(SHIMANO):ピットブル 8本編み 200m 1.0号 スーパーブルー 22.4lb PL-M68R:釣具

シマノ(SHIMANO)
ピットブル 8本編み 200m 1.0号
スーパーブルー 22.4lb PL-M68R
実勢価格:1965円(1号・200m)

全長:200m
最大強力:lb(kg):22.4 (10.2)/
カラー:スーパーブルー

▼テスト結果

  • 感度: 24/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 24/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 総合評価: 94/100点

シマノ「ピットブル」は、しなやかでソフトなPEライン。繊維が細く、質感も滑らかなソフトタイプです。表面抵抗が少なくキャストの飛距離も申し分なし。伸びにくくライントラブルを抑止する工法が用いられていて耐摩耗性にも優れています。

安定した強度で使うことができ、ガイドトラブルやバックラッシュもしにくいのが特徴です。

レビューでは非常に高品質で使いやすい、というものが多く見られました。ただし、中には「ジギングには良いが、糸更けを見極めるエギングには不向き」というものもありました。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

お値段の割に滑りもよく、操作性に優れています。色落ちも少なく長く安心して使える商品だと思います。

しっかり色分けされていて初心者でも使いやすい「シーガー」

クレハ(KUREHA):シーガーPE X8 200m 1号:釣具

クレハ(KUREHA)
シーガーPE X8 200m 1号
実勢価格:1944円(1号・200m)

全長:200m
強度:20lb(9.1kg)
8本編み
カラー:10m毎 オレンジ・青・赤・緑・紫
素材:PE 超強力ポリエチレン繊維(イザナス)

▼テスト結果

  • 感度: 24/25点
  • 飛び方: 24/25点
  • 耐久性: 22/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 総合評価: 93/100点

クレハ「シーガーPE X8」は、コスパに優れたPEラインです。最大の特徴は高視認性。新ピッチマーキングを採用し見やすさを徹底追究しています。

メーカーのPEシリーズで最も伸びが少ないグランドマックスPEwpを採用しており、感度に関しても申し分なし。初めてPEラインを使用する人にとくにおすすめです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

有名ラインメーカーの商品で、使いやすさはさすがです。10m毎に色分けされているので汎用性も高く、さまざまな釣りに使用できます。ただ若干色落ちするのが気になりました。

適度なハリとコシがありライントラブルが激減「デュエル」

デュエル(DUEL):スーパーエックスワイヤー8 (Super X-wire 8) 10m毎5色色分け:釣具

デュエル(DUEL)
スーパーエックスワイヤー8 (Super X-wire 8) 10m毎5色色分け
実勢価格:1861円(1号・200m)

全長:200m
標準直線強力:9kg
カラー:10m×5色 ホワイトマーキング

▼テスト結果

  • 感度: 24/25点
  • 飛び方: 24/25点
  • 耐久性: 21/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 総合評価: 91/100点

デュエル「スーパーエックスワイヤー8」は、超高強力ポリエチレン繊維「IZANAS」を使って作られたPEラインです。

マイクロピッチブレイデッド加工にて密に編みあげ、特殊な熱処理を施し、原糸一本一本を密着させています。これにより従来にはないハリとコシが生まれトラブルが激減、耐摩耗性も大幅に向上させています。

一本一本の原糸が密着しているのでキャスト時の抵抗が減り、飛距離を伸ばすことができます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

色分けされているので非常に便利です。しっかりとしたハリとコシがあり、ルアー向きのラインだと言えるでしょう。またこれは好みもあるのでしょうが、ライン自体は若干硬いと感じました。

4位: ガイド滑りがバツグンのなめらかな高級ライン「東レ」

東レ:TORAY スーパーストロングPE X8 200m 1号 :釣具

東レ
TORAY
スーパーストロングPE X8 200m 1号
実勢価格:2426円(1号・200m)

全長:200m
カラー:10m毎パープル、レッド、グリーン、ピンク、ブルー

▼テスト結果

  • 感度: 24/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 23/25点
  • コスパ: 20/25点
  • 総合評価: 90/100点

東レ「スーパーストロングPE X8」は、あらゆる魚種・釣りスタイルに対応するように作られたラインです。

糸表面は高密度、なめらかでラインのガイド滑りも抜群。飛距離を稼ぐことができます。ルアーの操作性もよく、キャスティングを行う釣りで特に威力を発揮します。独自のマーキングシステムも視認性が高く◎。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

若干お高めのラインです。5色で色分けされているので非常に便利。高品質ですが、価格・コスパの点で評価を下げました。初心者にはちょっともったいないかな、と感じるラインです。

5位: 棚取りの釣りにピッタリ!視認性が高い「ハードコア」

デュエル(DUEL):ハードコア X8 200m マーキングシステム 1号:釣具

デュエル(DUEL)
ハードコア X8 200m マーキングシステム 1号
実勢価格:1953円(1号・200m)

全長:200m/20Lbs
標準直線強力: 9kg
カラー:10m×5色マーキングシステム

▼テスト結果

  • 感度: 22/25点
  • 飛び方: 23/25点
  • 耐久性: 21/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 総合評価: 88/100点

デュエル「ハードコア X8」は、釣りライター・田代氏が船釣りで愛用しているライン(2.0号)です。田代氏によれば視認性が高く、マダイ釣りなどの棚取りに役立つとか。

マイクロピッチブレイデッド加工(8本組)で作られたしなやかなPEライン。強度も申し分なく、とくに引張強度に優れています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

コスパに優れた商品です。ただ若干コーティングが弱いのが気になりました。色落ちしやすい点は改善の余地ありですね。視認性は高いと言えます。

6位: 価格が安くコスパは◎長さのラインナップも充実「Ashconfish」

アシュコンフィッシュ(Ashconfish):PEライン 釣り糸 1号:釣具

アシュコンフィッシュ(Ashconfish)
PEライン 釣り糸 1号
実勢価格:1699円(1号・200m)

全長:200m/20lb・9.07kg
カラー:ブラック&ホワイト、グレー、ホワイト、ブラック、イエロー、ダックグリーン、5色マルチカラー

▼テスト結果

  • 感度: 20/25点
  • 飛び方: 18/25点
  • 耐久性: 21/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 総合評価: 81/100点

さまざまな単色カラーやマルチカラーがラインナップされた「Ashconfish」のPEライン。マルチカラーは10mごとに色が変わります。

長さは他に150、300、500、1000mと幅広く、長いPEラインを求める人にはおすすめです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

価格が安いのが魅力ですが、表面がザラザラしているのが気になりましたね。また海外品のせいか、1号の太さは若干太く感じました。

7位: ランキング内で最安値!価格が魅力的な「ランケル」

ランケル(RUNCL):高強度 PEライン:釣具

ランケル(RUNCL)
高強度 PEライン
実勢価格:1480円(1号300m)

全長:300m/18lb/8.2kg
カラー:5色カラー

▼テスト結果

  • 感度: 19/25点
  • 飛び方: 18/25点
  • 耐久性: 21/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 総合評価: 80/100点

「ランケル」は、300mで1500円以下という超安値が魅力のPEライン。6位商品と同じように長さのバリエーションがあり、他に100、500、1000mがあります。

適度な張りと高強度を持ち合わせた特殊コンポジット製法によって作られていて、ガイド絡みのトラブルを減らしています。

海外メーカーのラインは日本国産ラインと多少差異があるとのこと。サイトでは号数対応表が表示されており、日本産PEラインが1号の場合、RUNCLは0.6号が対応とされています。この辺は初心者にはちょっと分かりづらく、選びにくいかもしれません。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

6位商品と同じく表面のザラザラが気になりました。300mのメリットとしては下巻きとして考えればコスパ抜群だということです。太さは8位商品と似たような感じでした。

残念!価格は魅力だけど今回ランク外の「放浪カモメ」

放浪カモメ:放浪カモメオリジナル PEライン:釣具

放浪カモメ
放浪カモメオリジナル PEライン
実勢価格:1430円(1号マルチカラー・200m)

全長:200m/18lb
素材:超強力ポリエチレン繊維「ダイニーマ」

最後に比較の意味で、残念ながらランク外になった商品を紹介します。

第7位商品と同じく「号数対応表」で国産の号数と比較する必要がある商品。国産の1号の場合は、この商品では飛距離重視なら0.4号、強度重視なら0.8号を使用するように表示されています。

カラーはマルチカラー以外にハイビスイエローがあります。長さも300、500、1000mがあり、コスパ重視の人にはおすすめです。

レビューでは「糸がらみをする」というものが多く見られました。ただし価格的に魅力なので、使い方次第では重宝するかもしれません。

PEラインの売れ筋ランキングもチェック!

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おわりに

以上、PEラインのご紹介でした。感度がよく、劣化に強いのが強みです。釣り糸・ライン選びの参考にしてくださいね!

今回監修いただいた、山口氏が所属する横浜発のフィッシングアパレルブランドirie fishing club(アイリーフィッシングクラブ)」のInstagramのオフィシャルアカウントがコチラです。

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釣り人ならではの遊び心と実用性満載の商品が並んでいます! ご興味のある方はぜひチェックしてみてください