電子レンジは消臭、殺菌にと料理以外にも大活躍です
料理以外のシーンで使うことができる電子レンジの裏ワザは、実に多彩。レンジ機能で高温加熱することにより、まな板やスポンジ、観葉植物用の土を殺菌することができたり、石けん水と組み合わせることで靴下の消臭も可能です。
また、使えなくなったものの再利用も可能で、小さな石けんや固まった砂糖、貼ってしまった切手など、復活させることができます。それでは、具体的な方法をご覧ください。
[裏ワザ①]小さくなった石鹸をレンジでチンして復活させる!
ずっと使っていると、小さくなって泡だてづらくなる固形石けん。何個かあれば大きな石けんにすることができるんです。
準備するもの
・小さくなった石けん4個
・耐熱皿
[やり方]耐熱皿に石けんを乗せてレンジへ
耐熱皿に小さくなった石けんを近づけて並べ、レンジに入れます。ここでは石けん4個を使用していますが、それより多くても少なくてもOK。
500Wで40秒ほど加熱すると膨張してくっつき、大きくなります。
加熱すると膨張して1つの石けんになる
小さくなって使いにくい石けんをいくつかまとめてレンチンすると膨張してまとまります。泡立ちはまったく問題なく、節約にも役立ちます。
[裏ワザ②]美容室でよく使われる蒸しタオルが自宅で簡単にできる!
美容室に行くと渡される蒸しタオル。じつは自宅で簡単に作ることができるんです!
準備するもの
・タオル1枚
[やり方]タオルを濡らしてレンチンするだけ
タオルを水で濡らして固くしぼり、円筒状になるように丸めます。
レンジに入れたら500Wで約1分加熱。熱いので取り出しには注意して下さい。使う際もパタパタして、しっかり冷ましましょう。
手軽にリラックスができちゃいます
濡らしたタオルをレンチンすると蒸しタオルが完成。肩や眼に当ててリフレッシュできますが、火傷や衛生面には十分に注意しましょう。
[裏ワザ③]レンジの加熱機能でまな板をサクッと除菌できる
毎日使っていると包丁でできた傷から雑菌が侵入しますよね。それなら、レンジで簡単に除菌ができるので試してみましょう。
準備するもの
・まな板(レンジの庫内に入るもの)
・食器用洗剤
[やり方]食器用洗剤を塗ったまな板をレンチン
まな板の除菌したい面に洗剤をかけます。レンジで約1分加熱した後で洗剤を洗い流せばOKです。
[裏ワザ④]レモン汁と一緒に温めて汚いスポンジの殺菌をする!
レンジの加熱は除菌性が高く、レモンの汁でスポンジの消臭効果もあるので、定期的に行えばスポンジをキレイに保つことができます。
準備するもの
・使用中のスポンジ
・レモン
[やり方]スポンジをレモン汁入りの水につけてレンジへ
スポンジを容器に入れて、そこにレモンの絞り汁を加えた水を投入。レンジで1分加熱します。ただし金属製のスポンジは火花が散るので絶対に使用しないように!
[裏ワザ⑤]封筒やハガキに貼ってしまった切手をキレイに剥がす
はがきや封筒で宛名を書き損じても、貼った切手をレンチンすることで再利用できちゃいます。
準備するもの
・剥がしたい切手
・水
・耐熱皿
[やり方]切手に水を含ませてレンジで加熱
封筒やはがきの切手周囲をカットしたものを耐熱皿に置き、水をたらします。あとは20秒チンすればOKです。
[裏ワザ⑥]湿気で固まった砂糖をサラサラに復活させる
固まった砂糖を崩すのはけっこう大変ですが、レンジを使えばあっという間にサラサラにできちゃいます。
準備するもの
・固まった砂糖
・キッチンペーパー
[やり方]キッチンペーパーをかぶせてレンチン
ガチガチの砂糖を耐熱容器に入れてキッチンペーパーをかぶせ、レンジで15秒加熱します。これでサラサラになりますが、やりすぎると溶けるので注意しましょう。
やってみたけど大失敗したガッカリ裏ワザもありました
確かに「便利!」と思いますが、実際に試してみた所、効果がないどころか逆に使えなくなったものも……。
固まったマスカラを再生する
固まったマスカラと水が入った耐熱グラスを一緒に温めれば、マスカラが使えるようになるという裏ワザ。しかし、マスカラの容器が変形して逆に使えなくなってしまいました。
洗ったストッキングを手早く乾燥させる
濡れたストッキングをキッチンペーパーで包み、レンジで10秒加熱。状態を見ながら3回ほど繰り返すと乾くはずが、10回を超えても湿っていました。
レンジを使った裏ワザいかがだったでしょうか? どれも便利で今すぐ試せるので、ぜひ実践してみましょう。ただし、ここで紹介している裏ワザはメーカーが推奨する使い方ではありません。
これらの使い方で万が一電子レンジが故障した場合でも責任を負うことはできませんので注意が必要です。