往年のゲーム機のミニブームに乗りあの“ネオジオ”がまさかの復刻です
いま、ファミコンなど、往年のゲーム機の復刻ミニモデルが人気を博しています。そんななかでSNKブランド誕生40周年を記念して、90~00年代にアーケードゲーム機の雄として一時代を築いた“NEOGEO(ネオジオ)“の復刻ミニモデルが登場しました!
“NEOGEO(ネオジオ)“は、ゲーセンと同じクオリティでプレイできる夢のマシン。家庭用ゲーム機としてはかなり高価格だったので、買ってもらえなくて淋しい思いをした人も多いかもしれません。大人になった今、復刻ミニモデルで当時の思いにリベンジするのも悪くありません。
先ほどから何度も出てくるミニブームについて、ここで少し触れておくことにします。そもそも、ミニブーム火点け役となったのはニンテンドーでした。
任天堂
ニンテンドー クラシックミニ スーパー ファミコン
実勢価格:8090円
任天堂
ニンテンドー クラシックミニ ファミリー コンピュータ
実勢価格:6150円
いずれもミニブームの先駆けとして注目を浴び、一時は品薄でプレミア価格での転売も続出したほどです。
そして平成最後の今年、満を持してNEOGEO(ネオジオ)のミニ版が復刻されたというわけです。そこで、このネオジオの復刻ミニモデルの使い勝手について、じっくり検証してみます。
ネオジオ復刻ミニモデルを思いっきり試した全貌がこちら!
SNK
NEOGEO mini
実勢価格:1万2406円
ほかのミニモデルと一線を画すのは、本体に液晶モニターを搭載する点。テレビがなくても、手軽に楽しめます。3.5インチ(320×240)画面と大きくはないものの、十分な没入感も得られます。
別売りとなりますが、専用コントローラーもあります。
SNK
NEOGEO mini PAD
実勢価格:各3750円
コントローラーは本体の左右側面にあるコントローラー接続コネクタにつなげればOK! 外付けコントローラーはボタン配置も広く、本体コントローラーに比べてゆったりとした操作感です。斜め方向のコマンドもわかりやすく、動きも滑らか。
外観はゲーセンのアーケード機によく似ています。本体と一体式のコントローラーは窮屈ですが、画面にのめり込む感覚は一体式ならでは。ボタンの小ささもそのうち慣れてきます。
本体背面のHDMIコネクタでテレビやモニターにつなげば、より迫力の大画面で、2人対戦やチームプレイも悠々楽しめます。コントローラーや電源ケーブルが長く距離が取りやすいのも好ポイントです。
テレビにつなぐには別途ミニHDMI対応のケーブルが必要です。約1000円前後で購入できます。
また、720p出力で16:9表示もできます。
こちらが本体液晶画面。画面比率は4:3です。
外部モニター出力時は16:9に変更が可能で、フル画面表示にも対応。メニュー画面もモニター出力時の方が表示項目が多めです。
ちなみに、本体にバッテリーは内蔵されていません。
電源は付属のUSBケーブルで、USBポートから給電します。
持ち運んでプレイをしたい場合は、少々かさばりますが、モバイルバッテリーを使ってのプレイも可能です。
40タイトルの有名ゲームを収録!格ゲーが多くて今でも十分楽しめます
NEOGEO miniには有名ゲームが40タイトル収録され、通常版とインターナショナル版の2モデルが用意されています。ここでは通常版を取り上げます。
通常版には格闘ゲームが多めに収録され、格ゲーブーム全盛時を彷彿とさせる内容となっています。セーブ機能も備えるので、当時クリアできなかったタイトルに連続チャレンジできるのもうれしいポイントです。格ゲーブームど真ん中の内容といえる通常版は、ライトユーザーもヘビーユーザーも楽しめます。
ということで、往年の40タイトルからチョイスした、おすすめ6タイトルをご紹介したいと思います。
他のタイトルほどメジャーではありませんが、演出が秀逸。イケメンとのキスを見せつけ、嫉妬でダメージを与えるという信じられないブッ飛び技も。
非格闘の名作。NEOGEO miniでは操作性の高さがダントツです。
初心者向けの格ゲー。派手な技はありませんが、格ゲーとは何かを知るための基本です。
怪獣が街を闊歩する昔懐かしい感じのアクションが逆に新鮮。
当時、描写のリアルさで衝撃を与えたサムライものです。
格ゲーの王道。洗練されていて、入門編には打ってつけ。
以上、NEOGEOの復刻ミニモデルの全貌と収録ゲームのご紹介でした。青春時代のリベンジを果たすもよし、子どもと楽しむもよし、この機会にぜひ、あのころの熱気を取り戻してみてはいかがでしょう。