はじめやすさ重視の防犯カメラは?
ニュースやインターネットで最近よく耳にするのが闇バイト強盗。そんな物騒な犯罪から家を守るために自分でできる対策のひとつが「防犯カメラ」です。
「設置が大変で高額なのでは?」というイメージの製品ですが、最近注目の屋外対応ネットワークカメラならば、工事不要で設置もカンタン、しかも1万円からとお手頃です。
そこで今回、雑誌『家電批評』編集部は、はじめてでも手軽に導入できそうな家庭用の防犯カメラ6製品を集めて、実際に設置してテストしました。
防犯カメラの選び方は?
防犯カメラの基礎知識
カメラがあれば威嚇効果アップ
防犯と急にいわれても、何からはじめたらいいのかわからないという人も多いはず。
防犯ガイドの佐伯幸子さんによると「まずは自宅の状況を客観的に見て知ることが重要です。隣地が離れている、塀や庭木で周囲から死角になっているなど、狙われるポイントはさまざま。侵入口はすべて確認してケアしましょう」とのこと。
「この家は侵入しにくい」と思わせる対策が防犯の第一歩。外から見える位置に防犯カメラを設置するなど、狙われにくい住まいづくりを心掛けることが大切です。
本来、防犯は複数の手段を併用すべきですが、今回は最近注目の防犯カメラに絞って特集します!
防犯カメラなら万が一の記録も残せる!
防犯カメラは侵入者への威嚇だけでなく、万が一被害を受けた際に記録が残るのが大きなメリット。ただし、1台では限界があるので、複数台導入して万全を期しましょう。
また、スマートドアホン、センサーライト、窓の開閉センサーなど、さまざまな手段を併用して、侵入者に下見段階で「ここは侵入しにくい」と犯行を断念させる可能性を高められます。
防犯カメラ
今回テストする無線カメラは人や動くものを感知すると映像を自動で記録します。有線カメラは常時録画も可能で、侵入者へのより高い威嚇効果が期待できます。
メリット
- 無線カメラなら外出先から映像が確認可能
デメリット
- 無線カメラはWi-Fi環境に影響を受けやすい
スマートドアホン
外出先から訪問者に対応できて録画もしてくれます。実家に設置すれば、悪質な訪問販売にも親に代わって対応可能です。
メリット
- 外出先から訪問者に映像と音声で対応
デメリット
- Wi-Fi環境に影響を受けやすい
センサーライト
人を感知すると自動点灯するライト。不審者を威嚇する効果を期待できます。
日光が当たる場所ならソーラータイプが便利です。
メリット
- 防犯カメラより手軽に防犯対策
デメリット
- ライトで威嚇するだけで記録はできない
開閉センサー
窓やドアに貼るだけで開閉を検知してスマホに知らせてくれます。外出時でも開閉状況を確認でき、戸締りのし忘れ防止にも有用です。
メリット
- 窓やドアが開閉された記録をすべて通知
デメリット
- Wi-Fi環境に影響を受けやすい
ダミーカメラ
威嚇には一定の効果がありますが、ダミーだけでは心細いです。本物を数台設置する場合にダミーも紛れさせるのがベターです。
メリット
- 本物よりは安価で威嚇効果がある
デメリット
- 監視や録画はできない
- 偽物とわかる可能性も
防犯カメラの種類とタイプ
常時録画マストなら有線 手軽さなら無線カメラ
毎日24時間常時録画するならば、高額で配線工事がマストな有線カメラが必要です。
今回は手軽にはじめることを重視して、工事不要で設置がカンタンなバッテリー式のネットワークカメラを比較。赤外線センサーで人物などを検知したときだけ録画されるタイプです。
はじめての防犯カメラに必要な機能と選ぶポイント
選び方1:カメラ設置のカンタンさ
マグネットタイプ
ネジ留めタイプ
有線カメラのように配線工事が不要な代わりに、無線タイプは自分で設置する必要があるため、取り付けがカンタンだと安心です。
なかでも台座に強力マグネットが内蔵されたタイプならワンタッチで容易に着脱できます。
選び方2:アプリの設定や操作のカンタンさ
カメラの初期設定と操作はすべてスマホのアプリを使用しますが、メーカーによっては設定や操作の説明が不親切で、わかりにくい場合も。
毎日のように使用するので、操作のカンタンさは重要です。
選び方3:防塵・防水性能は高いほど安心
雨風にさらされる屋外に設置する以上、防塵・防水性能は高いものを選びたいところ。
IP65は完全な防塵と水の直接噴流に対応、IP67は水没にも対応するレベルなので、規格が高い方が安心です。
選び方4:夜間でも人を検知する
無線カメラは赤外線によるモーション検知で人物を認識し映像を録画するので、日中はもちろん夜間でも検知できることが重要です。
また、スマホへの動作通知はタイムラグが少ない製品を選びましょう。
選び方5:データの保存は本体+クラウドがベスト
録画データの保存方法も製品ごとに異なります。本体メモリやmiceoSDカードへの保存だけでは、データがいっぱいになると上書きされてしまうことも。
有償のクラウドサービスを利用できるほうが便利です。
録画データの保存方法で製品選びが変わります
初期設定や設置のしやすさももちろん大事ですが、継続的に使用することを考えると「アプリ操作のしやすさ」「夜間の動作検知と通知性能」「屋外での耐久性」は重要なポイントです。
また、映像の保存方法は製品ごとに仕様が異なります。本体保存だけで簡易的に使用する、クラウドで長期保存するなど、自分の使用目的に合った製品を選びましょう。
クラウドのデータ保存が必須の製品は毎月のコストも考慮して選びましょう。
防犯カメラの比較方法は?
防犯カメラを手軽さ重視で検証
All About 防犯ガイドの佐伯幸子さんにご協力いただき、防犯に有効な機能を検証しました。
テスト1:映像
画質
日中
夜間
防犯カメラを設置し、日中の明るい時間と日が落ちた夜間のそれぞれの映像を高画質モードで録画。画質の鮮明さを、人物の顔が判別できるかなどで評価しました。
画角の広さ
撮影可能な画角の広さを判定。より広範囲に撮影できる製品を高評価としました。
モーション検知
カメラに映る範囲を歩いて横切り、動いている人物を検知するかを判定。通知の速度や頻度も評価しました。
テスト2:アプリ
アプリの初期設定
実際にアプリをダウンロードし、設定完了までの手順のわかりやすさ、カメラのWi-Fiへの接続、カメラとの連携のしやすさを評価しました。
アプリの操作性
アプリの操作のしやすさ、表示のわかりやすさ、モード設定のしやすさ、動作検知の表示、録画映像の再生しやすさなどを判定しました。
テスト3:設置のしやすさ
台座のネジ留めが必須、専用の粘着台座が付属するなど、手間がかかってしまうものよりも、マグネットタイプのように設置がカンタンであるほど高評価としました。
テスト4:充電のしやすさ
バッテリー充電の際に、カメラ本体を取り外す場合は設置台座からの取り外しやすさを、バッテリーのみを取り外せる場合は、バッテリーの外しやすさを判定しました。
テスト5:防塵・防水
カメラ本体の防塵・防水の保護等級(IP規格)から判定。防塵規格、防水規格の数値が高いほど粉塵や水への耐久性が強く、長期間の使用にも耐えられるので高評価としました。
テスト6:機能性
AI検知や音声会話機能、LEDライト搭載、記録媒体への保存やクラウドサービスの有無など、基本的なカメラ・録画機能の他に便利な機能があると加点しました。
防犯カメラのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、防犯カメラのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TP-LinkTapo C425
|
|
64.8mm |
116.2mm |
64.8mm |
2K400万画素(2560×1440px) |
IP66 |
microSD(最大512GB)+クラウド(月額400円〜) |
非公開 |
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スイッチボット屋外カメラ 3MP
|
|
86mm(貼付け補助パーツを除く) |
86mm(貼付け補助パーツを除く) |
83mm(貼付け補助パーツを除く) |
2K300万画素 |
IP65 |
microSDまたはクラウド(有料) |
320g(約) |
|||||||||||
アンカーEufy Security SoloCam C210
|
|
57mm(約、取付ブラケットを除く) |
81mm(約、取付ブラケットを除く) |
83mm(約、取付ブラケットを除く) |
2K |
IP67 |
8GB内蔵 |
283g(約) |
|||||||||||
RingSpotlight Cam Plus
|
|
76.4mm(ボールジョイントプレート/取付ブラケットを除く) |
80.5mm(ボールジョイントプレート/取付ブラケットを除く) |
126.2mm(ボールジョイントプレート/取付ブラケットを除く) |
FHD |
IP65 |
クラウド保存(月額350円〜) |
443g(約) |
|||||||||||
GoogleGoogle Nest Cam(屋内、屋外対応 / バッテリー式)
|
|
83mm |
83mm |
83mm |
FHD |
IP54 |
クラウド保存(3時間分は無料) |
398g(カメラ本体のみ) |
|||||||||||
EZVIZCB3
|
|
62.8mm |
105.9mm |
62.8mm |
FHD |
IP65 |
microSDまたはクラウド(有料) |
480g |
【1位】TP-Link「Tapo C425」
- TP-LinkTapo C425
- 実勢価格: ¥12,949〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥12,949〜
1月16日(木)1:59 まで!楽天市場で見る¥14,800〜
- 画質(日中)
- 画質(夜間)
- 画角の広さ
- モーション検知
- アプリの初期設定
- アプリの操作性
- 設置のしやすさ
- 充電のしやすさ
- 防塵・防水
- 機能性
- おすすめポイント
-
- 台座にマグネット内蔵
- 4つのスポットライトを搭載
- 2Kの高画質で録画
- がっかりポイント
-
- 充電端子がMicro USB
- 幅
- 64.8mm
- 奥行
- 116.2mm
- 高さ
- 64.8mm
- 解像度
- 2K400万画素(2560×1440px)
- 重量
- 非公開
- 防塵・防水
- IP66
- データ記録
- microSD(最大512GB)+クラウド(月額400円〜)
- 型番
- TAPO C425
強力マグネットでカンタン着脱!
マグネットでカンタンに設置できるので、はじめて導入するのに最適です。
動きを検知するとライトが点灯するので防犯効果も高まります。
【画質(日中)】2Kの高画質ながらやや光の反射が気になる
カクツキもなくクリアな画質
画質は十分クリアで木々や人物の顔もはっきり見分けられますが、光の反射や差し込みが入る点がやや気になります。
【画質(夜間)】赤外線モードでも高画質で安心
赤外線ナイトビジョン:夜間の認識距離も3段階で設定可能
夜間は2つのモードで撮影可能。赤外線モードでも物や人物は十分に認識可能です。
高画質でカラーモードより消費電力が抑えられます。
【画質(夜間)】4つのスポットライトでフルカラー映像を確認可能
フルカラーナイトビジョン:ライトの明るさは5段階設定
カラーモードでは動体検知するとスポットライトが点灯し、カラー映像で確認ができます。
【モーション検知】通知のタイムラグはあるものの人の動きをしっかり探知
動体検知のたびにしっかり通知
検知範囲のカスタム設定、AIが判定する動体・人物・ペット・車両と4つのモードの検知設定が可能。通知は1~2秒のタイムラグがあります。
【アプリの初期設定】操作手順もわかりやすくカンタンに設定できる
基本的な初期設定だけならカンタン
案内に従って進めれば初期設定はスムーズ。ただしデバイスのスマート連携など項目が多く、オプションまで設定するには時間がかりそうです。
【設置のしやすさ】マグネット内蔵の台座なので金属面ならば着脱はカンタン
台座は強力マグネット内蔵なので磁石が付く場所なら設置はカンタン。磁石が使えない場合の設置用金属プレートも付属しています。
【2位】スイッチボット「屋外カメラ 3MP」
- スイッチボット屋外カメラ 3MP
- 実勢価格: ¥10,380〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥12,980〜
1月16日(木)1:59 まで!楽天市場で見る¥10,380〜
- 画質(日中)
- 画質(夜間)
- 画角の広さ
- モーション検知
- アプリの初期設定
- アプリの操作性
- 設置のしやすさ
- 充電のしやすさ
- 防塵・防水
- 機能性
- おすすめポイント
-
- 300万画素の高解像度で録画
- 設置や取り外しがしやすい
- がっかりポイント
-
- 監視エリア指定が四角のみ
- 充電はUSB-CがPD非対応
- 幅
- 86mm(貼付け補助パーツを除く)
- 奥行
- 86mm(貼付け補助パーツを除く)
- 高さ
- 83mm(貼付け補助パーツを除く)
- 重量
- 320g(約)
- 解像度
- 2K300万画素
- 防塵・防水
- IP65
- データ記録
- microSDまたはクラウド(有料)
- 型番
- W4102000
LEDスポットライトや取り外しアラームは防犯効果を期待できます。
補助パーツ付きでカンタンに設置できる
台座さえ固定してしまえば、カンタンに取り外しができます。
【画質(日中)】テストした6製品でNo.1の鮮明さ!
発色は派手めです
1位のTP-Link「Tapo C425」と同じ2Kの画質ですが、光の反射が少なく鮮明さはスイッチボット「屋外カメラ 3MP」のほうが上でした。
カクツキも気になりません。
【画質(夜間)】夜間映像もキレイ! カラーでの撮影も可能
赤外線はもちろんカラー撮影も可能
夜間は赤外線撮影はもちろん、カラーでの撮影も可能です。日中と比べると画質は落ちますが、かなり鮮明です。
【充電しやすさ】設置がラクちんで本体を取り外しやすい
充電時は本体だけ取り外せる!
台座をネジや両面テープで固定すれば、本体だけを取り外して充電可能です。
なお、カメラ用の三脚にも取り付けられます。
充電時間が長い……
充電端子にはUSB-Cを採用していますが、残念ながらPD充電には非対応なので結構時間がかかります。
スイッチボット「屋外カメラ 3MP」以外もそうですが、本体を充電するタイプはその間、監視に穴があくことになるので注意が必要でしょう。
【機能性】人の動きを検知してライトが光るので安心
動きを検知してスポットライトが点灯
アプリ:モーション検知はタイムラグあり
LEDライトや取り外しアラーム、双方向通話と多機能ですが検知がやや遅く、監視エリアの指定も四角形のみです。
【3位】アンカー「Eufy Security SoloCam C210」
- アンカーEufy Security SoloCam C210
- 実勢価格: ¥7,990〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥9,990〜
1月16日(木)1:59 まで!楽天市場で見る¥7,990〜
- 画質(日中)
- 画質(夜間)
- 画角の広さ
- モーション検知
- アプリの初期設定
- アプリの操作性
- 設置のしやすさ
- 充電のしやすさ
- 防塵・防水
- 機能性
- おすすめポイント
-
- 2Kの高解像度で録画できる
- 設定・操作がしやすいアプリ
- がっかりポイント
-
- 設置や取り外しがやや面倒
- 夜間は赤外線撮影のみ
- 幅
- 57mm(約、取付ブラケットを除く)
- 奥行
- 81mm(約、取付ブラケットを除く)
- 高さ
- 83mm(約、取付ブラケットを除く)
- 重量
- 283g(約)
- 解像度
- 2K
- 防塵・防水
- IP67
- データ記録
- 8GB内蔵
- 型番
- T8B00522
取り付け台座はネジ留めが必要
台座のネジ、台座カバー、本体と3カ所回しての設置がちょっと面倒です。
【画質(日中)】高精細な2Kカメラ 人物検知も良好!
AIが人の動きを確実に検出!
AIが人の動きを検知すると、2Kの高画質で録画してくれます。映像の鮮明さは2位のスイッチボット「屋外カメラ 3MP」と同率でトップ評価です。
【画質(夜間)】夜間は赤外線のみなので情報量がやや少ない
LEDライトなしでも赤外線で明るく鮮明!
カラーモードでの夜間撮影はできませんが、赤外線映像はかなり鮮明。LEDスポットライトは非搭載です。
【設置】台座はネジ留めでパーツが多くやや手間
台座はネジ留めで脱着も回す方式
台座をネジで固定した後、台座カバーを回して装着。さらにそこに本体を回して取り付けるため、設置は意外と手間がかかります。
さらに、約3カ月ごとに本体を外して充電が必要です。
【操作性】アプリの初期設定や使い勝手はさすが!
アプリ:設定や操作はわかりやすい
検知ゾーンは6角形で指定可能
初期設定やアプリの使い勝手は、さすがアンカーといった安心感。多機能ですが、わかりやすいです。
【4位】Ring「Spotlight Cam Plus」
- RingSpotlight Cam Plus
- 実勢価格: ¥9,500〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥24,980〜
1月16日(木)1:59 まで!楽天市場で見る¥9,500〜
- 画質(日中)
- 画質(夜間)
- 画角の広さ
- モーション検知
- アプリの初期設定
- アプリの操作性
- 設置のしやすさ
- 充電のしやすさ
- 防塵・防水
- 機能性
- おすすめポイント
-
- バッテリーが2個装着できる
- 検知範囲設定の自由度が高い
- がっかりポイント
-
- 有料プランが必須となる
- 幅
- 76.4mm(ボールジョイントプレート/取付ブラケットを除く)
- 奥行
- 80.5mm(ボールジョイントプレート/取付ブラケットを除く)
- 高さ
- 126.2mm(ボールジョイントプレート/取付ブラケットを除く)
- 重量
- 443g(約)
- 解像度
- FHD
- 防塵・防水
- IP65
- データ記録
- クラウド保存(月額350円〜)
- 型番
- SPOTLIGHT CAM PLUS BATTERY WHI
バッテリーが2個入るので、途切れることなく録画できるのが便利。
取り付け台の固定はネジ留めが必要
【画質(日中)】画質は2Kには劣るが人の顔も鮮明に認識できる
日中なら人の顔も鮮明に映る!
2K製品と比べると解像度は低いものの、スマホ画面上では差はあまりわかりません。映った人物もしっかり判別可能です。
【画質(夜間)】カラー撮影もできてスポットライトも搭載
スポットライト搭載で防犯効果も高い!
上写真の赤外線録画のほか、カラー録画も可能。自動点灯ライトも搭載されており、どちらも人物を判別できる画質です。
【充電しやすさ】固定はネジ留めですがバッテリーだけ外せる
バッテリーだけ外して充電できる
台座はネジで固定する必要がありますが、バッテリーだけ取り外して充電が可能です。
バッテリーは2個まで同時に装着できます。
【モーション検知】検知機能は優秀。保存は有料クラウドのみ
アプリ:タイルをなぞって検知範囲を設定
アプリが使いやすく、検知範囲の自由度が高いです。
料金プランは3種類!
上位プランではライブ映像の長時間再生なども可能です。
【5位】グーグル「Google Nest Cam」
- GoogleGoogle Nest Cam(屋内、屋外対応 / バッテリー式)
- 実勢価格: ¥22,925〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥22,925〜
1月16日(木)1:59 まで!楽天市場で見る¥23,490〜
- 画質(日中)
- 画質(夜間)
- 画角の広さ
- モーション検知
- アプリの初期設定
- アプリの操作性
- 設置のしやすさ
- 充電のしやすさ
- 防塵・防水
- 機能性
- おすすめポイント
-
- マグネットで取り外しやすい
- がっかりポイント
-
- 設定が大変でエラーも多い
- 使い方にややクセがある
- 幅
- 83mm
- 奥行
- 83mm
- 高さ
- 83mm
- 重量
- 398g(カメラ本体のみ)
- 解像度
- FHD
- 防塵・防水
- IP54
- データ記録
- クラウド保存(3時間分は無料)
- 型番
- GA01317-JP
金属面があればマグネットで着脱可能
IP54と耐久性もそこそこ。雨ざらしの場所には不向きです。
【画質(日中)】フルHDだが日中なら人の顔も鮮明にわかる
拡大すれば差はあるけれど十分
映像はフルHDですが映像は鮮明なので、スマホの画面で見る分には2Kと大きな差は感じられません。
【画質(夜間)】夜間は赤外線のみでカラー録画は非対応
夜間はカラーで確認できない
ナイトモードを「オン」にすると赤外線で撮影されます。LEDライトがないので、「オフ」だと暗すぎる映像に……。
【設置】マグネットが使えるならネジ留め不要で手軽
マグネットはかなり強力
マグネットプレートを壁に付けられれば、本体をマグネットでカンタンに着脱可能! 充電は本体だけ取り外して行います。
初期設定が大変!別のWi-Fiだと設定し直しに……
設定にかかった時間は6製品中で最長
マグネットプレートなしだと本体が検出されないなどのクセもあり、設定は難航。
Wi-Fi設定を更新できないので、接続先を変えるにはリセットして設定し直しが必要となる残念仕様です。
【6位】EZVIZ「CB3」
- EZVIZCB3
- 実勢価格: ¥11,980〜
- 画質(日中)
- 画質(夜間)
- 画角の広さ
- モーション検知
- アプリの初期設定
- アプリの操作性
- 設置のしやすさ
- 充電のしやすさ
- 防塵・防水
- 機能性
- おすすめポイント
-
- 夜間でもカラーで撮影可能
- がっかりポイント
-
- 通知間隔が1分以上しかない
- 設置や取り外しがやや面倒
- 幅
- 62.8mm
- 奥行
- 105.9mm
- 高さ
- 62.8mm
- 重量
- 480g
- 解像度
- FHD
- 防塵・防水
- IP65
- データ記録
- microSDまたはクラウド(有料)
- 型番
- CS-CB3-R100-2D2WFL
検知は頻繁にしていますが、通知間隔は1分が最短の設定です。
台座の固定にはネジ留めが必要
【画質(夜間)】カラーと赤外線対応でスポットライトも搭載
色付きだから夜間でも情報量が多い
夜間でも赤外線だけでなく、カラーで録画が可能。
拡大するとやや粗さはありますが、しっかり鮮明に映っています。
【機能性】多機能だけど項目がちょっと的外れな印象
設定項目が独特でやや的外れ感も……
他製品にはない設定項目がありますが、逆に一般的なものがなかったり……。
たとえば、メッセージの送信間隔は選べますが、「人」「動物」「車」などの検知結果で通知を選択できません。
また、「プライバシー設定」も他機種が映さないエリアの指定なのに対し、動画ファイルの暗号化だったりと、やや的外れ感があります。
ライトの明るさも「暖光の輝度」というナゾの項目名になっていました。
【設置】ネジ留めが必要で取り外しもやや面倒
台座も本体も取り付けがやや面倒
台座はネジ留めした後でカバーを付け、さらに本体を回して取り付けます。
バッテリーで最大120日の稼働という仕様ですが、充電時に本体の取り外しに手間がかかります。
ケーブルは付属していますが充電はmicroUSBです
USB-Cにして欲しい
本体の充電は下部のUSBポートで行いますが、近年では減少傾向にあるmicroUSBを採用しています。
充電に時間がかかるのは仕方ないにしても、スマホなどのケーブルを使い回せないのはやや煩わしいです。
工事不要!設置しやすい防犯カメラは?
手軽にはじめるには簡単に設置できることが重要です。そこで、設置のしやすさを比較しました。
設置のしやすさを徹底比較!
TP-Link「Tapo C425」
設置パーツ
磁石の力でカンタン設置
マグネット内蔵タイプの台座で、磁石が付く金属面がある場所ならワンタッチで設置可能です。
設置用の金属プレートと両面テープも付属します。
スイッチボット「屋外カメラ 3MP」
設置パーツ
専用の設置パーツが付属
裏面が粘着テープ仕様になった設置専用の別パーツが付属していて便利です。
台座を壁にネジ留めすることも可能です。
アンカー「Eufy Security SoloCam C210」
設置パーツ
壁にネジ留めタイプ
アンカー「Eufy Security SoloCam C210」は、壁用のネジ留めパーツのみが付属。
賃貸契約などで壁に穴が開けられない場合は、市販の両面テープなどを用意しましょう。
Ring「Spotlight Cam Plus」
設置パーツ
壁にネジ留めタイプ
Ring「Spotlight Cam Plus」もアンカー「Eufy Security SoloCam C210」同様にネジ留めの設置パーツしか付属しません。
穴が開けられない場合は、市販の両面テープなどの購入が必要です。
グーグル「Google Nest Cam」
設置パーツ
磁石の力でカンタン設置
グーグル「Google Nest Cam」はTP-Link「Tapo C425」と同じマグネット内蔵の台座が付属し、金属面があればワンタッチで設置できます。
EZVIZ「CB3」
設置パーツ
壁にネジ留めタイプ
EZVIZ「CB3」もアンカー「Eufy Security SoloCam C210」やRing「Spotlight Cam Plus」と同じで、付属するのはネジ留めパーツのみ。
両面テープが必要な場合は、別途購入する必要があります。
壁に穴を開けられない場合はコチラ
防犯カメラ取付金具
ポールや雨樋があれば設置可能
市販のポール取り付け用のブラケット。カメラをネジ留めし、ステンレスバンドや結束テープでポールに取り付け可能です。
強力両面テープ
カンタンですが耐久性がやや不安……
壁に穴は開けられないし、ポール用金具も使えない場合は、強力両面テープを使用します。
経年劣化するので長期間の使用にはご注意を。
電球ソケットに装着するだけ 電球型はもっと手軽!
電球型防犯カメラ
電球型なので充電がいりません。
ソケットに装着
動きを追跡
家に外灯があれば、こんな電球型の防犯カメラも便利です。
アプリでWi-Fi接続しスマホで操作可能。LEDライトや追尾機能も搭載します。
まとめ:初心者でも安心なTP-Linkがベスト!
以上、防犯カメラのおすすめランキング6選でした。
画質はどの製品も充分合格レベル。設置場所に適した製品を選ぶのが正解です。
防犯カメラを使用したい状況で選ぶべき製品は変わります
ベストバイに選ばれたTP-Link「Tapo C425」は、マグネットの台座を使ったカンタン設置、アプリの初期設定や操作のしやすさ、夜間はスポットライトによるカラーモードを選べるなど、防犯カメラがはじめてという初心者でも安心して使いはじめられるという点で、他製品よりもややリードしていました。
2位のスイッチボット(SwitchBot)「屋外カメラ 3MP」もマグネット仕様ではないものの、同様に初心者がカンタンに使用できるよう考えられています。
また、3位のアンカー(Anker)「Eufy Security SoloCam C210」は録画保存が本体メモリのみなので、数日分の録画で十分という人には便利でしょう。
今回の6製品については、多少の優劣はあるもののどの製品も画質は合格かそれ以上の水準で、防犯カメラとして使用するのに十分なレベル。
設置のしやすさやアプリの使いやすさ、録画が本体保存かクラウド保存かなど、使用したい状況に応じて選ぶといいでしょう。
防犯対策としてだけでなく、見守りカメラやペット用カメラとしても活用できるので、まずは1台導入してみてはいかがでしょう? 防犯意識が高まり、安心へとつながります。
防犯カメラのおすすめ
TP-Link
Tapo C425
防犯カメラの売れ筋ランキングもチェック!
防犯カメラのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
防犯カメラは監視・記録はもちろん、侵入者への「威嚇」効果も期待できます。