AV機器天井プロジェクター「アラジン」の新シリーズって?

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大ヒットした天井プロジェクター「アラジン」。そのシリーズに、新しく「アラジン ベース」が登場しました。

今作はインテリア性が高い据え置き型になっていますが、従来モデルと何が違うのでしょうか?

そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』が、「アラジン ベース」をプロと調査してみることに。映像や性能など、実際に使ってわかった検証レビューをお届けします。

AV機器ポップイン「アラジン ベース」

ポップイン「アラジン ベース」 イメージ

ポップイン
アラジン ベース
実勢価格:6万9800円

サイズ・重さ:W80×D80×H169mm・約650g
輝度:200ANSIルーメン

2022年1月に新登場したポップイン「アラジン ベース」。天井プロジェクターで有名なポップイン社の新作です。インテリアに馴染むデザインで、据置きタイプになっています。

ポップイン「アラジン ベース」 イメージ2

本体は500mlペットボトルほどのサイズ感。キャメルブラウン色のおしゃれなカラーで女性からの人気も高いそうです。

まずは、「アラジン ベース」の特徴を紹介します。

特徴1:据え置き型小型プロジェクター

従来のシーリングライト型とはとは異なり、今モデルはテーブルや棚に設置しやすいコンパクトな据置き型。その独特な見た目は、インテリアと調和するハイセンスな一台です。

特徴2:自動補正機能で気軽に使える

リモコンのボタンを押すだけで、「上下10°」と「左右30°」で角度調整ができるレンズを内蔵。また、投影された画面のピントの調整と台形補正はオートなので、置くだけで自動補正してくれます。

特徴3:投影しっぱなしで使用

投影サイズは最大100インチ(2.87m距離)の大画面を楽しめます。電源はUSB-Cのみ(バッテリーは非搭載)で、コンセントにつないだ状態で投影し続ける仕様です。

そもそも「アラジンシリーズ」って?

そもそも「アラジンシリーズ」って? イメージ

popIn
popIn Aladdin 2
実勢価格:9万1800円

ポップイン社の「アラジン」はシリーズ累計17万台を突破した天井プロジェクターの大ヒットシリーズ。照明一体型のプロジェクターで、天井に設置するだけでおうちでも映画館のような大画面で動画を楽しむことができます。

▼ポップインアラジンをもっと詳しく知りたい人はコチラ

さて、ここからは「アラジン ベース」を実際に使ってみた検証レビューをご覧ください。

AV機器暮らしに馴染むための工夫が満載!

サイズ:インテリアに馴染みやすいデザイン

サイズ:インテリアに馴染みやすいデザイン イメージ

花瓶のように丸みのあるフォルムと、落ち着いたキャメルブラウンのマットなデザインは、一般的なモバイルプロジェクターとは別物の印象です。リビングや寝室に置いてもしっかりなじみます。

コンテンツ:標準アプリも便利で楽しめる

コンテンツ:標準アプリも便利で楽しめる イメージ

メジャーな動画アプリのほか、ヨガやフィットネスのヘルスケアなど、搭載アプリは多彩。ユニークな時刻表示の壁時計や風景映像など、部屋を「演出」するアプリで楽しむことができます。主要な動画アプリは本体にインストール済みです。

照明:いろいろな色の光で部屋の雰囲気も変えられる

照明:いろいろな色の光で部屋の雰囲気も変えられる イメージ

手のひらをかざすとオン、オフできるスマートライト機能を搭載し、間接照明のように使えます。そのほか、音楽と合わせて光の演出を行うサウンドモードや入眠など、光を利用した5つのモードも利用できます。

ちなみに、内蔵バッテリー非搭載なので、コンセントにつないで投影し続けることを前提とした仕様になっています。

AV機器使う場所やシーンによっては、その性能を発揮する

映像:明るさがやや足りないが画質や色合いは高評価

明るさ

明るさ イメージ

【評価】

  • 暗い部屋 :○
  • 明るい部屋:△

同機の明るさは一般的なモバイルプロジェクターと同程度の「200ANSIルーメン」ですが、暗い部屋では明るくて明瞭。明るい部屋では白くぼやけてしまい、動画を見るのは厳しいかもしれません。時刻や静止画モードも視認性は落ちますが、許容範囲です。

折原一也 氏
オーディオ&ビジュアルライター
折原一也 氏 のコメント

動画視聴では部屋をしっかり暗くするのがオススメ。

色合い

色合い イメージ

【評価:◎】

空や海、草花の色合いはナチュラルで、雄大な自然の風景をうまく表現できているのが高評価。「あざやかで不自然さがなく正確」とプロもべた褒めでした。

画質

画質 イメージ

【評価:◎】

ドット感が少なく、映像は精細。輪郭もシャープでHD画質としては十分です。

台形補正・AF:自動の画面調整で設定の手間がない

台形補正・AF:自動の画面調整で設定の手間がない イメージ

【評価:◎】

ピントの調整も台形補正もオート。本体を置いて投影するだけで視聴することができました。

レンズの上下可動:リモコンで高さを調節できる

レンズの上下可動:リモコンで高さを調節できる イメージ

【評価:◎】

リモコン操作で「上下10°」にレンズを可動できるのも便利。高さが異なる場所からの投影もできるので、置き場所の幅が広がります。

音質:若干こもりがち

音質:若干こもりがち イメージ

【評価:△】

本体内蔵のスピーカーから流れる音は及第点レベルでしたが、音質は少しこもって聞こえる印象です。

AV機器結論:寝室に馴染む雑貨的な一台

結論:寝室に馴染む雑貨的な一台 イメージ

従来モデルで好評だった時刻表示や映像や音による空間演出、照明機能などのライフスタイル系アプリは便利。小型でデザインも秀逸なので、テーブルや棚に置いても悪目立ちしません。

動画を見るなら「暗さ」が必須ということもあり、手軽に部屋を暗くできる寝室で使うのがオススメ。とにかく映える空間が欲しい人には試してほしい一台です。

AV機器さいごに:音声操作が可能になるかも

さいごに:音声操作が可能になるかも イメージ

ポップイン
アラジン リモレス
実勢価格:5980円

ちなみに、「アラジン ベース」は別売りの「アラジン リモレス」と組み合わせることで、ハンズフリー操作が可能になる予定(ライトのオンオフなど、一部操作には非対応)。今後は赤外線対応家電などの操作を追加する予定とのことなので、こちらも要注目です。

以上、ポップイン「アラジン ベース」の検証レビューでした。

ぜひ、お買い物の参考にしてみてくださいね。

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