2021年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説

2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。

家電批評 オブ・ザ・イヤー2021

大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください!

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家電批評 オブ・ザ・イヤー2021の記事一覧

今回は、2ポート搭載で高速なモバイルバッテリーを紹介します。


2ポート同時給電で高速なアンカー「
PowerCore
Fusion 10000」

2ポート同時給電で高速なアンカー「PowerCoreFusion 10000」 イメージ
 
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アンカー
PowerCore
Fusion 10000
実勢価格:4790円

サイズ・重量:82×82×35mm・約278g
入力:100-240V 0.7A 50-60Hz
USB-A 出力:5V=2.4A
USB-C 出力:5V=3A、9V=2.22A
合計最大出力:20W(USB-Cポート単体充電時)15W(2ポート同時充電時)
容量:9700mAh

アンカー「PowerCore Fusion 10000」は、『家電批評』2021年11月号でモバイルバッテリー7製品を多角的に評価した結果、ベストバイに輝いた製品。

USB-A、USB-Cの2ポート搭載で、USB-Aはクイックチャージ、USB-CはPD充電に対応し、それぞれ高速充電できます。同仕様の製品はいくつかありますが、実測すると他製品に比べて出力値が高く、ベストバイに。コンセントに直差しして使えるため、充電器としても利用できます。

ポイント1:安定した出力数で充電を時短化!

ポイント1:安定した出力数で充電を時短化! イメージ

モバイルバッテリー7製品の比較検証において、Cポートでの出力数がもっとも高く、高速で安定して充電できました。

▼テスト結果

▼内蔵バッテリーの検証結果

  • 最大出力数/Cポート(PD18W):◎(19.3W)
  • 最大出力数/USBポート     :○(9.0W)
  • 同時給電時合計W数                   :◎(16.3W)
  • 重さ                                       :○(約278g)

▼電源プラグを差した状態の検証結果

  • 最大出力数/Cポート(PD18W):◎(19.3W)
  • 最大出力数/USBポート              :△(7.1W)
  • 同時給電時合計W数                    :○(13.3W)
  • 容量                                            :○(5484.2/9700mAh ロス率:43.5%)

1ポート単独も2ポート同時給電も出力数も高く、バッテリーとしても充電器としても一番安定した性能を発揮。他製品が多く出る中でトップの座を譲りませんでした。急速充電にも対応していて、自信を持っておすすめできる製品です。

ポイント2:ポート数は2つ

ポイント2:ポート数は2つ イメージ

ポートはUSBType-CとUSBType-Aの2つ。USBType-Cは高速充電を可能にしたPD(パワーデリバリーの略称)対応。USBType-AもQuick Charge対応なので幅広い端末で充電できます。

ポイント3:直接コンセントに差せる

ポイント3:直接コンセントに差せる イメージ

本体底面のコンセントに直接差せるため、バッテリーの充電もしやすいです。また、コンセントに差したまま充電すると、充電器としても使えます。

以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれた、アンカー「PowerCore Fusion 10000」の紹介でした。外ではモバイルバッテリーとして、室内では充電器として臨機応変に使えるのでおすすめです。

なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。


『家電批評』 2022年1月号

 『家電批評』 2022年1月号

晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円

『家電批評』2022年1月号ではスマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並んでいます。ぜひチェックしてみてください!