2021年のベストバイを発表！ 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください！
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー2021】記事はコチラ！
今回は、遊びや趣味に関わる家電製品のなかから「ひとり遊び部門」を受賞したタミヤ「ミニ四駆 スターターパック」を紹介します。
爆速で拡張性が高い！タミヤ「ミニ四駆 スターターパック」
タミヤ
ミニ四駆
スターターパック
（ブラストアロー）
実勢価格：1627円
▼テスト結果
- 速さ ：S（TIME1 27.60秒／TIME2 コースアウト／TIME3 コースアウト）
- 安定性 ：B
- メンテナンス：B
- 拡張性 ：A
- 重量 ：C
- 人気度 ：S（※参考）
- 総合評価 ：A
※速さは全長120.18mのコース（3周1セット）を3回の走行テストでの最速タイムが基準。安定性は走行テスト3回中の完走回数より。メンテナンス性は電池やモーターの替えやすさ、拡張性はパーツやボディの融通性があるか。重量は今回は軽いものほど高評価に、人気度はトレンドのシャーシかどうか（Webなどの改造の参考になる情報量が多いか）でそれぞれ評価しました。
タミヤ「ミニ四駆 スターターパック」は、『家電批評』9月号「大人のミニ四駆」特集で初心者向けのスターターパック3製品を比較した際、ベストバイに選ばれた製品です。
ミニ四駆は、単3電池2本で、壁に仕切られたコースをひたすら走る電動の四駆マシン。過去にブームが2回ほどあり、80年代の最初のブームを知っている人にとって、現代のミニ四駆は、全く異なる世界観に進化しています。
第一次ブームの頃は一途に誰よりも速く走ることのみに全集中していましたが、今ではコースがより立体化したことにより空中でジャンプするのも当然のようになりました。このジャンプする要素が加わったことで、カスタムパーツの種類が激増。軽量化一辺倒が主流だった初期の頃とは様相が異なり、マシンのカスタマイズは無限の広がりを見せています。
ミニ四駆デビューに必要なパーツがひと通り揃った「スターターパック」は、ミニ四駆をはじめるにあたって必要なものがセットで入っています。しかも、初心者向けでありながら、各々のパーツは本格的。しっかり組み上げれば、いきなりミニ四駆の魅力全開な走りを堪能できるんです。
ポイント1：単品で買うより2000円もお得
スターターパックの内容を個別で揃えようとするとさまざまなパーツが必要になり、合計金額は3574円と倍以上のコストがかかります。パックの構成パーツは、現在のミニ四駆のカスタムの基本要素が詰め込まれているので、入門用としてもピッタリ。
単品売りはされていない、着地の跳ね上がりを軽減するマスダンパーも同梱されています。
ポイント2：エントリーモデルとして最適
3回の走行テストでは、コースアウト2回、完走したときのタイムは最速の27.60秒でした。ただしスピード性能が高い代わりに、やや安定性に欠けるところがあります。拡張性は高いので、カスタマイズで安定性を補うといいでしょう。人気は抜群で、総合評価もAを獲得しました。
以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれた、タミヤ「ミニ四駆 スターターパック」の紹介でした。
子どものおもちゃから大きくスケールアップし、大人がハマってしまうほどの奥深さが加わった現代のミニ四駆。はじめるなら、圧倒的にお得な本製品がオススメです。
なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。
『家電批評』 2022年1月号
晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円
『家電批評』2022年1月号ではスマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並んでいます。ぜひチェックしてみてください！
