2021年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください!
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー2021】記事はコチラ!
今回は、使った食器を直入れしてもすみずみまでピッカピカになる食洗機、「調理家電部門」のなかの「食器洗い乾燥機部門」でオブ・ザ・イヤーに選ばれた、サンコー「ラクア STTDWADW」を紹介します。
すみずみまでピッカピカ! サンコー
「ラクア
STTDWADW」
サンコー
ラクア
STTDWADW
実勢価格:2万9800円
サイズ・重量:W425×D410×H455mm・約13㎏
定格消費電力:934W・950W
洗浄モード:5コース(通常洗浄、スピード、エコ、強力洗浄、水洗い)
サンコー「ラクア STTDWADW」は、『家電批評』2021年5月号で食器洗い乾燥機3製品を比較検証した結果、ベストバイに輝いた製品です。
▼テスト結果
- 洗浄力 :◎(91.7%)
- 給水しやすさ:◯
- 運転時間 :◯(2時間31分:強力)
- 消費電力 :◎(0.45kWh)
汚れが落ちにくいカトラリーが最もキレイに。運転時間も短く、死角なしです。
ポイント1:格安モデルでも洗浄力はバツグン
Before
After
スプーンはやや汚れが残ってしまったものの、それ以外の食器やお箸は超キレイに。事前のゆすぎなしで直接入れても高い洗浄力発揮しました。
ポイント2:水を入れるのが楽
サンコー「ラクア STTDWADW」は上から水を注ぐタイプの食洗機。多少腕が疲れますが、注ぎやすいです。また、比較したほかの製品より使用する水量は少ないため、結果的に水入れは楽でした。
ポイント3:短時間で汚れが落ちる
▼テスト方法
価格の近い食洗機、モーソー「食器洗い乾燥機 MX10」とmaxzen「食器洗い乾燥機 JDW03BS01」と比較。
3人家族を想定した量の食器に汚れをつけ、JEM(日本電機工業会)の基準よりも厳しい1時間半放置した状態で各製品の最も強いモードで洗浄しました。
▼サンコー「ラクア STTDWADW」の洗浄時間と消費電力
- 運転時間:○ 2時間31分(強力)
- 消費電力:◎ 0.45kWh
強力モードで洗浄・乾燥したときの実測値です。どちらもサンコーは優秀でした。高価格帯の食洗機は約1時間半~2時間と、もう少し短時間で完了しますが、ほったらかしなのでサンコーも許容範囲です。
以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれた、サンコー「ラクア STTDWADW」の紹介でした。コロナ禍による外出自粛で自炊が増え、工事不要な後付けタイプの食洗機がヒットしましたが、サンコー「ラクア STTDWADW」はおすすめですよ。
なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。
『家電批評』 2022年1月号
晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円
『家電批評』2022年1月号では スマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並んでいます。ぜひチェックしてみてください!