バイクのお供におすすめな携帯ポンプって?

不意のパンクや路面状況による空気圧の変更などで、ロードバイク・クロスバイク・MTBなどスポーツバイクユーザーに欠かせないのが携帯型サイクルポンプです。

Amazonではパナレーサーの「BFP- AMAS1」が人気ですが、携帯するにはかなり大きめで、付属のケージが取り付け可能なフレームも限定されます。

そこで、バッグを背負わなくても携帯用サイズの10製品を集めて、コンパクトだけどしっかり空気が入るポンプを決定しました。

なお、炭酸ガスボンベ式の製品(CO2インフレーター)もありますが、今回はより初心者向けに、失敗の少ないポンピングタイプ(ポンプ式)の携帯ポンプをテストしています。

Amazonランキング1位を 超える携帯ポンプとは?

詳細なランキングのまえに、今回のランキング1位のポンプとAmazonランキング1位のポンプを紹介します。

■サイクルポンプランキング:1位

Amazonランキング1位を超える携帯ポンプとは? イメージ
王冠アイコン

SKS
エアフレックスレーサー ブラック
実勢価格:6468円

採点結果

  • 入る空気の量: 33/40pt
  • 入れやすさ: 32/40pt
  • 携帯しやすさ: 15/20pt
  • 合計: 80/100pt

本体に内蔵されたホース、バルブに固定できるスクリュー、しっかりにぎれるラバーグリップなど、空気を入れやすいように考えられたつくりで、バランスのいいポンプです。

■Amazonランキング(自転車用携帯エアポンプ):1位(2020/4/20時点)

Amazonランキング1位を超える携帯ポンプとは? イメージ2

パナレーサー
BFP-AMAS1
実勢価格:1561円

採点結果

  • 入る空気の量: 40/40pt
  • 入れやすさ: 36/40pt
  • 携帯しやすさ: 2/20pt
  • 合計: 78/100pt

折り曲げるとT字になるハンドルと足で踏んで固定できるステップのおかげでフロアポンプと同じように空気を入れられます。テストでは100回のポンピングで7.5barまで充填できました。

自転車携帯ポンプの比較検証方法は?

7bar充填するまで
ひたすらポンピング

持ち運びに便利なサイクルポンプの条件として、ボトルケージの台座に取り付け可能な専用ケージが付属する製品を選びました。長さは260~99mm、重さは128~59gとさまざま。

一般的には大きいほど空気が入れやすく、小さくなるほど同じ空気圧でもポンピングが重くなる傾向になりますが、はたしてそのとおりなのでしょうか。

テストをしたのは中肉中背の、比較的非力な男性です。それでは詳細なテスト項目と配点を確認していきましょう。

実際に7barまで充填できたかを計測

【入る空気の量……40pt】

ロードバイク用の700×24c、最低空気圧が7bar(約100psi)のクリンチャータイヤを使用し、チューブに空気を充填。100回ごとの空気圧の計測と、実際に7barまで空気が入るかなどをテストしました。

実際に7barまで充填できたかを計測 イメージ

空気圧計には、パナレーサーの「デュアルヘッド デジタルゲージ」を使用しています。

実際に7barまで充填できたかを計測 イメージ2

パナレーサー
デュアルヘッド デジタルゲージ
実勢価格:3599円

配点は以下のとおりです。
●100回ポンピング時の空気圧:10pt
●100回ポンピング時の空気圧:10pt
●100回ポンピング時の空気圧:10pt
●7bar充填するまでのポンピング回数:10pt

10製品を比較して使いやすさを評価

【入れやすさ……40pt】

コンパクトであってもしっかり力を入れてポンピングできるか、空気圧が上がるとポンピングがどのくらい重くなるかなど、実際の使用感を比較しました。

10製品を比較して使いやすさを評価 イメージ

パンク時を想定してホイールを取り外した状態で作業しています。ベストはコンパクトでも持ちやすくて疲れないポンプです。

配点は以下のとおりです。
●ポンピングしやすさ:10pt
●ポンピングの重さ:10pt
●使用後の疲れ:10pt
●バルブへの取り付け:10pt

より小さく軽いほど高評価

【携帯しやすさ……20pt】

小さくて軽量なほど携帯しやすいため、長さや重さなども比較しました。クランプを取り付けるとペダリングに影響が出ることもあるため、ツールケースやサドルバッグに収まるサイズがベストです。

より小さく軽いほど高評価 イメージ

車体を1gでも軽くしたいサイクリストのためにクランプ込みの重量も評価に含めました。

配点は以下のとおりです。
●重さ(本体とアダプタなど):5
●重さ(クランプ込み):5
●長さ:5
●専用クランプの有無:5

なお、「仏式バルブ」とはシティサイクル(ママチャリ)に採用されている英式バルブよりも高圧に対応したバルブの規格で、先端のボルトを緩めて空気を充填、もしくは抜くことができ、ロードバイクやクロスバイクに採用されています。

なお、これ以外に「米式バルブ」というのもあり、そちらはMTB(マウンテンバイク)で採用されていることが多いです。今回紹介する中には仏式米式両バルブ対応の製品もあります。

より小さく軽いほど高評価 イメージ2

テストの結果、注目のランキングはこちらです。

自転車携帯ポンプのおすすめは?

第1位SKS「エアフレックスレーサー ブラック」

SKS「エアフレックスレーサー ブラック」 イメージ
王冠アイコン

SKS
エアフレックスレーサー ブラック
実勢価格:6468円

サイズ:全長196mm
重量:105g
対応気圧:8bar
対応バルブ:仏式

本体に内蔵されているホースのおかげで自由な体勢をとれるため、しっかり力を入れて空気を充填できたポンプが、第1位のSKS「エアフレックスレーサー ブラック」です。ホースの先端のスクリューはチューブのバルブにしっかり固定できるため、途中で抜けてしまう心配もありません。

検証に使用したタイヤの適正空気圧である7barまで気圧を上げるのに320回のポンピングが必要でしたが、あまり重くならず、休憩なしで入れることができました。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 2.53bar/36.8psi
  • 200回時の空気圧: 5.08bar/73.8psi
  • 300回時の空気圧: 6.83bar/99.2psi
  • 7bar充填までの回数: 320回

採点結果

  • 入る空気の量: 33/40pt
  • 入れやすさ: 32/40pt
  • 携帯しやすさ: 15/20pt
  • 合計: 80/100pt
採点結果 イメージ

先端のキャップを開けるとホースが伸ばせます。このホースのおかげで力が入る体勢をとりやすくなります。

ホースをバルブにネジ留めできます

ホースをバルブにネジ留めできます イメージ

ホースの先端はスクリュータイプで、バルブにしっかり固定できるため、高圧になっても抜けませんでした。

ホースをバルブにネジ留めできます イメージ2

両手でしっかりつかめるスタイル

両手でしっかりつかめるスタイル イメージ

使用時に効果的だったのがラバーグリップです。写真のような持ちかただと気圧が上がるほど力が入れにくくなりますが、その心配がありません。

ツールケースにもギリ入りました

ツールケースにもギリ入りました イメージ

専用クランプをボトルケージと重ねて取り付けできるほか、ギリギリですが高さ約200mmのツールケースに入れて持ち運ぶこともできました。

かなりコンパクトなのがわかります。

ツールケースにもギリ入りました イメージ2

ツールケースに収まると、シートチューブの横に飛び出さないため足に当たる心配もありません。

ツールケースにもギリ入りました イメージ3

ツールケースには入りましたが約200mmだとギリギリだったため、もう少しサイズの大きいものがほしいです。

第2位TOPEAK「ローディーTT ミニ」

TOPEAK「ローディーTT ミニ」 イメージ

TOPEAK
ローディーTT ミニ
実勢価格:4680円

サイズ:L165×W33×H23.5mm
重量:90g
対応気圧:160psi(約11bar)
対応バルブ:仏式

第2位はポンプを引いたときに空気を圧縮し、押したときに一気に充填するツインターボテクノロジーを採用したTOPEAK「ローディーTT ミニ」です。

ホースがないため両手で挟むようにすれば力をかけやすく、7barまであまり苦労せずポンピングできました。この小ささとしてはポンピングが軽く、想像よりラクに空気が入ります。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 2.10bar/30.6psi
  • 200回時の空気圧: 4.39bar/63.8psi
  • 300回時の空気圧: 6.52bar/94.6psi
  • 7bar充填までの回数: 340回

採点結果

  • 入る空気の量: 24/40pt
  • 入れやすさ: 32/40pt
  • 携帯しやすさ: 16/20pt
  • 合計: 72/100pt
採点結果 イメージ

金口はスクリューではありませんが、レバーを上げることでしっかりとバルブに固定できます。

採点結果 イメージ2
採点結果 イメージ3

両手で挟むように持つと◎

両手で挟むように持つと◎ イメージ

ホースが付属しない本製品は、ホイールを挟むようにして、片手でポンプのヘッドを押さえ、一方でポンピングをするのが効率的でした。

両手で挟むように持つと◎ イメージ2

ボトルケージと重ねて取り付けてもほとんど存在を感じさせないコンパクトさです。

両手で挟むように持つと◎ イメージ3

ツールケースにも余裕で入りました。

第3位TOPEAK「ローディー DA-G」

TOPEAK「ローディー DA-G」 イメージ

TOPEAK
ローディー DA-G
実勢価格:4312円

サイズ:L218×W34×H31mm
重量:116g
対応気圧:120psi(約8bar)
対応バルブ:仏式

押したときだけでなく引いたときも空気を充填するデュアルポンプアクションを備えているのが、第3位のTOPEAK「ローディー DA-G」です。

効率がよく10製品で唯一300回のポンピングで7barに達しましたが、押すときだけでなく引くときにも負荷がかかるためと、体力に余裕がないと厳しいです。

空気圧ゲージが付属しているため空気圧がわかるのは上位のポンプに対するアドバンテージです。空気圧はデュアルヘッド デジタルゲージと比べて少し高めに表示されました。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 2.57bar/37.4psi
  • 200回時の空気圧: 5.44bar/78.9psi
  • 300回時の空気圧: 7.23bar/104.9psi
  • 7bar充填までの回数: 300回

採点結果

  • 入る空気の量: 35/40pt
  • 入れやすさ: 20/40pt
  • 携帯しやすさ: 13/20pt
  • 合計: 68/100pt
採点結果 イメージ

金口はスクリューではありませんが、レバーを上げることでしっかりとバルブに固定できます。

採点結果 イメージ2
採点結果 イメージ3

エアゲージの外側の数字は「psi」、内側の数字は「bar」が単位になります。

採点結果 イメージ4
採点結果 イメージ5

ポンプを引いたときも空気が入るため、両手とも常に力をかけている必要がありました。100km以上走った後でパンクをすると、300回のポンピングはなかなか厳しそうです。

採点結果 イメージ6

長さは218mmと少々長めのため、今回用意したツールケースには入りませんでした。

4位: TNI「スーパーマイクロポンプ」

4位: TNI「スーパーマイクロポンプ」 イメージ

TNI
スーパーマイクロポンプ
実勢価格:2445円

サイズ:全長140mm
重量:80g
対応気圧:8bar
対応バルブ:仏式

10製品中2番めに短い全長140mmながら、第4位のTNI「スーパーマイクロポンプ」は2段階に伸びるポンプで思いのほか空気が入りました。

4barまではポンピングも軽めで、380回と時間はかかりましたが7barまで空気がしっかり入りました。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 2.06bar/29.9psi
  • 200回時の空気圧: 4.10bar/59.5psi
  • 300回時の空気圧: 5.87bar/85.2psi
  • 7bar充填までの回数: 380回

採点結果

  • 入る空気の量: 18/40pt
  • 入れやすさ: 30/40pt
  • 携帯しやすさ: 19/20pt
  • 合計: 67/100pt
採点結果 イメージ

携帯時から想像できないほど長く伸びます。また、精度が高いためポンプなめらかに伸縮しました。

採点結果 イメージ2

金口はスクリューではありませんが、レバーを引くことでしっかりとバルブに固定できます。

採点結果 イメージ3
採点結果 イメージ4

しっかり固定されるので手を離しても落ちることはなく、ポンピング中もほとんど動きません。

採点結果 イメージ5

100回くらいまではほとんど力を入れる必要がないくらいポンピングが軽いので驚きました。

採点結果 イメージ6

フレームに取り付けていることを忘れるほどの小ささです。

採点結果 イメージ7

ツールバッグにも余裕で入りました。さらに小さいサドルバッグでも入りそうです。

5位: LANDCAST「マジックポンプ ゲージ付きモデル」

5位: LANDCAST「マジックポンプ ゲージ付きモデル」 イメージ

LANDCAST
マジックポンプ ゲージ付きモデル
実勢価格:2980円

サイズ:200mm
重量:110g
対応気圧:300psi(約20bar)
対応バルブ:仏式/米式

インターネット上で“例のポンプ”として人気を集めるているのが第5位のLANDCAST「マジックポンプ ゲージ付きモデル」です。

人気の火付け役となったのはゲージなしモデルでしたが、本製品はウワサになったポンピングの軽さはそのままに、空気圧をチェックできるゲージ付きのモデルです。

バルブは仏式と米式で、対応気圧は10製品中最高の約20barです。定期的にオイルの注入が必要と、メンテナンス面ではライバルより手間がかかります。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 2.09bar/30.4psi
  • 200回時の空気圧: 4.04bar/58.6psi
  • 300回時の空気圧: 5.84bar/84.8psi
  • 7bar充填までの回数: 380回

採点結果

  • 入る空気の量: 18/40pt
  • 入れやすさ: 32/40pt
  • 携帯しやすさ: 14/20pt
  • 合計: 64/100pt
採点結果 イメージ

ゲージがついているためヘッドが大きめです。

採点結果 イメージ2

金口は通常の状態だと米式、伸ばすと仏式のバルブに対応。先端部分が回転してスクリューでバルブに固定できます。

採点結果 イメージ3

ゲージの単位は「psi」です。デュアルヘッド デジタルゲージと比べると少し数値が高めに出ました。

採点結果 イメージ4

ウワサどおり、4barくらいまではポンピングにあまり抵抗がありませんでした。

採点結果 イメージ5

クランプにはマジックテープで固定します。

採点結果 イメージ6

ヘッド部分が大きいため、ツールケースには押し込むように入れます。

6位: パナレーサー「BMP-23AEZ-B」

6位: パナレーサー「BMP-23AEZ-B」 イメージ

パナレーサー
BMP-23AEZ-B
実勢価格:2900円

サイズ:全長約170mm
重量:約100g
対応気圧:130psi(約9bar)
対応バルブ:仏式・米式

同社のBFP-AMAS1をしのぐポンピングの軽さに驚かされた第6位のパナレーサー「BMP-23AEZ-B」

7barまで400回のポンピングを要したものの、とにかく押しが軽いので疲れませんでした。バルブには長めのホースでつなぐため、空気が入れやすかったのも印象的です。

ヘッドは両面が使用でき、それぞれ仏式・米式に対応します。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 1.92bar/27.9psi
  • 200回時の空気圧: 3.70bar/53.7psi
  • 300回時の空気圧: 5.40bar/78.4psi
  • 7bar充填までの回数: 400回

採点結果

  • 入る空気の量: 12/40pt
  • 入れやすさ: 31/40pt
  • 携帯しやすさ: 15/20pt
  • 合計: 58/100pt
採点結果 イメージ

ポンプは意外と伸びずコンパクトです。

採点結果 イメージ2

ヘッドは青が仏式、赤が米式に対応します。

採点結果 イメージ3

なお、仏式は右のように先端までネジ山がないバルブだと、5barくらいでヘッドが固定できなくなりました。チューブ購入時には注意しましょう。

採点結果 イメージ4

とにかくポンピングが軽いので、7barまで一気に入れられます。ホースに長さがあるので力が入る体勢をとりやすくなります。

採点結果 イメージ5

クランプにはマジックテープで固定します。

採点結果 イメージ6

ツールケースにも余裕で収まりました。

7位:
GIYO「GP-61S」

7位:GIYO「GP-61S」 イメージ

GIYO
GP-61S
実勢価格:1210円

重量:120g(実測)
対応気圧:120psi(約8bar)
対応バルブ:仏式・米式

第7位のGIYO「GP-61S」は1500円以下という低価格ながら、ポンピングは上位製品に迫る軽さでした。

ヘッド内部のアダプターを付け替えることで仏式・米式を変更可能です。金口の固定が弱いのか、ポンピングが280回を超えるとたびたび外れるようになり、約5.7barで完全に空気が入らなくなりました。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 2.97bar/43.2psi
  • 200回時の空気圧: 5.08bar/73.8psi
  • 300回時の空気圧: 5.16bar/74.9psi
  • 7bar充填までの回数: ×(5.72bar)

採点結果

  • 入る空気の量: 20/40pt
  • 入れやすさ: 22/40pt
  • 携帯しやすさ: 13/20pt
  • 合計: 55/100pt
採点結果 イメージ

ポンプは2段階に伸びます。200回までは上位に迫る空気圧でしたが、280回あたりから空気圧に負けてバルブから抜けてしまうことが増え、最終的に7barまで充填することができませんでした。

採点結果 イメージ2

ゲージは数値はデュアルヘッド デジタルゲージより少し高めでした。単位は「psi」です。

採点結果 イメージ3

本体が長めで、ポンプも伸びるため、回数が増えて重くなってくると押し込むのが大変でした。

採点結果 イメージ4

専用クランプ込みの重量は137g(実測)。ツールケースには入りませんでした。

8位: クランクブラザーズ「クリック HP」

8位: クランクブラザーズ「クリック HP」 イメージ

クランクブラザーズ
クリック HP
実勢価格:6327円

サイズ:260mm
重量:128g
対応気圧:8bar
対応バルブ:仏式

第8位はT字になるハンドルと、本体に内蔵されたホースが特徴のクランクブラザーズ「クリック HP」です。

組み立てると大きくポンピングしやすいですが、約4barで本体とホースをつなぐ磁石が外れてしまい、7barまでは入りませんでした。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 2.82bar/40.9psi
  • 200回時の空気圧: 3.95bar/57.4psi
  • 300回時の空気圧: 4.31bar/62.6psi
  • 7bar充填までの回数: ×(4.05bar)

採点結果

  • 入る空気の量: 14/40pt
  • 入れやすさ: 24/40pt
  • 携帯しやすさ: 10/20pt
  • 合計: 48/100pt
採点結果 イメージ

使用時にはハンドルをT字にし、本体に内蔵されているホースを取り付けます。本体とホースは磁石でつながりますが、磁力が弱めです。

採点結果 イメージ2

金口はスクリューになっており、バルブにしっかり固定できました。ゲージは右が「bar」、左が「psi」です。ゲージは誤差が多少大きめ、数値はデュアルヘッド デジタルゲージより高めでした。

採点結果 イメージ3

T字ハンドルで力は入れやすいのですが、ホースにゲージが付いているため片手がスプロケットにふれそうな位置になってしまうのは残念でした。

採点結果 イメージ4

長さは260mmと10製品中最長。ツールケースには収まりません。

9位:
Lezyne「POCKET DRIVE」

9位:Lezyne「POCKET DRIVE」 イメージ

Lezyne
POCKET DRIVE
実勢価格:4950円

サイズ:140mm
重量:79g
対応気圧:11bar
対応バルブ:仏式/米式

第9位はLezyne「POCKET DRIVE」です。全長140mmとコンパクトながら、携帯時は本体に内蔵できるホースによって、しっかり力を入れてポンピングできました。

重さも100gを切る79gです。ホースの装着方向によって仏式と米式を変更できるのが便利です。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 1.78bar/25.9psi
  • 200回時の空気圧: 3.41bar/49.5psi
  • 300回時の空気圧: 5.01bar/72.8psi
  • 7bar充填までの回数: 480回

採点結果

  • 入る空気の量: 7/40pt
  • 入れやすさ: 20/40pt
  • 携帯しやすさ: 19/20pt
  • 合計: 46/100pt
ポンピング イメージ

ホースは本体内に収納されていて、取り付ける向きによって仏式と米式に対応します。

ポンピング イメージ2

左が仏式、右が米式です。

ポンピング イメージ3

本体はコンパクトですがホースのおかげで力を入れやすい体勢で、しっかり空気を充填できます。ポンピングも3barくらいまでは余裕がありましたが、そこから7barまでは何度も休憩が必要でした。

ポンピング イメージ4

クランプにはマジックテープで固定します。ツールケースに入れても場所をとりません。

10位:
air bone「Supernova Pump」

10位:air bone「Supernova Pump」 イメージ

air bone
Supernova Pump
実勢価格:2090円

サイズ:99mm
重量:59g
対応気圧:7bar
対応バルブ:仏式

全長99mm、重さ59gと10製品でも群を抜いてコンパクトだったのが第10位のair bone「Supernova Pump」です。

専用クランプでフレーム取り付けが可能なのはもちろん、小さめのツールケースやサドルバッグにも収まります。

この小ささは魅力ですが、テストでは約6bar、560回ポンピングしたところで重くてポンピングできなくなりました。

ポンピング

  • 100回時の空気圧: 1.12bar/16.3psi
  • 200回時の空気圧: 2.50bar/36.3psi
  • 300回時の空気圧: 3.72bar/54.0psi
  • 7bar充填までの回数: ×(6.15bar)

採点結果

  • 入る空気の量: 3/40pt
  • 入れやすさ: 16/40pt
  • 携帯しやすさ: 20/20pt
  • 合計: 39/100pt
採点結果 イメージ

金口は別パーツとなっていて、使用時に取り付けます。

採点結果 イメージ2

金口にはスクリューがあり、バルブにしっかりと固定できます。

採点結果 イメージ3

一度に入る空気量が少ないためか200回まではあまり力をかける必要はありません。大変なのは400回を超えてから。1回押し込むごとにかなりの力が必要になりました。 

サイズ・軽さ・デザイン etc. 選ぶポイントを決めましょう

いかがでしたでしょうか。実際に使ってみるまでは7barまで空気が入るのか不安でしたが、7製品がクリアするという上々の結果になりました。総合的な評価で勝ったのは「エアフレックスレーサー ブラック」でしたが、特に第6位まではどれを選んでも外れはありません。

7bar充填までの回数ランキング

  • 製品名: 回数
  • 【1】ローディー DA-G: 300回
  • 【2】エアフレックスレーサー ブラック: 320回
  • 【3】ローディーTT ミニ: 340回
  • 【4】スーパーマイクロポンプ: 380回
  • 【5】マジックポンプ ゲージ付きモデル: 380回
  • 【6】BMP-23AEZ-B: 400回
  • 【7】POCKET DRIVE: 480回
  • Supernova Pump: 未達成(6.15bar)
  • GIYO GP-61S: 未達成(5.72bar)
  • クリック HP: 未達成(4.05bar)

なお、どうしても空気が入れにくい場合には、補助チューブを使うと解消できることもあります。

7bar充填までの回数ランキング イメージ

グランジ
ポンプアダプター(上)
実勢価格:748円

サイズ:350mm
ポンプ側バルブ:仏式
自転車側バルブ:仏式/米式

TRISPORTS
お助けチューブ(下)
実勢価格:698円

サイズ:200mm
ポンプ側バルブ:米式
自転車側バルブ:仏式

形状やサイズなど、重視したいポイントを決めてサイクリングの相棒を選んでください。