ロイヤル気分が味わえる! 皇室ゆかりの品をお取り寄せで

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“宮内庁御用達”というフレーズ、なにか特別感がありますよね。天皇家や皇族に納入する業者を“宮内庁御用達”と呼び、一つのブランドとなっていました。

戦後に制度としてはなくなっていますが、今もその言葉は残り、伝統の味と格式を守り続ける老舗の名品がそろっています。

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わたしたち庶民にはちょっと手が届かないものばかりでは……? と思いますが、探してみるとそんなこともなく、わたしたちでも手に入るものもけっこうあるんです。

今回は、海の幸や山の幸、和菓子、洋菓子など、ピックアップした15製品を一気にご紹介してまいります!

江戸時代からの“天下の三珍” 天たつの汐うに

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天たつ
越前仕立て 汐うに 桐箱入り 35g
購入価格:5940円

創業文化元(1804)年に福井藩松平家の御用商として始まった「天たつ」。日本三大珍味の一つと言われる「越前仕立て 汐うに」をお城に納めてきました。

汐うには当時福井藩から将軍家、各大名家への贈り物として使われ、昭和天皇がお気に召されて以来、ご献上・お買い上げされている名品です。

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バフンウニの卵巣に塩を使って保存食にする塩蔵法は江戸時代からの伝統。肥後のカラスミ、三河のくちことともに「天下の三珍」とされています。

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ねっとりとした濃厚な味わいは酒肴にぴったり。日本が誇る、由緒正しき逸品といえます。

シコシコした食感が特徴 白銀本舗のかまぼこ

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白銀本舗
白銀(5本入り)
購入価格:4320円

1919(大正8)年創業の「白銀本舗」。店主は天皇の料理番として知られる秋山徳蔵と親交があり、戦前から宮内省にかまぼこを納品していました。

戦後も1952(昭和27)年から宮内庁御用として宮中に納められている伝統の味です。

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昭和11年に当地在住だった松岡洋右元外相によって「白銀」と命名。単品なら1本648円。クール宅急便で届きます。

米沢牛の旨みを凝縮 登起波牛肉店の登起波漬

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登起波牛肉店
米沢牛 登起波漬(325g・5~7枚/ロース・モモ肉 ※枚数は目安です)
購入価格:5400円

1894(明治27)年に創業した「登起波牛肉店」は、米沢市の牛肉店では最も古くから営業している老舗。

1925(大正14)年、当時の皇太子殿下(昭和天皇)が御来県した際に、登起波漬を2樽お買い上げになったそうで、その後も宮内庁にたびたび献上している名品です。

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米沢の酒粕と熟成した地味噌に漬け込んだ伝統品は、クール便のない時代には保存性の高さが重宝されました。

フライパンに水を入れて、強火で煮立たせて焼くのがおいしい食べ方です!

カステラと言えばやっぱり 文明堂の特撰五三カステラ

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文明堂東京
特撰五三カステラ 1B号(1本10切入/桐箱入)
購入価格:3240円

明治33年に中川安五郎が長崎丸山町で創業し、その弟の宮崎甚左衛門が大正11年に東京1号店を出店。大正14年に宮内省御用達となりました。

制度廃止後も皇室へと献上されているそうです。

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小麦は国産、砂糖は徳島産の和三盆糖など素材にもこだわりが。卵黄たっぷりに焼き上げられたカステラは、口いっぱいに幸福感が広がります。

宮内庁御用達の極上焼海苔 山本海苔店 旭の海

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山本海苔店
極上銘々焼海苔「旭の海」
42袋詰 (8切 5枚)
購入価格:1万800円

1849(嘉永2)年、日本橋室町で創業した山本海苔店の「極上銘々焼海苔 旭の海」。

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2代目が焼き海苔にしょうゆやみりんで味を付けた「味附け海苔」を考案。明治天皇に献上し、それを機に宮内省御用達を賜りました。

伝統の手練り製法 佐藤養助 稲庭干饂飩

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佐藤養助商店
稲庭干饂飩(化粧箱入り・150g×5・麺長36cm)
購入価格:3240円

※リンク先は100g×7束の商品です

1860(万延元)年創業の「佐藤養助商店」。稲庭干饂飩そのものは300年以上前から作られている秋田の伝統品です。

明治期の内国勧業博覧会への出品がきっかけとなり、1887(明治20)年に宮内省御用達となりました。

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無添加、無着色。機械を一切使わない手練り製法で伝統の味を守り続けています。家庭用(180g・麺長27cm・540円)もあります。

日本初の本格フランス菓子店 コロンバンのフールセック

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コロンバン
フールセック(9枚入)
購入価格:550円

フランス菓子店として有名なコロンバン。後に創業者となる門倉國輝が1915(大正4)年に宮内省大膳寮員を拝命し、菓子製造視察のために渡仏。

帰国後に日本初の本格フランス菓子店として「コロンバン」を創業し、宮内省御用達となりました。

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フールセックは良質なバターをたっぷり使った風味豊かな焼き菓子。原宿本店サロンの他、関東・中京・関西のショップ及びサロンでも販売しています。

上品な桜の香りが漂います 銀座木村屋 酒種あんぱん

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銀座木村家
元祖酒種あんぱん 詰め合わせ(10個入り)
購入価格:1850円

1869(明治2)年創業の「銀座木村屋」。1874年に初代木村安兵衛が酒の酵母菌で膨らませた生地に餡を包んだ酒種あんぱんを発明し、評判となります。翌年に山岡鉄舟が宮中に献上し、明治天皇皇后両陛下がお召し上がりになりました。

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ちなみに、献上する際に八重桜の塩漬けをあんぱんのへそに添えたのが「桜あんぱん」の始まりだそうです。

北海道の大豆と沖縄の塩 天然醸造した八丁味噌

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合資会社八丁味噌
八丁味噌・国産大豆使用(800g・化粧箱入)
購入価格:1900円

1645年創業の「八丁味噌」は1892(明治25)年より宮内省へ味噌を納入。1901(明治34)年、宮内省御用達を拝命し、その後も納入は続きました。

ちなみに八丁味噌という名前は、岡崎城から西へ八丁(約870m)の八丁村(現・岡崎市八帖町)で作られたということに由来しているそうです。

国産大豆の一大産地、北海道トヨマサリの大豆と沖縄の塩だけを使い、二夏二冬以上天然醸造。昔ながらの製法で造られています。近年はヨーロッパからの引き合いもあるという逸品です。

園遊会仕様の豊穣な香り 珠屋小林珈琲 ロイヤルブレンド

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珠屋小林商店
珠屋小林珈琲 ロイヤルブレンド 袋入200g
購入価格:1242円

1937(昭和12)年創業の「珠屋小林商店」。コーヒーを陸海軍の御用品として納入していた実績から、宮内省御用達を拝命。宮内庁主催の園遊会などでは国賓の方々にも振る舞われていたそうです。

皇室に納めているブレンドに最も近いのがこの「ロイヤルブレンド」。厳選した生豆をベースに時間をかけて直火で焙煎しています。もちろん一番人気商品です。

茶人も旅人も嗜んだ逸品 原了郭の御香煎

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原了郭
御香煎(木筒13g)
購入価格:1980円

創業は1703(元禄16)年の「原了郭」。香煎とは白湯に浮かべて香りを楽しむ嗜好品です。江戸時代には茶屋や宿場に必ず置かれ、茶人にも旅人にも愛されました。

原了郭は明治から大正期にかけて宮内省御用達を拝命。

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その後、1953(昭和28)年の松山での国民体育大会の際に昭和天皇皇后両陛下により御用命が。それから13年後(昭和41年)の植樹祭でも再び御用命があり、両陛下がお召し上がりになったという名品です。

昭和天皇も召し上がった 六時屋の手巻きタルト

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六時屋
タルト(10個入)
購入価格:1296円

六時屋の「切タルト」です。こし餡の原料は北海道産の厳選された極上小豆。食品添加物や保存料は一切使っていません。

すだれ巻き製法で、一本一本作っています。

武将も愛した饅頭の元祖 志ほせ饅頭

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塩瀬総本家
志ほせ饅頭
購入価格:2660円

※Amazonは9個入り、楽天は20個入りの商品です。

1349(貞和5)年創業、塩瀬総本家の「志ほせ饅頭」です。南北朝時代に中国帰りの僧、林淨因が肉食を禁じられた僧のために小豆を煮詰めた餡を皮に包んだ饅頭を発明し、奈良で売り出したのが始まり。

宮中や将軍家からも愛され、明治時代には「宮内省御用」を拝命しました。

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ふっくらした柔らかい皮は大和芋。上品な甘さの餡は、北海道十勝平野に位置する音更町の小豆。豊かな風味が口いっぱいに広がります。

和三盆使用の極上黄身餡 清月堂 おとし文

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清月堂本店
おとし文
購入価格:2800円

1907(明治40)年、銀座7丁目で創業した「清月堂」。水羊羹と葛桜が評判となり、伊藤博文や山縣有朋、西園寺公望からも好まれました。1934(昭和9)年より宮内省御用を拝命し、ご紋入りのお菓子や羊羹などを納入。

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「おとし文」は黄身餡をこし餡で包んだ蒸し菓子で、和三盆を使った極上の餡が上品な甘さ。店の看板商品となっています。

以上、宮内庁ゆかりの逸品15選でした。

どれも創業100年超の老舗ブランドのたしかな味。大切な方への贈り物や、ときには自分へのごほうびにも、いかがですか?