ホッチキスで壁掛けテレビが 実現できる!?
最近のテレビは薄型化、軽量化が進んでいます。ここまで軽くなったら、壁掛けしちゃうのもアリかも? なんて思うかもしれませんが、実際にやるとなると準備が面倒くさそうだし、業者さんに頼むのも高そうだし、そもそも壁に穴を開けられない……なんて感じであきらめがち。
2×4という木材を使って壁掛けを実現する方法もありますが、これも専門知識がないとちょっと大変そうです。そこで、探してきたのがこの「壁美人」です。これならホッチキスで固定するだけで壁掛けテレビが実現できちゃうんです。おまけに、壁に傷もつかないとのこと。
とはいえ、実際に試してみて失敗してしまったら補修費という地獄が待っています。そこで、まずは編集部員が自宅でテストをしてみました。
[使用アイテムはコレ]
STARPLATINUM(液晶テレビ壁掛け専門店)
(上)壁美人 チルト
(下)TVセッター
TI200 Mサイズ
実勢価格:1万6800円
※2つセットの価格です
一見、なんだかよくわからない上のプレートが「壁美人」の正体。穴の中にホッチキスを打ち込んで、まずこれを壁に固定し、そこに受け金具(ここではTVセッター)を装着し、テレビなどを固定するという仕組みです。
ちなみに、ホッチキスは10号の針を使用するタイプであれば何でもOKです。
2人で作業したら30分足らずで 壁にテレビが引っ付いた!
それでは、DIY初心者の編集部員2名による、実際の取り付け行程をご覧下さい!
[工程①:テレビ本体にTVセッター装着]
最初は、テレビ本体に「TVセッター」を装着します。全行程を通じ、ドライバーを使うのはここだけ。作業はカンタンで10分程度で終わります。
[工程②:ホッチキスをひたすら打つ]
ここがメイン作業。
テレビをかける壁に「壁美人」を固定する作業です。具体的には「壁美人」にある240箇所の各スペースに、ホッチキスを2回ずつ打っていきます。四角い穴めがけてカチャカチャと240×2回分、ひたすらホッチキスを打ちましょう。少し疲れますが単純な作業です。
壁美人自体に重量があるので、設置の際は誰かに支えてもらうと作業がはかどります。
[工程③:テレビを掛ける]
ホッチキスを480回打ったら、もう作業は終盤。ホッチキスで固定した「壁美人」にTVセッターをひっかけて、下からネジを回せば設置完了。耐久性もバツグンです!
ここでのポイントは、後の作業をラクにするために、先にテレビ周りの配線をしておくことです。引っ掛けてから配線を整えるのは、かなりしんどいと思います。
……ちなみに、TVセッター装着から数えて、わずか30分ほどで全行程が終了しちゃいました!
業者さんに頼まなくても ココまでできました!
終わってみればリビングの壁にしっかりとテレビが設置できました。設置から数カ月このまま暮らしましたが、まったくグラつきもしない、カンペキな仕上がりでした!
その後引っ越しをした際に剥がしてみたのですが、ホッチキスで480箇所開けた跡は本当に残りませんでした。これなら大家さんにもバレない!
ちなみに、壁美人で壁にかけられるのは何もテレビだけじゃありません。
AVラックにディスプレイシェルフ、果ては本棚までOK。あまりにもアレコレでき過ぎますので、後日、別パターンのテストもご報告します!
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